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【K-1】王者・武居に喧嘩屋サラビアが勝利へ自信「負ける試合のオファーは受けない」

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2017/11/14(火)UP

王者・武居(左)と対戦する喧嘩屋サラビア(右)

 11月23日(木・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN~初代ヘビー級王座決定トーナメント~』で、スーパーファイトで対戦する武居由樹(21=POWER OF DREAM/第2代K-1スーパー・バンタム級王者)と今年の4月大会で武尊と真っ向から打ち合ったビクトー・サラビア(24=アメリカ/IFSフェザー級・MTU同級・TBA同級王者)の試合直前インタビューが、主催者を通して発表された。

 武居は9月大会で伊澤波人にKO勝ち。K-1に連続参戦となるが、大きな怪我もなく、すぐに練習を再開し連戦は問題ないという。

武居(右)は9月大会で伊澤にパンチでKO勝

 対戦するサラビアついて武居は「K-1の世界チャンピオンとして海外の選手と戦うことになるだろうなという予想はしていました。4月のK-1で試合を見た時、そこまで背が大きくなかったですし、体重も落とせるというコメントを見ていたので(階級を)落としてきそうだな、とは思っていました。(サラビアは)やはりパンチが一番の武器だと思うので、蹴りに注意しつつ、パンチをどう対処するかだと思います。その上でいつも通りに戦いたいですね」

 サラビアのパンチを警戒しつつも、いつも通りの戦い方でいくというが、お互いパンチ主体なので噛み合う試合になるのでは? この問いについては「僕は蹴りの選手よりもパンチの選手の方が噛み合うと思うし、気持ちが強くて前に出てくる選手の方がやりやすので、いい試合になるだろうなと思います」と撃ち合い必至の予感をさせる。

 この試合に勝てば、来年3月21日のさいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで行われる“新生K-1史上最大のビッグマッチ”「K’FESTA.1」への出場が見えてくる。武居は「K-1チャンピオンとして3月の『K’FESTA.1』に出たいので、11月も怪我なく勝って、3月に向けて準備したいです」とK’FESTA.1への前哨戦としてこの一戦に臨む。

サラビア(左)は武尊(右)に真っ向から撃ち合い、クロスカウンターも飛び出す。

 対するサラビアは4月大会で武尊に3R終盤にKO負けを喫したが、真っ向から打ち合ったファイトスタイルが印象的だ。3Rには後ろ蹴りが武尊の下腹部(急所)に入り悶絶させるなど、小遣い稼ぎのためにストリートファイトを繰り返していたという悪童時代ぶりを彷彿させた。サラビアは格闘技と出会ってストリートファイトからは足を洗っているが、戦いの天性からかプロ2戦目でWBCムエタイ・アメリカ王者をKOするなど瞬く間にトップファイターとなった

 サラビアは武居に対する印象として「K-1チャンピオンだし、素晴らしい選手だと思う。彼はパンチも蹴りも出来るオールラウンドファイターだけど、俺も彼と同じようにオールラウンドファイターだ。しかも俺の方がより多くの技を持っているし、間違いなく俺の方が優れている。結果を残している彼は(現在12連勝中)選手として素晴らしいし、尊敬に値する存在だ。でももし自分が負けるかもしれないと思っていたら、このオファーは受けていないよ」と勝ちへの自信を見せた。

 これに勝って次には武居の持つベルトにも挑戦したいというサラビア。今回、日本のファンには前回以上に見ていてドキドキ・ハラハラする最高の試合を見せるともいう。果たして武居はサラビアに勝ち「K’FESTA.1」へ繋げることができるか。

【関連】武尊があわやストップの危機も豪快KO勝ち(4月対サラビア戦)

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