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【シュートボクシング】竹野元稀、再戦の元王者に「打ち合いで逃げるな」

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2018/06/06(水)UP

フロントチョークでKOする竹野

 6月10日(日)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2018 act.3』で、SB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント1回戦に参戦する同級6位・竹野元稀(風吹ジム)のコメントが主催者を通じて届いた。

 今回の1回戦では同級3位・伏見和之(シーザー力道場)と対戦する。16年4月に当時デビュー4戦目の竹野は、伏見に判定負けしている。
 伏見の印象を竹野は「元チャンピオンで全体的に何でも出来るうまい選手だと思います」と評価しつつも「でも最近はKO負けが多く、打たれ弱くなっていてもう落ち目なんじゃないかな、と。以前対戦した時のような強さはもうないですし、僕は強くなっています。今回はKOでぶっ倒して準決勝にいきたいと思います」とKOで前の敗北のツケを返し、準決勝に上がると意気込む。

今回のトーナメントで勝ち上がっている川上叶に投げを放つ竹野

 今回勝利すると、5月の愛知大会で1回戦を突破している同級1位の植山征紀と準決勝で対戦することになる。竹野は植山とは昨年6月に対戦して敗北している。
 植山について竹野は「植山選手とは昨年6月に対戦して今までで一番強い相手だと思っていたのですが、この前の愛知大会では佐藤執斗選手を相手になかなか手こずっていました。植山選手はそこまでもう伸びしろがなくなっていると思うので、9月の準決勝までに僕がさらにレベルアップして植山選手を越せるように頑張ります」と、勢いのある自分のほうが有利と分析。

 反対ブロックからは「笠原友希選手が勝ち上がってくると思います」と予測する。竹野は笠原とは3度目の対戦となる。「笠原選手が上がってくれば、ここでもリベンジマッチになります。1回戦、準決勝、決勝戦と3回ともリベンジマッチを制して僕が優勝します。それが一番いいストーリーですよね」と、リベンジマッチを制し勝ち上がるという。

 ファンに向けては「6月10日は自分が盛り上げて元チャンピオンの伏見選手をぶっ倒してリベンジするので応援よろしくお願いします」とKO勝利を約束、さらに「向こうはパンチが得意ですが、僕も得意なので打ち合いで逃げるつもりはありません。逆に打ち合いで逃げるなよといいたいですね」と、打ち合い対決を望むとアピールした。

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