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【新日本キック】石井達也がライト級新王者に就く!江幡睦はNJKFからの刺客に圧勝

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2011/09/04(日)UP


▲得意のジャブから、パンチのコンビネーションで圧倒し、石井(左)が新王者に

新日本キックボクシング協会
「TITANS NEOS X」
2011年9月4日(日)東京・後楽園ホール
開場16:45 開始17:00

▼第12試合 メインイベント 日本ライト級タイトルマッチ 3分5R
○石井達也(藤本/挑戦者・同級1位)
判定3-0 ※49-47、49-47、49-48
●中尾 満(伊原道場/王者)
※石井がライト級新王座に就く。中尾は初防衛に失敗。

 メインの日本ライト級タイトルマッチ。王者・中尾が、同級1位の石井を迎え撃った。両者は過去3度対戦し、1勝1敗1分け。前回の対戦(2010年8月29日)では2Rに石井がダウンを奪うも3R、中尾が右フックで逆転のKO勝利を収めている。

 昨年の10月以来、現在ノンタイトル戦で4連敗中と、王者になってから未だに勝ち星のない中尾と対照的に、石井は4連勝中。勢いで上回る挑戦者は前戦の雪辱とベルト奪取を、王者は連敗脱出と初防衛を懸けた一戦となった。

 1R、互いにサウスポーの構えから、中尾はロー、石井はジャブを飛ばして行く。左のロー、ミドルと蹴る中尾、石井は蹴り足をキャッチして左ストレート。

 2R、石井がパンチのコンビネーションで前に出ると、中尾は組み付いてボディへヒザを突き刺す。接近戦では中尾に分があるか、胴に組み付くような形でヒザを入れ、投げ倒すようにして石井を何度もコカす。

 3R、離れては左ロー、ボディストレート、近づいてはヒザの中尾に対し、石井は丁寧にジャブで距離を測り左ストレート。徐々に石井のパンチが王者を捉えはじめ、ラウンド終盤には連打で中尾をロープ際へ追い込む。

 4R、石井のアッパー、フックを混ぜたコンビネーションが次々とヒット。後退する中尾を再びロープへ詰め左アッパー、そして左ヒジ。何とかヒジを返す中尾だが、ダメージは明らか。一方的に連打を浴び、もはやダウン寸前のところでラウンド終了。

 最終ラウンド、逆転を狙い打ち合いに来る中尾だが、石井は冷静にジャブからワンツー、アッパー、組んでも顔面にヒザを叩き込み圧倒。文句なしのフルマークで、石井がライト級王座戴冠を果たした。

 5連勝で新王者となった石井は試合後、「新日本キックの王者として、K-1やIT’S SHOWTIMEなど他団体で戦ってみたい」と交流戦への意欲を語った。



▲緑川(右)はKO寸前まで追い込みながら、竹内(左)を仕留め切れず

▼第11試合 セミファイナル 68.5kg契約 3分3R
○緑川 創(藤本/日本ウェルター級王者)
判定3-0 ※三者とも30-26
●竹内祐也(和術慧舟會総本部)

 7月大会では2度目の防衛に成功した日本ウェルター級王者・緑川。対するは、グローブなし、頭突きありの過激なルールで知られるラウェイの大会にも出場経験がある竹内。

 開始早々から緑川が右ローを効かせると、左右のフック連打でダウンを奪う。早くもKO決着かと思われたが竹内は必死に組み付いて凌ぎ何とか1Rをやり過ごす。

 2R以降、緑川はパンチでのKOにこだわってか、ローが減る。バックハンドエルボーや飛びヒザで一発逆転を狙う攻撃を放ってくる竹内。緑川は何度もパンチを当てるが追い込むたびに組み付かれ、決定打を与えることはできない。

 緑川は結局最後まで竹内を仕留めることはできず、大差ながら、不完全燃焼気味の判定勝利に終わった。



▲江幡(右)がヒジの連打で元NJKF王者の高橋(左)を粉砕

▼第10試合 セミファイナル 51.5kg契約 3分3R
○江幡 睦(伊原道場/日本フライ級王者)
TKO 1R2分24秒 ※レフェリーストップ
●高橋拓也(拳之会/NJKFフライ級1位、元NJKFフライ級王者)

 元NJKF王者である高橋拓也との交流戦に挑んだ日本フライ級王者の江幡睦。

 1R、飛び込んでパンチの連打を放ってくる高橋に、江幡は打ち合って応戦すると左のハイ、ミドル、そして右ローを当 てる。首相撲から高橋がヒジを放つと、江幡もヒジを返す。パンチで高橋をロープに詰めると左の縦ヒジを連打! これで高橋の右の額が腫れ、ドクターチェッ クが入る。

 腫れの大きさに続行は不可能かとも思われたが試合は再開。KO狙いの強打で突っ込んで行く高橋だが、江幡の勢いは止まらない。

 左のミドル、右ストレートで押し、さらにヒジを連打したところで危険と判断したレフェリーが試合をストップ。江幡がTKOで他団体からの刺客を撃退した。


▼第9試合 日本ヘビー級 3分3R
○コウイチ・ペタス(バンゲリングベイ・スピリット/WPMF日本同級王者&M-1同級王者)
KO 1R51秒 ※左フック
●若翔洋(フリー/元大相撲関脇)

▼第8試合 日本ヘビー級 3分3R
△アレックス・ロバーツ(イギリス/空柔拳会館/RISE G-BAZOOKA TOURNAMENT ’06優勝)
ドロー 判定1‐0 ※28‐27(アレックス)、28-28、28-28
△天田ヒロミ(デジタルスピリッツ/WPMF日本同級1位、HEATキックルール同級王者、K-1 JAPAN GP 2004優勝)

▼第7試合 日本ライト級 3分3R
○勝次(藤本/同級2位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●松本芳道(八景/元日本同級王者、K-1 WORLD MAX 2010 -63kg日本トーナメント第3位)

▼第6試合 日本ヘビー級 3分3R
○柴田春樹(ビクトリー/同級2位)
判定2-0 ※30-29、30-28、29-29
●恩田剛徳(バレンティア恩田道場)

▼第5試合 72.5kg契約 3分3R
○斗吾(伊原道場/日本ミドル級2位)
TKO 1R2分21秒 ※カットによるドクターストップ
●上野RT(ファイトクラブアンダーグラウンド)

▼第4試合 日本ヘビー級 3分3R
○嚴士鎔(げん・しよう/伊原道場/同級3位)
判定3-0 ※30-27、30-28、30-28
●篤志(BLUE DOG/元NJKF同級1位)

▼第3試合 日本ミドル級 3分3R
○阿久澤英一(山田/同級5位)
KO 1R36秒
●剛王(Raja bangsa)

▼第2試合 日本ライト級 3分3R
○福岡直也(治政館/同級10位)
KO 2R2分49秒
●大槻翔太(伊原道場)

▼第1試合 スーパーフェザー級 3分3R
△古河たすく(トーエル)
ドロー 判定1‐0 ※29‐28(古河)、29-29、29-29
△MO刃KI(もとき/二刃会/NJKF同級8位/国際チャクリキ協会西日本ライト級2位)

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