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【RISE】復帰戦迎える清水「油断せずしっかり倒したい」

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2017/05/19(金)UP

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1年2カ月ぶりの復帰戦を迎える清水(右)。番狂わせを狙うジュグン(左)をKOすることが出来るか

 5月20日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 117』の計量・記者会見が、19日(金)都内にて正午より行われた。

 RISEヘビー級王者・清水賢吾(極真会館)が、約1年2カ月ぶりの復帰戦。韓国ヘビー級の新鋭で13勝2敗の戦績を持つヤン・ジュグン(韓国)と対戦する。

 会見に出席した清水は「久しぶりの試合で緊張すると思いますが、力を出し切ってしっかり倒したい」とKOでの復帰を目指す。

 昨年3月の『RISE 110』でルイス・モライスと対戦し、延長Rまで及ぶ死闘を制したものの、その代償は大きく眼窩底骨折の怪我を負い長期戦線離脱。「練習が出来なかったのでウェイトトレーニングなどの身体作りから始めました。文字通りゼロから作りました。年齢歴に(33歳)引退を考えることもありましたが、練習するうちに前よりも強くなれる自信が生まれました」と、一度は引退を考えたこともあったという。

 以前よりも強くなれるとの想いから復帰したが、今回はブランクもあり試運転的な意味合いが強い。「復帰戦の相手としてちょうどいい。試合映像を見ましたが強い選手なので油断せずにしっかり倒したい」と、この試合で弾みをつけたいと語った。

 対するジュグンは「RISEに出られることもチャンピオンと戦えることも光栄です。明日はいいチャンスをゲットして自分の力を証明したい。清水選手は僕よりもいい選手だし、経験がいっぱいある。僕は頑張らないと勝てないでしょう。でも、清水選手にKOで勝たないとまた試合を組んでもらえないと思うので勝ちます」と、清水をKOして連続参戦を狙いたいと野望を燃やした。

火花を散らす工藤(左)と森本(右)

 今大会の裏メインと目されているのが、セミファイナルで行われるRISEフェザー級3位・森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラ葛西)vs同級4位・工藤政英(新宿レフティージム)。森本は12勝のうち8勝がKO、工藤は14勝のうち10勝がKOと共に倒し屋だ。

 森本は「バチッと倒して次に進みます」、工藤は「やるかやられるかのめちゃ噛み合う面白い試合になるのでお楽しみに」と、両者とも強気なコメント。

 工藤は必殺のボディブローを武器とするが、森本は「腹筋をしてきたので対策は出来ている」と豪語。しかし、どれくらいやってきたのかと突っ込まれると「本当はやってない」と本音が出て、場内は笑いに包まれた。

 しかし、工藤は「森本選手は気持ちが強いのでボディでは倒れないイメージがある。別の技で倒したい」と、ボディブロー以外の技で倒すことを予告。「森本選手は右が強いので注意します。打ち合う面白い試合になると思います」と、激闘を誓った。

前回は衝撃的なKOを飾った優吾。打倒・那須川天心の最右翼として注目されている

 また、第7試合でRISEバンタム級4位の優吾・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM)と対戦するWMC日本バンタム級王者・知花デビット(エイワスポーツジム)は予備計量で850グラムオーバー。他の全ての計量と会見が終了した時に計量が行われ、無事クリアーした。

 一人で会見に出席した優吾は「前回KO出来たので、続けてKO出来るように頑張ります。相手はパンチも蹴りも強くてオールラウンダーですが、対策は映像を見ると怖くなるので会長に見てもらって対策をたててもらいました。あとは会長が僕に教えてくれたこと、言われたことをやるだけです」と、強気なのか弱気なのか分からないコメントをしていた。

●編集部オススメ記事
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