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【レベルス】軽量級頂上対決は藤原あらしが圧勝!梅野源治が初のベルトを獲得

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2010/07/19(月)UP

REBELS PROMOTION
「REBELS 3」
2010年7月19日(月・祝)東京・ディファ有明
開場15:00 開始16:00
※オープニングファイトは15:30~

▼メインイベント(第13試合) 52.5kg契約 3分5R
○藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット/WPMF日本バンタム級1位、元WPMF世界スーパーバンタム級王者、元全日本バンタム級王者、MACH 55優勝)
KO 3R1分18秒 ※左ヒジ
●TOMONORI(OGUNI GYM/WBCムエタイ日本&UKF世界バンタム級王者、WMCインターコンチネンタルスーパーフライ級王者、元NJKFフライ級王者、元NJKFスー パーフライ級王者、MACH GO! GO! ~フライ級最強決定トーナメント~優勝)

 長らくキックボクシング軽量級を牽引してきた藤原あらしは、55kg級で日本キックボクシング界を代表する“軽量級国内最強の男”。

 一方のTOMONORIは、ニュージャパンキックボクシング連盟のエースの一角で、“フライ級最強”と断言して過ぎない実力と実績を誇る。そんな2人のドリームカードが、藤原が階級を下げたことにより契約体重で実現した。

 藤原が2005年、日本バンタム級を代表する王者たちを一同に集めた55kg契約トーナメント『MACH 55』で優勝。

 TOMONORIは2006年、同じコンセプトでフライ級王者を対象に行われた52kg契約トーナメント『MACH GO! GO!』で優勝(共にJ-NETWORK主催)し、両者は、まさに軽量級の竜虎として立ち並ぶ存在と言えるだろう。

 1R、藤原が先制の左ハイ。そしてローにつなげる。TOMONORIは右ミドル。一気に組み付いた藤原はヒザ。TOMONORIはパンチ連打。一瞬バランスを崩す藤原。しかし、左ミドルで前進する。

 負けじとTOMONORIはワンツーから右ハイ。藤原の前進に合わせ、TOMONORIは横蹴り。組み付いた藤原はヒザ。組みの勝負になった時、 TOMONORIの肩が下がったのを見逃さなかった藤原が強烈な縦ヒジを見舞い、ダウンを奪う。立ち上がったTOMONORIに対し、藤原が左ミドル連打 で詰めたところでゴング。

 2R、左ハイ、左ミドルでプレッシャーをかける藤原。TOMONORIは右ミドル。左ミドルで下がらせた藤原は、接近戦になるとTOMONORIのジャブの引き際に腕を引っ掛け、右ヒジ! これで追加のダウン。

 左ミドルで下がらせる藤原は首相撲。離れると左インローを当てていく。TOMONORIもヒジ。変わらず藤原は左ミドルを飛ばすと、TOMONORIはパンチ連打を繰り出す。

 TOMONORIは上下に散らすパンチのコンビネーションから飛びヒザにつなぐ。TOMONORIをロープに詰めたところで藤原は左ミドルをフェイントしての右フックで3度目のダウンを奪った。

 3R、藤原は左ミドル、左ロー。TOMONORIは右ミドルを返す。巻き返しを狙うTOMONORIはアッパー、フックの連打で追い込む。藤原は冷静に距離をとり、組み付いてはヒザ。そして左ミドルで下がらせる。

  TOMONORIはパンチで対抗するも、藤原は距離を潰し首相撲へ。一瞬の隙を突いて藤原が再び左ヒジを炸裂させ、TOMONORIが4度目のダウン!  これで藤原がKO勝利。軽量級頂上対決を制した藤原は「これからもいい試合を見せたいと思いますので、レベルスを観に来てください」とマイクアピールし た。


▼セミファイナル(第12試合) WPMF日本スーパーバンタム級王者決定戦 3分5R
○梅野源治(PHOENIX/同級暫定1位)
判定3-0 ※50-48、50-48、50-47
●裕・センチャイジム(センチャイムエタイ/ニュージャパンキックボクシング連盟/同級暫定3位)
※梅野が初代王座に就く。

 戦績は梅野が10勝(6KO)1敗、裕が7勝(2KO)1敗1分と共に好成績。急成長株同士の対戦によって、新設されたWPMF日本タイトルが争われる。

 ゴング前から裕を睨み付ける梅野は気合い十分。1Rのゴングが鳴ると、梅野が先制の右ロー、左ミドル。そしてジャブを突き刺し、左ロー。裕は梅野のローをかわす。梅野は踏み込みの深いロー、ミドル。

  裕も負けじと左右のミドル、ストレート。梅野のハイの打ち終わりには、裕がワンツーを入れる。じりじりと距離を詰める梅野は左右のロー。裕はヒジを合わせ る。梅野は左ミドルにヒジも交ぜる。コーナーに詰めた梅野は左ジャブから左ハイ。おもいっきり踏み込んだ梅野はヒジを振るう。

 2R、裕のハイを見切る梅野はローを間髪いれずに入れる。下がる裕はミドルを返す。組み合うとヒジを入れる梅野。梅野は前蹴りからヒジ。裕もローで下がりストレート。梅野は右ロー、組む場面になりと梅野はこかして優位をアピール。

 ヒジから左フックと上下に散らす梅野。裕はローを返す。梅野は見切り、強烈な左フックも叩き込む。手を突き出しながら距離をとる梅野はヒジ。裕もヒジ狙いで前に出る。

 3R、左ハイ連打の裕。組み付いた梅野はヒザ。裕の打ち終わりを狙って梅野は組み付いてのヒザ。裕は首相撲を嫌がり背を向ける場面が目立つ。

 お互いにヒジを交錯。裕のパンチ連打をさえぎるように梅野が首相撲からヒザ。距離をとる梅野は左ジャブで下がらせ左ミドル。そして左ストレートをヒットさせると、首相撲で翻弄した。ここでたまらず裕は倒れこむ。梅野がパンチ連打を見せたところでゴング。

 4R、左ジャブから左ローの梅野。組み付いてはヒザ。パンチ勝負の裕は梅野の前進に合わせてヒジを入れる。梅野は裕のパンチにテンカオを合わせる。

 長身の梅野は優位に首相撲を展開。右ストレートの梅野に裕はヒジを合わせる。積極的に梅野が首相撲を仕掛けヒザ。こかす場面も見せ優位に進める。梅野は前蹴りから左ストレート。そしてローから右ストレートを出したところでゴング。

 5R、ミドルを飛ばす両者。距離が縮まると梅野は首相撲でこかす。裕のパンチにはカウンターでヒジの梅野。そして梅野はジャブから前蹴りにつなぐ。接近戦になると首相撲。優位に進める梅野は左フックから右ロー。裕はパンチからヒジ。

 梅野がプレッシャーをかけ、コーナーに詰めるとパンチの連打。裕も強打のフックを返すが、梅野の首相撲地獄にはまる。残り時間10秒となり、梅野はパンチ連打を叩き込んだところで終了のゴング。

 試合終了と同時に梅野は声を出して号泣。念願のベルトを手に入れた嬉し泣きかと思いきや……

「と りあえず会長、PHOENIXのみんなに恩返しが出来たことはよかったんですが、試合内容が酷かったので全然嬉しくないです。絶対にベルトを獲らないとい けないし、相手の効く技もなかったので完全に守りに入って5R流してしまいました」と、実は不甲斐ない自分に対する悔し涙であったことを打ち明けた。

 梅野は「応援にきてくれた友達、両親、本当にありがとうございました。凄くダメな試合をしてベルトを巻いていますが、次の試合が決まったら今日みたいな不甲斐ない試合をしないので応援よろしくお願いします」とさらなる飛躍を誓った。

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