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【MA日本キック】K-1甲子園準優勝・秋元皓貴、あらしをKOしたピンサヤームから殊勲のKO勝利!

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2011/07/24(日)UP


▲左ボディフックでピンサヤーム(右)を悶絶KOした秋元皓貴

MA日本キックボクシング連盟/真樹ジムAICHI
「真樹ジムAICHI10周年記念興行
J-1 time ~signal of start~」

2011年7月24日(日)愛知・スカイホール豊田 
開場11:00 開始12:30
※オープニングファイトは11:50~


▲フィニッシュにつながった秋元皓貴の左ボディフック

▼第5試合 K-1ルール 58kg契約 3分3R延長1R
○秋元皓貴(=あきもと・ひろき/真樹ジムAICHI/2010K-1甲子園準優勝)
KO 2R54秒 ※左ボディフック
●ピンサヤーム・ソー.アムヌアイシリチョーク(タイ/元ルンピニースタジアム認定バンタム級&スーパーバンタム級王者、元オムノーイスタジアム認定バンタム級王者、現ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級4位)

 2010K-1甲子園準優勝、プロでは11戦無敗、3月のビッグバン興行ではベテランのTUBOを2R飛びヒザ蹴りで衝撃の失神KO勝ちを収めたキック界のホープ秋元に最大の試練が与えられた。

  今回対戦するピンサヤームは、元ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム&バンタム級王者、元オムノーイスタジアム認定バンタム&スーパーフライ級王 者、現ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級4位、2004年度ルンピニースタジアム年間MVPという輝かしい戦歴を誇るムエタイ界のスーパース ター。

  2009年6月に初来日し、藤原あらしからパンチで3度のダウンを奪い、最後に完全KOしている。6月にはルンピニースタジアムで試合をし、4RKO勝利している現役バリバリの選手である。

 1R、秋元はスピードある右ロー。下がるピンサヤームもローを返し、力強い右フック。これをもらう秋元だが、躊躇なく右ハイ、右ローと蹴り分ける。

  ローを嫌がるピンサヤームは右ストレート。秋元も打ち合いに応じ、ここで左フック! すると思わずピンサヤームは後ろを向いて前のめりに。 秋元がジャンピング前蹴りで飛び込んだが、ロープ際だったためにブレイク。

  秋元は右ローから右ハイと蹴りのコンビネーション。ピンサヤームも右ロー、右フック。秋元も左フックを返し、お互いに互角の打ち合いとなる。

 2R、左フック、前蹴り、左右のハイを見せる秋元。ピンサヤームもムキになって右ローを返すが秋元はステップでかわす。距離を詰めた秋元が強烈な左ボ ディを突き刺すと、たまらずピンサヤームはしゃがみ込んでしまいダウン! 悶絶するようにそのまま倒れ込み、秋元が衝撃のKO勝利!

  ヒジ、ヒザなしのK-1ルールとはいえ、ムエタイトップ選手をKOしたことで殊勲の勝利といえるだろう。

 試合後の控え室で秋元は、「事前に受けた新聞社のインタビューでは、強気なことを言っていたけど、実際は怖くて仕方ありませんでした。相手は蹴りも強 かったけど、地元での試合だったので負けられませんでした。最後の左ボディは、上をしっかり狙って下を当てる練習をしてきました。これからは1戦1戦大事 に戦って、MAのベルトをしっかり狙っていきたいと思います」とコメントした。


▼メインイベント第2試合(第8試合) UKFインターナショナルフェザー級王座決定戦 3分5R
○テープジュン・サイチャーン(真樹ジムAICHI/UKF日本フェザー級王者、MA日本フェザー級2位)
延長R 判定3-0 ※三者とも10-9
●十二林 稔(=じゅうにばやし・みのる/HOSOKAWA/MA日本フェザー級王者)
※テープジュンが新王座に就く。
※本戦は0-1(49-50、48-48、49-49)

  当初、テープジュンの持つ日本王座の防衛戦とされていたが、挑戦者である十二林が5月8日にMA日本フェザー級王座を獲得したことが評価され、アメリカに あるUKF本部がインターナショナル王座へ挑戦のGOサインが出たために、この一戦はインターナショナル王座決定戦に昇格となった。両者は今年1月16日 に、MA日本フェザー級次期挑戦権を巡って対決しており、この時は十二林が勝利。テープジュンがホームタウンでリベンジを果たし、UKF日本王座に次いで インターナショナル王座を獲得してUKF二冠王者となるか? 

 1R、右ローからワンツーで十二林がプレッシャーをかけ、テープジュンが下がりながら右ローを返す展開が続く。十二林はボディから左右フックと上下に打ち分け、手数で上回る。

  2Rも、テープジュンはほぼ右ローを出すのみ。試合後に語ったテープジュンによると、「左拳を痛めていてジャブが得意だけど、パンチを打てなかった」という。

 3R、それでも吹っ切れたか、テープジュンはローだけでなく、パンチを出していき十二林と打ち合う場面も。テープジュンは十二林のローに合わせて右ストレート。十二林はミドルを返し、テープジュンは蹴り足をキャッチするもこれはUKFルールでは反則。

  4R以降には、ルール上認められない組み合う展開をお互いが目立つようになり、レフェリーから口頭注意される。

  5R、お互いに打ち合い場面が展開され判定決着へ。十二林に一票入るも、残りはドロー。延長戦に突入すると、十二林はフックだけでなく、アッパーも交ぜ る。テープジュンもローからパンチのコンビネーションで返し終了。接戦の結果、テープジュンが勝利し二冠王に。「たくさんの人が協力してくれたおかげでベ ルトを獲ることが出来ました」とあいさつ。所属する真樹ジムAICHIを日本一のジムにしたいと野望を語っていた。


▼メインイベント第1試合(第7試合) MA日本ウェルター級王座決定戦 3分5R延長1R
○中澤 純(ワイルドシーサー群馬/同級1位)
TKO 5R1分8秒 ※ドクターストップ 
●雪丸(真樹ジムAICHI/同級2位)
※中澤が第20代王座に就く。

 世界王者となった一貴が返上して空位となった王座を狙ってトーナメントを勝ち上がってきた中澤と雪丸。中澤はここニ戦を豪腕で連続KO勝利しており、勢いで有利か。

 1R、前蹴り、右ミドルの雪丸に対し、中澤はローからフックで詰めていく。中澤はフックを当てるも、雪丸はクリンチで逃れる。2Rには、雪丸の左ミドルに、必ず右ローを合わせる中澤。お互いに引かない展開。

 3R、雪丸は前蹴りで突き離す。そしてローからミドル。打ち合いになると、中澤のヒジで雪丸は額をカット! フラフラの雪丸に対し、中澤はパンチで襲いかかる。

  4Rには、雪丸のカットした箇所が大きく広がる。雪丸はバックブローで反撃するも自ら倒れる場面が目立つ。出血がひどくなり、ドクターチェックが入る。ここで試合は終わるかと思われたが、再開。

 5R、フラフラ状態の雪丸だが、必死に喰らいつくようにミドルを出す。中澤はパンチ、ヒジ、ローとほぼ一方的な攻撃。再び雪丸の出血が激しくなり、2度目のドクターチェックが入る。ここで試合がストップ! 中澤がTKO勝利で悲願の王座獲得となった。


▼第4試合 ライト級(61.23kg) 3分3R延長1R ※ヒジあり
○高橋幸光(はまっこムエタイ)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-28
●冨田健祐(真樹ジムAICHI/MA日本スーパーライト級2位)

▼第2試合 女子フライ級 2分3R
○エミNFC(ナゴヤファイトクラブ)
判定3-0 ※三者とも30-28
●中村美紗(真樹ジムAICHI)※デビュー戦

▼第1試合 61kg契約 3分3R
○カズ☆ソーンパヤック(真樹ジムAICHI)
KO 2R1分15秒
●近藤康二(早川)

▼第6試合 プロレス特別試合 15分1本勝負
初代タイガーマスク(リアルジャパンプロレス)&○スーパータイガー(リアルジャパンプロレス)
一本 9分44秒 ※ジャックナイフ式首固め
青柳政司(誠心会館)&●ブラックタイガー(フリー)

▼第3試合 総合エキシビションマッチ 3分2R
○ミノワマン(フリー/DREAMスーパーハルクトーナメント優勝)
一本 2R1分27秒 ※アキレス腱固め
●柳澤龍志(フリー)

▼オープニングファイト第5試合 65kg契約 1分30秒2R
○近藤昌志(早川)
判定3-0 ※三者とも20-18
●近藤高司(真樹ジムAICHI)

▼オープニングファイト第4試合 バンタム級 1分30秒2R
○河本健一(真樹ジムAICHI上豊田)
判定3-0 ※20-19、20-18、20-19
●田平和雄(真樹ジムAICHI)

▼オープニングファイト第3試合 ジュニア王者対決 29.5kg契約 1分30秒2R
○福田真斗(キング・ムエ/WINDY Super Fight 30kg級王者)
判定3-0 ※20-17、20-18、20-17
●安本晴翔(士道館橋本道場/JAKF28kg級王者)

▼オープニングファイト第2試合 32kg契約 1分30秒2R
△山田航暉(キング・ムエ/JAKF32kg級9位)
ドロー 判定1-0 ※20-19、19-19、20-20
△鈴木笑ノ輔(真樹ジムAICHI/JAKF32kg級3位)

▼オープニングファイト第1試合 28kg契約 1分30秒2R
○榮森貫太(キング・ムエ/JAKF25kg級1位)
判定3-0 ※三者とも20-17
●吉田龍希(真樹ジムAICHI/JAKF25kg級7位)

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