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【パンクラス】フライヤーが村田夏南子に「肉を食べず野菜を食べろ」

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2017/06/30(金)UP

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豪快なミドルキックをミットに叩き込むフライヤー

 7月2日(日)東京・ディファ有明で開催の『PANCRASE 288』に出場する、クレア・フライヤー(オーストラリア)が6月30日(金)都内にて公開練習を行った。フライヤーはRIZINの村田夏南子(フリー)と対戦する。

 フライヤーはパンチ、ミドルキック、ヒザ蹴りのミット打ちを公開し、「私はムエタイ、キックボクシングがバックグラウンドなので(アマチュアで5勝4敗)ストライカー(打撃を主体とするタイプ)。村田はレスラーだから打撃では私の方が優っていると思う。でも、今のMMA(総合格闘技)は全て出来ないと勝てないので、総合力で戦うべきだと思っているわ」と、自分は打撃だけの選手ではないと語った。

 フライヤーは12年前からブルース・リーが創始した格闘技であるジークンドーを4年学んだ後にキックボクシングへ転向。2009年からMMAのトレーニングを始めた。試合数が4勝2敗と少ないのは、女子の試合がなかなか組まれないからだという。ジークンドーに関しては「ジークンドーならではの対応を純粋なMMAではない局面の時に出せる可能性があると思う」と話す。

 両者は当初、4月大会で対戦する予定だったが、村田が練習中に負傷して今回に延期となった。「最初に延期の知らせを聞いた時はとても残念だったわ。私の友だちにも日本が大好きな人がたくさんいて、私自身も楽しみにしていたし、パンクラスという世界でも有名な団体で試合が出来ることと合わせてとても興奮していたから。でもすぐに練習を再開して、2回もトレーニングキャンプが出来たからより強くなれたわ。いい試合が出来ると思う」と、プラスに考えているようだ。

 村田のことは「とても強い」と評し、「全局面で立ち向かっていい試合になればいいと思う。もちろん打撃でKO出来れば素晴らしいけれど、どんな勝ち方でもいいから勝ちたい」と、強く勝利を願うフライヤー。

 また、熱心なベジタリアンであり20年間、肉を食べたことがない、とも。村田にも「肉を食べずに野菜を食べなさい。そうすればとても健康になれるし、エナジーが満ち溢れるわよ」とメッセージ。ファンには「ここへ来たのは勝つため。私が勝つ姿を見て欲しいわ」とメッセージを送った。

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