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【アウトサイダー】伊澤寿人が延長戦の末に初防衛成功、対抗戦はロシアとプロ軍が勝利

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2011/05/08(日)UP

リングス
「THE OUTSIDER 第16戦」

2011年5月8日(日)神奈川・横浜文化体育館
開場14:00 開始15:00


▲延長Rで伊澤(左)がダウンを奪い、初防衛に成功

▼第29試合 アウトサイダー70-75kg級タイトルマッチ 体重limit72kg
“70-75kgトーナメント初代チャンピオンアブダビコマンダー”
○伊澤寿人
延長R判定3-0
●“柔道四段 格闘技界のトリッキー・ガチャピン ”
RYO
※伊澤が初防衛に成功。

 全29試合のメインを飾るのは、アウトサイダーでは初となるタイトル防衛戦。チャンピオンの伊澤が挑戦者のRYOを迎え撃つ。両者は2月13日の第15戦で対戦し、この時はRYOが勝利を収めている。

 1R、サウスポーのRYOはパンチ&ローからのタックルを狙う。しかし、ヒザ蹴りが伊澤の下腹部を直撃し、試合は一時中断。再開後、伊澤のローキックにRYOが連打で近付き、組み付く。

 離れたRYOはタックルに行くが、伊澤が切って離れる。ローを繰り出す伊澤にRYOはパンチの連打。伊澤は前蹴りとローを入れていく。

 2R、RYOがパンチのラッシュを仕掛けていくが、伊澤はかわしてヒザ蹴り。何度もアッパーで飛び込むRYO。伊澤はパンチをかわしていき、ローキック。お互いに決定打がないまま2R終了となった。判定は0-0でドローとなり、タイトルマッチルールにより延長戦に突入。

  アッパーから飛び込むRYOと、右ハイキックを放つ伊澤。RYOはタックルに行くが伊澤をテイクダウン出来ずブレイクとなる。RYOのアッパーが決まった 直後、左フックで伊澤がダウンを奪う! ラスト1分、伊澤が左ハイキックからパンチ。RYOもアッパーで反撃するが、伊澤が組み付いてヒザ蹴りを見舞う。

 判定は3-0で伊澤が初防衛に成功し、「アウトサイダー初タイトル防衛戦、勝ててよかったです。それと、この大 きな地震で日本がひとつになれた気がします。僕も一応被災地(出身=栃木県)なので代表して感謝します。アウトサイダーはやめられないな!」と勝利の雄叫 びをあげた。



▲大倉(右)に敗れた中村は引退を表明

▼第28試合 体重limit80kg
“元・暴走族“陽炎”第十三代目総長”
○大倉利明
判定3-0
“ストリートファイトの重鎮 人生喧嘩任侠”
●中村トッシー

 渋いキャラで人気の中村が「みちのく一人旅」で入場すると場内からは「トッシー!」と声援があがる。そのセコンドには桜井“マッハ”速人が就く。

 1R、大倉が飛び込み様に放った右ストレートで中村がダウン! 大倉は組み付くとパンチを見舞い、中村のパンチをかわしながらパンチを返す。大倉がタックルで組み付いたが、中村はコーナーを背に耐える。

 2R、右のパンチの相打ちから大倉がタックル、これはブレイクとなる。中村の左右フックに押された大倉はしつこ くタックルに行き、中村は倒れまいと堪える展開が続く。ラスト1分でスリップして倒れた大倉が足関節技に行く。これもブレイク。最後に中村が右フックを ヒットさせ、大倉がタックルにいったところで試合終了。判定3-0でダウンを奪った大倉が中村から勝利を奪った。

  大倉は「皆さん、遠いところから応援に来てくださいましてありがとうございます。中村選手、めちゃくちゃ強かったです。自分のような者を引退試合に選んで くださってありがとうございます。これでこの階級は自分が日本一ってことでいいですよね? 中村選手の魂を背負ってプロのリングでも自分が最強ってことを 証明していきたいです」と宣言した。



▲佐野(右)は自分の誕生日を勝利で祝った

▼第27試合 体重Limit70kg
“第4回大会MVPリアル神代ユウ”
○佐野哲也(THE OUTSIDER 65-70トーナメント準優勝)
判定2-0
“群馬のアウトロー魂”
●萩原裕介

  1R、萩原の右フックを皮切りに打ち合いを展開した両者は、組み合って佐野がテイクダウンを奪う。ブレイク後、パンチで飛び込む萩原に佐野が組んでのヒザ 蹴り。萩原が引き込み、佐野は萩原の立ち上がり際にパンチを入れてテイクダウンする。佐野がパウンド、萩原は下から足を絡めていく。

 2R、佐野がミドルキックからワンツー、組んでテイクダウンを奪う。下からの関節技を狙う萩原だが、ここはブレ イク。バックキックに失敗して転倒した佐野だが、すぐに上を奪ってパウンドを入れる。これもブレイクとなり、ラスト10秒でテイクダウンに来た佐野を萩原 がフロントチョークに捕らえたが時間切れ。判定2-0で佐野が勝利を収めた。

 佐野は「すごいつまらない試合してすいませんでした。今日はつまらない試合をしても勝ちたかったんですよ。今日は誕生日でした。去年、負け続けてきた僕なんですが、今年どうにかブサイクでも勝つことが出来ました」と、勝利を自分の誕生祝いとした。



▲カウンターのヒザ蹴りを入れる山本(右)

▼第26試合 ZST vs アウトサイダー対抗戦 体重Limit73kg
“千葉のワルエストラ”
○山本勇気
TKO 2R1分24秒 ※セコンドからのタオル投入
“法曹界の最強戦士 人権派 柔術弁護士”
●堀 鉄平

 1R、堀が左フックからタックルに行くが、山本が潰して上になる。下から腕十字を仕掛ける堀に山本は胸を張ってディフェンスすると立ち上がる。スタンドに戻ると山本のヒザに堀がタックル、山本はもう一発ヒザを入れて離れた。

 山本の蹴り足をキャッチしてグラウンドに持ち込んだ堀はパスガードを仕掛けていくが、山本が足を利かせてディフェンス。

 2R、山本は堀のタックルにヒザ蹴りを合わせ、2度目のタックルは潰して上になる。バックを奪った山本だが、堀 は立ち上がって離れる。にらみ合って両者が回り込む中、山本が突然放った右ハイキックがクリーンヒット! その場に堀は崩れ落ち、山本が追い討ちのパウン ドに行ったところで堀のセコンドからタオルが投入された。堀は敗れた悔しさからリング上で涙を流した。

 これにより、アウトサイダーvsZST&P’sLABプロ連合軍の対抗戦は、3勝2敗でプロチーム側が勝ち越しとなった。

 プロチーム側の勝利を決めた山本は「ちょっとだけ休憩させてください。堀選手は凄く強い。心が折れそうになったけど、応援してくれる人がいるから負けられない。俺には負けられない理由があって、こっち向いてくれてもいいんじゃないかな」と謎のマイクアピールを行った。



▲渡辺(上になっている人物)はプロ選手にTKO勝ち

▼第25試合 ZST vs アウトサイダー対抗戦 体重Limit56kg
“沼津の一撃空手王”
○渡辺竜也(アウトサイダー)
TKO 1R2分22秒 ※ドクターストップ
“SWAT!のスピードスター”
●上原佑介(ZST)

 1R、上原がハイキックから低空のタックル、これを切った渡辺が立ち上がろうとすると、再びタックルで上原がテイクダウンを奪う。ブレイク後、再びハイキックからタックルに行く上原。これをかわした渡辺が上になり、パウンドを落とす。

 ブレイクになると、またもタックルに来た上原に、両膝をついてディフェンスした渡辺がパンチを入れ、続くパウンド連打で圧倒! ドクターからタオルが投げ込まれ、渡辺が勝利を収めた。

「どうも、渡辺です。ZST? ZSTのプロ? こっちはアウトサイダーのプロだよ!」と渡辺は勝ち誇った。この勝利により、プロとの対抗戦は2勝2敗のイーブンとなり、決着は大将戦にもつれこんだ。

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