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【ホーストカップ】元K-1武蔵が指導者として本格復帰、空手出身キックボクサーの育成へ

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2018/05/17(木)UP

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 練習会では自らもスパーリングに参加し、「バランスや立ち方が良ければ、ディフェンスもオフェンスも全てがスムーズにいくようになるという基本的なことを教えました」と言い、「安心してその選手の試合を見られるのはやはり相手の攻撃をもらわないディフェンスの能力だと思います。『打たれずに打つ』という戦い方が僕が伝えていきたい理想です。 特に日本人ヘビー級選手にはこれを指導していきたいと思います。ヘビー級はもうセオリーが通じない世界ですから」と、現役時代に定評のあったディフェンスを強化していきたいとする。

武蔵の弟で同じくキックボクサーとして活躍したTOMO(左)もミットを持つ

 今回、ホーストカップで初防衛戦を迎える麻原については「麻原はもうベテランの域に来ている選手なので、これからの一戦一戦がとても重要になるでしょう。以前は精神面でもろい面がありましたが、キャリアと共にその辺もタフになってきていると思います。ホーストカップのチャンピオンになりさらに充実してきていますし、練習でも見ていると基本的な技術など、まだまだ強化できる部分も見えるので、もっと強くなれると思います。相手が強ければ強いほど燃えるタイプなので、しっかりと王者の試合をしてもらいたいですね」と評する。

 武蔵からの紹介でオランダ修業をした谷川については「オランダにはキックのヘビー級選手が数多くいるので、大型の選手とのスパーリングをしてきたのはとてもいい経験になったと思います。動きもスピードがあって、キレも良くいい動きをしていました。彼にはヘビー級を盛り上げていってもらいたいです」と期待をかける。

空手出身選手、空手と並行してキックをやっている選手たちが集まる

 小西については「小西は見た目は普通以上に普通の人っぽいのですが(笑)、天才肌だと思います。空手のチャンピオンでもありますが、キックボクシングの試合も順応度が高い。空手の強さをキックでも体現できる選手でしょう。体重がクルーザー級くらいで、この階級もやはり日本人が少なく、試合の機会が少ないので、今回インパクトある試合をして、アピールしてもらいたいです」と話した。

 また、現在の日本の格闘技界については「団体が多過ぎて力が分散してしまっていると思います。団体の都合で実現しない試合も出てくる。興行ですから面白いマッチメイクもやはり大切ですが、ファンが見たいと思う試合が実現できるリングでないといけないと思うので、その辺の団体間の交流などもこれからは大事でしょうね」と語った。

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