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【RIZIN】榊原代表が視聴率6%に危機感、9月勝負へ

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2018/07/30(月)UP

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昨年大みそかの初対決での瞬間最高視聴率10.3%には及ばなかったものの、9.6%を記録したRENAvs浅倉

 7月29日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.11』の一夜明け会見が、30日(月)都内にて行われた。

 会場に17,912名を集めて行われた今大会は、第7試合で五味隆典(39=イーストリンカンラスカルジム/元PRIDEライト級王者)が劇的KO勝ちを収めて場内を総立ちにさせるなどイベントは大いに盛り上がったが、フジテレビ系列にて19:57から21:54にわたって放映された中継番組の視聴率は平均6.0%、瞬間最高はメインイベントで生中継された浅倉カンナ(20=パラエストラ松戸)vs RENA(27=シーザージム)の試合で9.6%だった。

 前回5月の福岡大会の平均が6.1%、昨年大みそかの平均が6.4%とほぼ横ばいという結果に。目標としていた10%越えは今回も達成できなかった。

視聴率に危機感を募らせる榊原RIZIN実行委員長。9月大会では勝負をかける

 榊原信行RIZIN実行委員長は「もう少し数字が欲しかったです。あれだけの熱を作り出して、Yahoo!トップにもニュースが3回入ったんです。もう少し期待していて手応えもあったんですが、まだまだなんだな、と。地上波は視聴率の数字が全てなので、数字が取れないコンテンツは切られていきます。ゆっくり構えてはいられないので、我々プロモーションと日本の格闘家たちがもらっているチャンスをどこまで生かせるのか。これを生かさないと未来がない。そういう危機感を持った数字でした」と、険しい表情で語った。

「気を吐く数字が欲しいと思います。ただ、時間はかかると思います。今3年目で、RIZINをスタートした時から平均10%は欲しいと目標を立てていたんですが、それとは程遠い数字です。2016年9月のRENAvs山本美憂戦をやった時の平均8.5%くらいあったので、10%は視界に入ったと一瞬思ったんですが、そこからなかなか10という数字に近付けず少しかすんできている」と危機感を募らせる。

 次回は8月12日(日)愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催される『RIZIN.12』だが、地上波のゴールデンタイムで放映されるのは9月30日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.13』になりそうだ。

「9月は10%に近づけるような数字になるようにマッチメイクと、選手にももっと力を出してもらって、プロモーションにも力を入れたい。9月は大砂嵐が出ますし、相撲も視聴率があるので、どの層に刺さるかは分からりませんが数字の分析をしてし視聴率を取れる挑戦をしたいと思っています。もちろん会場に来てくれるライブのファン層がファーストですが、一般の人々にも興味を持ってもらって数字に反映されるマッチメイクを考えていきたい」と、9月大会は高視聴率を狙って行きたいとした。

 しかし、明るい材料もある。「会場にはPRIDEの時の熱が戻ってきているとファンからも言われました。PRIDEの時でもあれだけのスタンディングオベーションはなかったですからね。そうさせる五味の瞬発力は素晴らしいものがあります。熱は醸成(じょうせい)されつつある」と、会場での熱が高まっていることをあげた。

「ただPRIDEの時は昨日の3倍は入っていましたからね。大みそかはさいたまスーパーアリーナの25,000人バージョンにしたいと思っています。そこまで動員できるのか分かりませんが、そういう期待感を作っていきたいと思います」と、ライブで見に来るファンもさらに増やしていきたいと話した。

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