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【K-1】山崎vs和島、新旧パワー対決の前哨戦はどちらも譲らず

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2017/12/27(水)UP

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山崎(左)と和島(右)の新旧スーパー・ウェルター級対決

 12月27日(水)東京・後楽園ホールで開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~SURVIVAL WARS 2017~』の前日計量&記者会見が、26日(火)13:00より都内にて行われた。

 第3試合のスーパー・ウェルター級(-70.0kg)ワンマッチに出場するBigbang(ビッグバン)同級王者・山崎陽一(34=K-1ジム・シルバーウルフ)はリミットちょうどの70.0kgで計量をクリアー。対する新星・和島大海(22=月心会・チーム侍)は69.8kgでパスした。

 山崎は今回の試合がキャリア42戦目となるベテランで、これまでに佐藤嘉洋、中島弘貴、渡部太基といった日本人トップファイターをはじめ、マラット・グレゴリアンやジョーダン・ピケオーといった世界の強豪との試合も経験。昨年は連敗が続いたが、今年9月にBigbangのベルトを獲得し、復活の狼煙を上げた。

 一方の和島はキャリアこそ8戦目だが、これまでに上げた6勝のすべてがKO勝ちと伸び盛り。今年1月にはKrush王座経験者の中島を相手に判定2-0で敗れはしたが健闘。以降も3戦連続でKO勝利を収め、好調を維持する。

 共に強靭なフィジカルと強打を持ち味とするベテランと新世代の新旧対決となったが、和島は「山崎選手はベテランなので自分はテクニックで勝てませんが、力でねじ伏せたいと思います」とやや遠慮気味。すると山崎は「自分はベテランですが、テクニックは無いので(笑)。パワー勝負になると思いますが、倒すことだけに集中して全力を出します」と、ベテランらしい余裕の笑みを浮べた。

 実際に計量で顔を合わせた際の印象については、「身長はデカイと思いましたし、顔つきも良いです」(山崎)、「体つきはやっぱりしっかりとしています」(和島)と、両者とも似た回答。さらに和島が「パワーでは負けないと思います」と言えば、山崎も「そこは自分の魅せどころなので負けたくないです」とお互い譲らなかった。

 山崎が経験の差を見せつけるか。和島が世代交代を告げることになるか。パワーファイター同士の豪快なKO決着の予感が強く漂う一戦となる。

●次ページ:第1試合&第2試合の出場選手コメント

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