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【K-1】加藤久輝、日常のイメトレで「頭の中では何百回もKO勝ちしている」

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2018/05/28(月)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

総合から”K-1仕様”の戦い方に仕上がっているという加藤

 6月17日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~』に出場する、第2代HEAT総合ルール・ミドル級王者・加藤久輝(35=ALIVE)の公開練習が行われた。

 公開練習では加藤が立ち技の練習を行っているMEIBUKAIの丹山命師範を相手にミット打ちを披露。サウスポー(左構え)から繰り出すパワフルなパンチとミドルキックでジム内に快音を轟かせた。

 加藤はヘビー級スーパーファイト(ワンマッチ)で、K-1 WORLD GP初代ヘビー級王座決定トーナメント・ベスト4の上原誠(33=士魂村上塾)と対戦する。上原との対戦を前に加藤は今年4月、名古屋の格闘技大会『S-BATTLE』にてキックボクシングルールでヘビー級キックボクサーと試合を行い1RKOで勝利した。

ベラトールのキックルールでは元WBCムエタイ世界王者にKO勝利したこともある加藤

 総合格闘技とK-1ルールの違いについて、加藤は「ルールはもちろん違うし、金網(総合)とリング(K-1)も似ているようで違う。4月の試合ではそこを経験したくて(立ち技の)試合までのプロセスだったりをいろいろと感じるものがありました。しっかり自分で(総合とK-1の違いを)把握して、いい経験になりましたし、自分の良いところと悪いところを反省して、それを踏まえてK-1に向けて練習しています」と、4月の試合経験を生かして練習しているという。

 K-1用の練習を続ける中で「今は打撃の練習しかしていないので、パンチも蹴りもディフェンスも全て良くなりました。打撃に関してはどの面でも伸びていますね。総合用のグローブとK-1用のグローブで多少パンチの打ち方も変えましたが、今はそこも意識しないでK-1用の良い打ち方が出来ていると思います」と“K-1仕様”に仕上がっているようだ。

 対戦相手の上原の印象を加藤は「自分と同じくらいの体格でスピードもパワーもある。自分に似ている部分もある」と分析。さらに「自分は格闘技を始めた頃から倒して勝ちたいと思っているし、今回も完全決着で勝ちたい」とKO宣言。

 加藤の戦績は総合格闘技で11戦8勝(1KO・6TKO)3敗、キックボクシングでは2戦2勝(2KO)と勝利のほとんどがKOとなっている。KOにこだわる加藤だが「イメージトレーニングは大事で、朝起きた時、寝る前、たまにはご飯を食べながらでも、頭の中では何百回も上原選手をKOしています。夢の中ではいろいろな倒し方をしていますけど、自分の強いところがどこかも分かっているので、明確にどうやって倒すかは想像しています」と、上原攻略のイメージは明確に出来上がっている。

10勝のうち実に9勝がKOかTKOだ。今回も完全決着を狙う

 日本人選手の苦戦が続くヘビー級だけに加藤にかかる期待も大きい。加藤は「K-1初参戦で日本一の選手と試合をすることになって、まずは上原選手に勝てるかどうか。ここで上原選手に勝てばもっと大きな夢を見たくなるだろうし、今は一歩一歩決まった試合を勝っていきたい」と上原に勝つことが第一歩だと語った。

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