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【RIZIN】大砂嵐、9月デビュー目指し渡米「しっかり育てていきたい」(榊原委員長)

2018/05/04(金)UP

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大砂嵐と契約の経緯と今後に懸ける期待を話した榊原実行委員長

 5月4日(金)福岡市内にて記者会見が行われ、大相撲元幕内の大砂嵐(26=エジプト)がMMA(総合格闘技)に転向、『RIZIN』でプロデビューを果たすことについて榊原信行RIZIN実行委員長が記者会見を行った。

「きっかけは1年ほど前に曙さんの紹介で食事をする機会があり、彼は各界入りする前はエジプトの体育大学にいたんですが、その当時にストリートファイトやMMAで60戦くらいして負けたことがない、と言っていました。元々ボディビルみたいなこともやっていたし、そもそも自分は総合格闘技に興味があったと言っていて、ゆくゆくは総合格闘技もやってみたい、RIZINに上がってみたい、アメリカに渡ってWWEのプロレスラーにもなってみたいと思っているんです、と言っていました」と、出会った時点でRIZINに興味を持っていると話していたという。

 その後、大砂嵐は今年1月に無免許運転による追突事故を起こし、それを相撲協会に報告しなかったこともあり、3月9日に相撲協会から引退勧告が出され、それを受け入れて引退に至った。

榊原信行実行委員長と握手をする大砂嵐。後ろにはRIZINのポスター(大砂嵐ツイッターより)

「事故を起こした後に知り合いを介して、大砂嵐がどんな状況なんだろうと聞いたんですが、連絡が取れませんでした。その後に連絡が来て、彼が相撲界を引退すると決意した後、次の可能性をRIZINで見出すことが出来ないかということからスタートした話です」と、大砂嵐の方からアプローチがあったようだ。

「彼はまだ25歳です。ヒザの靭帯を痛めて手術をしていますが、今の時点で大きな怪我を抱えていることはない。バルトはいろいろなところを痛めていたが、そういうことなくフィジカルのコンディションもいいし、なにより本人がこのまま終わりたくないとの気持ちが強い。彼はアスリートとして、やり切ったという想いになる前に相撲界を去らなければならなかった。そういう自分の愚かさ、浅はかさにとても無念な想いを持っていたので、どんな社会でも間違ったことには罪を償わなければいけないが、その先にはセカンドチャンスがあっていいはずだし、次なる目標に向かって走り出したいという気持ちが凄く満ち満ちていました。

 それは彼のアスリートとしての純粋な気持ちと、家庭を支える一人の男として奥さんが妊娠していて6月に子供が生まれます。その中で相撲界を引退していきなり無職になるわけです。家族を養っていくためにも身体をはって頑張る、と。若い頃にエジプトで培ったものと日本の相撲で学んだこと、鍛錬してきたことをベースにRIZINの舞台でもうひと花咲かせよう、そうしないと自分は家族を守れないということで今回契約に至りました」

ミットにパンチを叩き込む大砂嵐(大砂嵐ツイッターより)

 契約するにあたって「フィジカルの確認として、実は都内で彼の動きも見せてもらった」と言い、3月31日にTBSで放映された『ガチ相撲トーナメント』の決勝で対戦したプロレスラーであり総合格闘家のジョシュ・バーネット(40)と大砂嵐の親交が出来たことから、ジョシュの元でMMAのトレーニングを積むために5月1日にアメリカへ渡ったと発表された。

 今後については「7月29日のRIZINのリングで挨拶をさせようと思っています。9月30日の『RIZIN.13』でのデビューを目指していけたらと思っています」とし、「PRIDEの頃と同じように、一過性の話題を取るために世の中を驚かせる、もちろんそういう要素も多分にありますが、ここから育成していくに値する、次世代のヘビー級の一角を担う選手になる素材だと思って今回契約をしてしっかり育ててていきたいと思います」と、大きな期待をかける。

「ヒョードルがPRIDEに上がって来た時もほとんどノーマークでしたし、最初の試合がセーム・シュルトに判定勝ち。しょっぱい試合でした。こんな無口で無表情なロシア人選手がスター選手になれるのかなと思いながらも、彼には彼の生き様と言うか、格闘技に懸けるひたむきな姿勢がファンの支持を得た。そういうダイヤの原石を世界中から集めます。そのひとつが今回の大砂嵐。ポテンシャルはありますから、大みそかのミルコの相手という可能性がないことはない。

 これからヘビー級の選手をどんどん出すので、その中でファンがこの選手とミルコをやらせたらどうなるのだろうと思える選手が見つけ出せれば、迷わずその若い選手を抜擢して無名の選手とミルコが引退試合で戦います。僕らは時代を動かしたいですから、ビッグネームが次世代のスーパースター候補に胸を貸すという場をRIZINでは作っていけたらと思っています」と、今年大みそかに予定されているミルコ・クロコップ(43=クロアチア)との対戦もありえると話した。

 また、「他のアスリートも今は言えないですが、オリンピック競技の人たちともチャンスがあれば会うようにしています。今彼らが取り組んでいるその先にRIZINがあったり、その競技にピリオドを打ってRIZINにチャレンジしてもらえる可能性を探り、契約に抵触するとかそういうことがない範囲の中でコミュニケーションをとっています」と、さらなるスカウト活動もしていることを明かした。

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・大砂嵐が総合格闘家へ転身、榊原CEOが契約を発表

・公開計量で曙とボブ・サップが乱闘寸前

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