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【Dynamite!!】魔裟斗が引退試合でサワーに激勝! 石井慧は吉田秀彦に判定負け、対抗戦はDREAM勝利

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2009/12/31(木)UP


▼第9試合 DREAM×SRC対抗戦 Round.4 ミドル級 5分3R
○メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショー・タイム/DREAM)
TKO 1R1分49秒 ※レフェリーストップ
●三崎和雄(フリー/SRC)

 対抗戦では最後の試合として発表されたこの一戦。大会直前で猛獣マヌーフと対戦することになった三崎は「試合が決まるのが直前で対策的な練習は出来なかった。

  正直、モチベーションは切れたまま」と試合前に複雑な心境を明かしていた。「リングに上がった時の自分の感性を信じる」と語っていた三崎だが果たして…

 1R、細かくフェイントをかけて前に出る三崎。まずマヌーフは距離を取り、間合いが詰まったところで左右のフックを見せる。上体を揺らしてパンチのフェイントを入れる三崎。

 そこにマヌーフは右ストレートを放つ。三崎は飛びヒザ蹴りのフェイントから右ストレート! マヌーフは足を使って距離を取る。

 そしてマヌーフは左右のフックから前進! 三崎は下がりながらそれをディフェンスするが、そこにマヌーフの左フックがヒット!

  コーナーを背にして三崎が崩れ落ちたところで、レフェリーが試合をストップ。マヌーフがKO勝利で、DREAMに初勝利をもたらした。

 しかしレフェリーストップを宣告された三崎はすぐに立ち上がっており、レフェリーに猛抗議。憮然とした表情のまま、リングを後にした。(※試合後、三崎が正式に文書でジャッジに抗議し、2週間以内に返答されることが明かされた)


▼第8試合 DREAM×SRC対抗戦 Round.3 ウェルター級 5分3R
○郷野聡寛(GRABAKA/SRC)
一本 2R3分36秒 ※腕ひしぎ十字固め
●桜井“マッハ”速人(マッハ道場/DREAM)

 試合前に豪華な入場パフォーマンスを予告していた郷野は氣志團のコスプレ&ワンナイトカーニバルで入場! しかも歌を歌うのは綾小路翔(氣志團のボーカル)! 郷野はステージと花道で見事なダンスを披露し、リングへと上がった。

 そしてマッハの友人でもある綾小路翔(氣志團のボーカル)は、そのままリングに残り「俺たちの郷野と俺たちのマッハが男をかけて戦います。皆さん、応援して下さい!」とファンにメッセージを残し、マッハの名前をコール。そのコールを受けて、マッハがリングに上がった。

 リング上で郷野はお尻に「チャンネルはそのままで」と書かれたスパッツを披露。

 1R、アップライト気味に構える両者。マッハは強烈な右ローを蹴っていく。郷野も距離を取りながら鋭いインローを返す。マッハはそれを受けて距離を詰めようとするが、郷野は前蹴りでそれをストップする。右ストレートから突っ込み、左フックを返すマッハ。しかし郷野は足を使って距離を詰めさせない。左ミドル、そして左フックを打つマッハ。郷野も右ストレートのフェイントから左ミドルを蹴る。

 郷野が右ストレートで前に出たところで、マッハも右! 郷野が横を向いて下がったところをパンチで追いかける。組みになるけど郷野倒れず、試合はスタンドへ。郷野はインロー、スイッチしてから右ロー。マッハを前蹴りで下がらせつつ、マッハの左フックを空振りさせて組み付くと、マッハを持ち上げるようにしてテイクダウンを奪う。ここから郷野はマッハの上体をしっかりと固めてパスガードを狙う。

 2R、ここもアップライト気味に構えて右ローを蹴る郷野。マッハは左右のフックを振り回すが、郷野はそれを空振りさせる。

 さらに郷野は細かい左のフェイントから右ロー、左ボディで飛び込むマッハを前蹴りで突き放す。距離が開くと、郷野は左ミドル、左のインロー。マッハは構えをスイッチする郷野にインロー。郷野がそれをキャッチすると、マッハは引き込むようにマットに寝る。

 郷野はマッハの上体を固めて、すぐに足を一本抜いてパスガード。そして郷野は自分の両足でマッハの左腕を挟んで鉄槌を連打! マッハが体を起こそうとしたところで、郷野はマッハの右腕を取って腕十字! 粘るマッハだったが、郷野がマッハの腕を絞り上げると、マッハがタップ! 郷野がマッハから見事な一本勝ちを収めた。


▼第7試合 DREAM×SRC対抗戦 Round.2 フェザー級 5分3R
○小見川道大(吉田道場/SRC)
TKO 3R3分29秒 ※レフェリーストップ
●高谷裕之(高谷軍団/DREAM)

 今回の対抗戦の中で組まれた注目のフェザー級日本人対決。小見川は今年の戦極フェザー級GPでLC.デイビス、ナム・ファン、マルロン・サンドロという強豪外国人を撃破、SRCを代表するフェザー級ファイターとなった。

 対する高谷もDREAMフェザー級GPで準優勝。決勝では優勝したビビアーノ・フェルナンデスを後一歩のところまで追い詰めている。互いにアグレッシブなファイトスタイルを信条としている両者、激しい試合が期待される。

 1R、ガードを高く上げて前に出て行く小見川。高谷はそこに右ローを蹴っていく。しかし小見川は高谷をコーナーまで押し込んで、ヒザ蹴りを打ちながら内股! 高谷のバランスを崩して膝を蹴り上げる。試合がスタンドに戻ると高谷は距離を取りながら左右のロー。

 小見川は細かくジャブを突いて、右ストレートから左フック! 高谷も左フックを返す。小見川の右ストレートを受けて左フックを返す高谷。小見川は左フック、高谷がインローを蹴ると小見川はジャブを返す。高谷は左右のロー、そして右ストレートから左フックにつなげる。

 構えを小刻みに変えて、上体を振りながらパンチを繰り出す小見川。高谷は小見川の右ストレートに右のクロスを狙う。しかし小見川が高谷の左フックに右ストレート! さらに小見川が右ストレートで追撃! 高谷が前のめりに倒れたところで、小見川がパウンドを連打。ここでレフェリーが試合をストップ! 小見川が打撃を得意とする高谷をKOで下し、SRCに2勝目をもたらした。(※試合後、高谷は右眼か底骨折で病院に直行)

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