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【NJKF】変わり者、タイトルマッチは「中年サラリーマンの必死な姿見て」

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2018/05/17(木)UP

「このためにやってきた」匡志(左)と、三度目の正直を狙いたい変わり者(右)

 5月27日(日)大阪・アプラたかいし大ホールで開催される『NJKF 2018 west 3rd 昼の部 第1章』のメインイベントで、NJKFスーパーウェルター級王座決定戦に出場する同級1位・匡志YAMATO(まさしやまと/大和ジム)と、同級3位・変わり者(東京町田金子ジム)の試合直前コメントが主催者を通じて届いた。

 両者は2015年7月に初対戦し、その時は匡志が判定勝ち、昨年3月の第2戦でも匡志がバックスピンエルボーで見事なKO勝ちを収めて変わり者を返り討ちにした。

 過去二度勝利した変わり者の印象を匡志は「身体が丈夫だなというイメージ」とそっけない感想。「今回の試合は早いラウンドで勝負がつくんじゃないかな。倒す瞬間は一瞬なので、目を離さず見ていてください」と早期のKO勝利が当然と語る。
 ファンに向けて「ベルトを獲る為にやってきた。ベルトを持って帰ってくると、たくさんの人と約束をしてきました。なにがなんでもベルトは持って帰ります」と、ベルトに対し強い執着で意気込んだ。

バックヒジで変わり者をKOする匡志YAMATO

 対する変わり者は「私にとっては、今までの試合ひとつひとつ全てが大事なものだったので、今までと変わらない心境です」と、タイトルマッチに臨んでも平常心。
 匡志の印象を変わり者は「2度ともボロ負けしているので、自分より強いという印象しかない」と弱気だが、「お世話になっているジムの看板、そして会長に恥をかかせないよう、めいっぱい出し切る試合にしたい」と、それでも全力を尽くすと話す。
 試合の見所は「中年サラリーマンが、必死に戦っている姿に注目してください」と悲壮感漂う自虐コメント。しかし「蹴拳闘(しゅうけんとう)介護士で頑張りたい」と、自分のファイトスタイルと仕事にプライドを見せた。

 匡志がベルトへの執念で変わり者を三たび破るか、変わり者が三度目の正直で這い上がり戴冠するのか。

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