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【K-1】九州初の王者目指す朝久裕貴「他の選手にはない動きをする」

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2018/05/23(水)UP

父・朝久篤館長の持つミットを蹴る朝久裕貴

 6月17日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~』に出場する、「2017 WLF武林風 -60kgトーナメント」優勝者・朝久裕貴(21=朝久道場)の公開練習が5月20日(日)福岡県うきは市の朝久道場にて行われた。

 朝久は「第2代フェザー級王座決定トーナメント」に中国のメジャー格闘技団体の一つである武林風の推薦選手として出場し、1回戦は第3代Krushフェザー級王者・西京春馬(20=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦する。

弟で同じくKrushを主戦場とする泰央(左)とスパーリングを行う朝久

 朝久は父・篤氏が館長を務める朝久道場に所属し、自宅に隣接された道場で日々汗を流している。オーソドックス(右構え)とサウスポー(左構え)をどちらも使いこなし、無尽蔵のスタミナからあらゆる攻撃を繰り出すのが朝久道場の特徴だ。
 朝久の一日の練習時間はなんと8時間。基本的な休みは週1回のみで、試合が決まればその休みもなし。道場でのジムワークはもちろん、週2回の空手の稽古、そして朝久館長が考案した野外での特訓など、他の選手では真似できない練習方法で国内トップファイターに上り詰めた。

 公開練習で朝久は朝久館長とのミット打ち、そして道場の外に設置されたリングでKrushで活躍中の実弟・朝久泰央とスパーリングを行い、朝久道場流の軽快な動きを見せて仕上がりの良さをアピールした。

 両構えから繰り出される多彩な攻撃について朝久は「館長が教えてくれた練習をやっていると自然と今のような動きになりました。朝久空手のベースがあって、そこから各選手が色んな方向に行くという感じです。僕の場合は両手両足を自由に使うことを意識していて、右の攻撃は出来るけど左の攻撃は出来ないとなるのはもったいない」と、両手両足を最大限有効に使うようにしていると話した。

 1回戦の相手・西京の印象について朝久は「年齢が僕より一つ下の若い選手ですが、Krushのチャンピオンにもなっている強いファイター」とする一方で「僕の方が強いと思います」と断言。「西京選手がKrushでチャンピオンになったことは凄いことだと思いますが、僕も中国で経験を積んで強くなった姿を見せたい。久々に僕の試合を見た人たちに『朝久、強くなったな』と思ってもらいたい」と中国での成長を見せて勝つつもりだ。

道場の外にあるリングの前に立つ朝久一家

 またトーナメントの勝ち上がりについて聞くと「僕のブロックには西京選手、芦澤竜誠選手、シルビュー・ヴィテズ選手がいます。一番強い外国人と言われているヴィテズ選手と同じブロックで嬉しいです。勝ち上がりに関しては根性がある芦澤選手が準決勝に来て、決勝には小澤海斗選手が来ると予想しています」と日本人3選手に勝っての優勝を思い描いている。

 最後に朝久は「九州出身で東京に出て頑張っている選手もたくさんいますが、僕は朝久空手の強さを証明するためにも、他の選手にはない動きをして優勝し、九州初のK-1チャンピオンにならなければいけないと思います。ファンのみなさんは『朝久は中国で試合をしてどんな感じになっているの?』と期待と不安が半々だと思いますが、僕が強くなった姿を見に来てほしいと思います」とファンにメッセージ。朝久は朝久空手の強さを証明し、頂点に立つことが出来るか。

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