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【パンクラス】14年ぶりの日沖との再戦に高谷「KOで決着つける」

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2017/10/07(土)UP

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鋭い視線を交わす日沖(左)と高谷(右)

 10月8日(日)東京・ディファ有明にて開催される『PANCRASE 290』の前日公開計量が、7日(土)都内にて13:00より行われた。

 メインイベントで対戦する第3代SRCフェザー級王者&修斗第9代世界ライト級王者・日沖発(ALIVE)は66.25kg、DREAMフェザー級王者・高谷裕之(FIGHT FARM※高ははしごたか)は65.95kgで、それぞれフェザー級リミット(65.8kg以下=450グラムオーバーまで認められる)をクリアー。

 両者は2003年7月、ともにプロ4戦目の時に修斗で対戦しており、高谷が判定勝ちを収めている。今回は実に14年ぶりの再戦となった。

 高谷は「明日が楽しみ。ファイトスタイルは以前とそんなに変わらないと思うが、今回はダウンを取ったらそこで決まると思うので、きっちりと決めて決着をつけたい」と、前回は判定勝ちだったので今回はKOしたいとコメント。

「向こうもいい戦績を積んできているし、いろいろ考えてくると思うので、どう変わったのか、どうやって出てくるかが楽しみ」とし、日沖がUFCの舞台を経験していることについては「特にどうということはない」とした。

 今年2月に自身のジムFIGHT FARMをオープンし、「いい練習が出来たし、試合に100%集中してやることが出来た。ジムのトレーナー、ボクシングトレーナー、フィジカルトレーナーも協力してくれていい環境です。あとはガンガン攻めて勝つだけ。自分の戦いをしたいと思います」と、3連敗からの脱出を誓った。

 一方、日沖は「計量が終わってとりあえずホッとしています。明日に備えます」とコメント。フェイスオフの撮影で高谷と向き合い「来たな、って感じでした」と戦闘意欲が高まったようだ。

 再戦に関しては「14年も前のことなのであの頃のことを参考にはしていない。ルールも違うし、お互いにあの頃とは違うでしょう」と参考にならないとし、「今回は打撃の距離感を磨きました。あと試合の作り方も修正して。いつも以上にしっかり作ってきました。練習量も一番ピークでやっていた頃と同じくらいやってきましたね。MMA(総合格闘技)スパーリングを増やしました」と、準備は万端。

「以前対戦した時とは別人と考えている」という日沖には、こんな想いもあることを打ち明けた。

「僕がSRC(戦極)のチャンピオンになった時に、彼はDREAMのチャンピオンになった。お互いに時代を引っ張ってきたという自負があるので、思うところがあります。昔の自分に対するリベンジでもある。気合いが入っています」

 40歳になった高谷と34歳になった日沖。日本MMA界をけん引してきたベテラン同士のおそらく今回が最後となる対決。若手が台頭している中で、どのような試合を見せてくれるのだろうか。

●編集部オススメ記事
・高谷裕之と日沖発が14年ぶりの再戦
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