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【RIZIN】ダンヘン欠場で桜庭和志vsフランク・シャムロック決定

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2017/09/29(金)UP

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桜庭(左)とフランク・シャムロック(右)が時を経て激突

 10月15日(日)マリンメッセ福岡にて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント1st ROUND-秋の陣-』の記者会見が9月29日(金)都内にて行われ、対戦カードの変更が発表された。

 当初、桜庭和志とグラップリングルール(組み技限定ルール)で対戦することが決まっていた元PRIDEミドル級&ウェルター級王者ダン・ヘンダーソン(46=アメリカ、以下ダンヘン)が欠場。代わって元UFCライトヘビー級王者フランク・シャムロック(44=アメリカ)が桜庭と同じくグラップリングルールで対戦する。

 ダンヘンは今回の試合に向けてトレーニングする中、古傷で引退後に手術もした首を再び痛めて欠場することに。代わりの選手としてヘンゾ・グレイシーや菊田早苗の名前も候補にあがったが、桜庭自身が最も反応が良かったフランクに決定した。

 フランクはケン・シャムロックの義弟で、1994年12月に日本のパンクラスでプロデビュー。1995年11月にパンクラスのエース船木誠勝を破り、1996年1月には鈴木みのるを破ってキンブ・オブ・パンクラス暫定王座に就いた。1997年12月にはUFCミドル級(現ライトヘビー級)王座に就き、4度の防衛を果たすと王者のままUFCを離脱。2003年3月にはWEC世界ライトヘビー級王座、2007年6月にはStrikeforce世界ミドル級王座と、アメリカ主要団体のタイトルを総なめに。

 1997年10月にはダンヘンとグラップリングマッチで対戦し、56秒で一本勝ちを収めている。2010年6月に現役を引退し、現在はRIZINの海外向け放送で解説者を務めているが、「私は桜庭とどんな形でもよいからずっと対戦がしたかった。ようやくその機会が巡ってきた。桜庭はもう逃げられない。私は彼から一本を取るために日本へ行く」と、桜庭とならぜひやりたいと今回の試合を承諾したという。

 桜庭vsフランクは両者が全盛期の時に『PRIDE』で何度も実現が噂され、ファンも待望していた夢のカード。榊原信行RIZIN実行委員長は、「PRIDE時代に実現しなかったのは、タイミングが合わなかったのと縁がなかったから。兄のケンが先にPRIDEに出たので兄が出るところに後から出ていくことに抵抗があるのかな、と思ったこともありました。

 でも大人になって丸くなって、RIZINが始まった頃からアメリカへ行くたびにコミュニケーションしている中で、自分にやれることはやりたい、と言われていました。今回は急転直下、ハプニングがあって実現できましたが、桜庭も昔からフランクとはやりたいと言っていたんです。今回、桜庭も喜んでいました。グラップリングの面白さが伝わる、勝負論がある作品になると思います」と、選手同士にとってもプロモーターとしても実現したかったカードだと話す。

 なお、ルールは「転嫁が早く、アグレッシブに一本を取り合うようなルールにします」と現在調整中で近日中に発表するとのこと。

●欠場したダン・ヘンダーソンのコメント
「今回欠場することになってしまいとても残念に思っている。でも日本のファンの前で再びパフォーマンス出来るように怪我を治して絶対に戻って来るつもりだ」

●編集部オススメ記事
・桜庭とダン・ヘンダーソンが10・15福岡で対戦
【コラム】元UFC王者フランク・シャムロックが5年ぶりに来日

<変更対戦カード>
▼RIZINグラップリングルール
桜庭和志(フリー)
vs
フランク・シャムロック(アメリカ)

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