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【ボクシング】京口、ロマゴンの弟分を「見たことない必殺パンチで倒す」

2017/11/17(金)UP

田口とともに会見に挑んだ京口(右)

 17日、東京・港区のホテルで、今年の大晦日にWBA世界ライトフライ級王者の田口良一(30=ワタナベ)とIBF世界ミニマム級王者の京口紘人(23=ワタナベ)の防衛戦が組まれることが発表された。会場は東京・大田区総合体育館。試合はTBS系列で全国放送される。

 京口の初防衛戦の相手は、近年の軽量級で最強神話を築いたローマン・ゴンサレス(ニカラグア)と同門で、同級3位のカルロス・ブイトラゴ(25=ニカラグア)となった。
 ブイトラゴは33戦30勝(17KO)2敗1分で、2009年にWBO世界ミニマム級ユース王者を獲得している。2敗は昨年と一昨年、WBA世界ミニマム級タイトルマッチに2度挑み判定負けによる結果だ。

京口の飛び込んでの左フックがヒット。これで相手はぐらつき畳みかけダウン。新王座に就いた

 京口は昨年4月のプロデビューから日本史上最速となる13カ月、8戦無敗で世界王者となった。この勢いで初防衛なるか。

 会見での京口は大阪の“芸人根性”すら感じさせるほど饒舌で「次の試合では日本人が見たことのない オリジナル必殺パンチで倒そうと思ってます」とぶち上げると、横で聞いていた井上孝志トレーナーもコテコテの関西人で
「マンガ『リングにかけろ』も色褪せるくらいのブーメランフックや、スペシャルダウンをかましたりますわ」と乗っかって見せた。

 これまでの京口が最も得意としてきた左のボディブローは、ボクシングを始めた頃から“丈ちゃん”と慕ってきた辰吉丈一郎直伝によるものだった。しかし新兵器は、海外のスター選手を真似たわけでもない「あくまでオリジナル」だという。いかなるものかは試合を見てからのお楽しみとのこと。

 リップパフォーマンスにも富んだ会見だったが、王者となって浮かれた様子は見当たらない。井上トレーナー自身も「 本音を言えば緊張で胸が押しつぶされそう」とぼやく場面もあったほどだ。もっとも今回の相手は、京口が「技術の手本」として何度も口にしてきたゴンサレスの「後継者」、「弟分」として期待されてきたブイトラゴなのだから、手本に一歩近づくのみならず、いつか超えるための重要な足がかりといえる一戦になる。誰かの方法ではなくオリジナルの作戦を練っている真意は、こうしたあたりにもあるかもしれない。

 京口本人は、会見の最後まで自信のある様子を変えずに語ってみせた。
「先日、大阪に帰ったときは丈ちゃんから“世界チャンピオンには、なりたくてもなれん奴のほうが多いのに、よう頑張ったわ”と初めて褒めてもらった。次の試合でもあっと驚く勝ち方をするので、みなさん褒めてくださいね!」とメッセージを送った。
(善理 俊哉)
・田口の大晦日の相手は八重樫を初回KOしたメリンドと対戦

 

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