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【K-1】喜界島の星・岩下雅大「ヘビー級でも技術を出して勝ち上がる」

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2017/11/08(水)UP

デビューから12年越しの夢である、K-1ヘビー級の舞台に挑む岩下雅大

 11月23日(木・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN~初代ヘビー級王座決定トーナメント~』で、初代ヘビー級王座決定トーナメントに出場する、岩下雅大(33=BULLS)の試合直前コメントが主催者を通じて届いた。

 岩下は南国超人のリングネームでシュートボクシングにて活躍。天田ヒロミ、元DEEPメガトン級王者・川口雄介、高瀬大樹らから勝利を収めている。自らのチームを結成し、8月20日のKrush名古屋大会に参戦してBigbangヘビー級王者・愛鷹亮に勝利した。戦績は29勝(16KO)8敗。身長188㎝。

 トーナメント1回戦の相手はロエル・マナート(23=オランダ)。オランダ目白ジムの会長であり、名選手として日本でも活躍したアンドレ・マナートの息子だ。身長は197㎝とトーナメント出場選手の中で最長身。戦績は22勝(13KO)1敗。

 マナートの印象を聞くと「トーナメントに出ている外国人選手の中で一番やりやすい相手であり、やりたかった相手。スタイル的に自分と似ているし、噛み合う。そこで彼にないものを出せば勝つ可能性はある…というか勝ちます」と、望むところと言わんばかり。

打ち合いの中でも相手のスキを逃さずKOへと繋げる技巧派

 今回のトーナメントの戦略については「僕はオールマイティーに戦っていくタイプ。なので技術面を全面に出して優勝を狙っていきたい。ヘビー級でも技術がないとトーナメントを勝ち上がることは出来ないと思うので、技術面を出して倒すことがベストですね」と、長年の試合経験で培った職人技を見せるとの意気ごみ。

 岩下は鹿児島県・喜界島の出身だ。小・中学生の時にTVでK-1が放送されていて、自分もK-1のリングに上がりたいと思った。しかし当時島では格闘技を習う環境が無く、大阪の大学に進学し格闘技をはじめた。
 「大阪でジムに入門した時、最初に聞いたことが『僕でもK-1に出場できますか?』。入会動機の欄にも『K-1に出場すること』と書きました。その時からはだいぶ遠回りしてしまいましたが、ようやくK-1にたどり着くことが出来ました」と語る。

 岩下は1年前に上京、練習環境を変えて再スタートした。
「僕は結婚もしていて子どもも2人います。一時は就職して仕事をしていた時期もあったのですが、格闘技への想いを捨てきれなかったんですよね。『まだまだ身体が動くのに』と思ったり、テレビで試合を見て『アイツより俺の方が強いのに』と思ったり…。その中で妻が後押ししてくれて、自分自身『このままでは終わりたくない!』と思って、最後の夢に懸けて決断しました」

 憧れのK-1だが「K-1に出ることではなく、K-1でチャンピオンになることが目標。ここまで来たら必ず3回勝ってベルトを巻きたい」
 33歳、夢の舞台での挑戦が始まる。

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