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【ボクシング】54年の歴史に幕、名門ヨネクラジム最後の日

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2017/09/01(金)UP

・築60年、建物の歴史と今後 

築60年経過するヨネクラジムの建物

 ヨネクラジムはプロボクシング日本フライ級王座、東洋太平洋バンタム級王座を獲得した米倉健司が1962年(昭和37年)に現役選手を引退し、翌年の63年(昭和38年)に都内にヨネクラボクシングジムを開設。67年(昭和42年)に目白の現在地にあった敷地面積が約100坪、木造2階建ての農具会社兼倉庫の内部を1階をジムに2階をアパートに改装した。

昭和38年の航空写真。右側の細長い建物が後にヨネクラジムとなる建物。線路を挟んである大きな空き地は奇しくも極真の前身の大山道場が昭和31年ごろまで野天道場としていた石炭置き場

 建物自体は1958年(昭和33年)に建てられ、約60年が経過している。土地、建物は米倉会長の所有となっており、ジムは閉鎖するが建物を今後どうするかは未定。2階は米倉荘として現役選手及びOBが暮らしている。

 目白駅から池袋へ向かう電車の右側の車窓にいつも見えたこの巨大な建造物と選手募集の看板。老朽化が進むがこの貴重な昭和の建物の存続を見守りたい。
(取材・文 吉倉拓児)

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