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【シュートボクシング】超獣対決はボーウィーが勝利、RENAはまさかの敗戦!鈴木とマーサが王座戴冠

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2011/09/10(土)UP


▲超獣対決を制し、仲間と勝利を分かち合うボーウィー・ソーウドムソン(右から2番目)

シュートボクシング協会
東日本大震災復興チャリティーイベント
「SHOOT BOXING2011 act.4-SB172-」
2011年9月10日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 本戦開始17:30
※オープニングファイト17:15~


▲激しい殴り合いを展開するボーウィー・ソーウドムソン(左)とトビー・イマダ

▼メインイベント(第9試合) エキスパートクラス特別ルール 70.0kg契約 3分3R無制限延長R
○ボーウィー・ソーウドムソン(タイ/ワンソンチャイ・ボクシング・プロモーション/WMC世界ウェルター級王者)
判定3-0 ※三者とも28-26
●トビー・イマダ(アメリカ/Victory MMA/Bellator FCシーズン1&2準優勝、S-cup2010準優勝)

  昨年のS-cupではアンディ・サワー(オランダ)、梅野孝明(シーザー)を退けて、見事準優勝に輝いたイマダ。前回大会では日本人最後の砦として挑んだ 宍戸大樹(シーザー)を持ち前のパワーとフィジカルを生かした豪快な投げで撃破。「SB用の危険な投げ技も完成している」と“爆投王”らしいコメントを残 している。

  そのイマダが今回迎え撃つのは、その剛腕で数々の対戦相手をなぎ倒してきたムエタイの“破壊神”ボーウィー。宍戸、梅野との大激戦、そしてS-cupでの サワーとのド突き合いなど、SBマットで外れなしのド迫力ファイトを繰り広げている。

 まさにSBマットで出会った2人による超獣対決とも言える一戦。ボーウィーの豪拳か? それともイマダの爆投か? ボーウィーはSBのTシャツ、そしてSBの象徴であるロングスパッツを履いてリングに上がる。

  1R、細かく構えをスイッチして動くイマダ。左ミドルを蹴って、ボーウイーを足払いでコカす。じりじりと前に出るボーウィーが右ロー。組みになるとボー ウィーがイマダを倒す。左ボディで飛び込むイマダ。ボーウィーは組み付くと投げを狙い、イマダはアームロック。

  ボーウイーはイマダを強引に押し倒す。左アッパーで飛び込むイマダにボーウィーが右フック! イマダは組み付いて投げを狙うがボーウィーは倒れない。構えをスイッチしてローを蹴るイマダにボーウィーが左フック。

  イマダが組み付いてヒザ蹴りを入れると、ボーウイーは距離を取ってハイキック。イマダは距離を潰してボーウィーの首を掴んでアッパー。ボーウィーは突っ込むイマダに右フックを連打する。

 2R、イマダが右ロー、再び首相撲からアッパーを連打! ボーウイーもそこに右フックを連打! 距離が離れるとボーウイーはノーガードのままパンチで猛突進! しかしそこにイマダが左フックを合わせてボーウィーからダウンを奪う!

  再開後、ボーウィーはダメージを感じさせず右ロー、左フック! イマダもパンチで前に出て行き、そこにボーウィーが右フックを打ち込む。さらにボーウィーは強烈な左ボディ、鋭いヒザ蹴り! 

  そしてイマダの右ストレートにカウンターの右を合わせてダウンを奪い返す! 立ち上がったイマダはパンチから組み付いて投げやアームロックを狙うが、逆にボーウィーが両足タックルのような形でイマダをマットに押し倒す。

 3R、ボーウィーがイマダのローに右フック! イマダの蹴りがローブロー気味に当たっても、それを無視してパンチで突進! 下がるイマダに左フックを叩き込み、投げの攻防になってもボーウィーがイマダを押し倒す。

  イマダがワンツーで前に出て行くと、ボーウィーがカウンターの左フック! 組み付くイマダを首相撲の要領でマットに倒す。

 イマダは何度も投げにチャレンジするが、それを許さないボーウィー。そして両者が左フックを相打ちし、すぐに ボーウィーが2発目の左フック! これがイマダを捉えて、ボーウィーがイマダから2度目のダウンを奪う! 立ち上がったイマダはアッパーから飛び込んで投 げを狙うが、逆にボーウィーがイマダを押し倒す。イマダが右ストレート、左ボディで飛び込むと、ボーウィーもかぶせるような右フック、そして左フック。ま さに小細工なし、真っ向勝負のぶつかり合いはボーウィーに軍配が上がった。



▲ジェシカ・ペネ(右)のシュートポイントが入り、敗れてしまったRENA

▼セミファイナル(第8試合) エキスパートクラス特別ルール 49.0kg契約 3分3R無制限延長R
○ジェシカ・ペネ(アメリカ/REIGN training center/USMAミニフライ級王者)
延長2R 判定2-0 ※10-9、10-9、9-9
●RENA(及川道場/Girls S-cup2009日本王者、同2010世界王者)

  8月のGirls S-cupで復帰戦をKO勝利で飾り、今大会への参戦を直訴したRENA。対戦相手のぺネはアメリカの総合格闘技イベント『べラトール』を主戦場とする ファイター。今秋RISEのリングで神村エリカとの大一番を予定しているRENAにとっては絶対に星を落とせない一戦となる。

 1R、前蹴りで距離を取るぺネにRENAが右ストレート。ぺネは組み付いてRENAを押し倒す。RENAが前に出ながらジャブと右ロー。

 ぺネも右ローを蹴り返し、距離を取ってジャブを突く。そこに右ストレートで飛び込むRENA。パンチから右ハイキック、距離が詰まると左ボディ。ぺネは組んでヒザ蹴りを入れる。

 右ミドルを蹴って前に出るRENA。ぺネの前蹴りをかわして右ストレート! そして右ストレートから左フック! ぺネは組んで投げを狙う。ぺネは下がりながら前蹴り。RENAはぺネの左ミドルを空振りさせて右ロー、ジャブから右ストレート。

  ぺネは組んでヒザ蹴り。RENAは下がるぺネをパンチで追いかける。

 2R、RENAが左ミドルを蹴ると、ぺネも右ストレート。組みの攻防になると互いにヒザ蹴りを入れ、ぺネが RENAを倒す。ぺネが前蹴り、RENAもそれを受けて右ストレートで前に出る。距離を潰してすぐに組むぺネ。RENAは細かくジャブを突いて右ミドル。 ぺネはそれをキャッチして倒す。RENAは組もうとするぺネに右ストレート、前蹴りに右ストレートと左フック。

  RENAのパンチがぺネを捉えるが、ぺネは下がらない。そして組み付いたぺネがコーナー際で首投げ! これでぺネにシュートポイント1が与えられる。再開後、RENAは右ストレートと右ミドル、右ストレートで飛び込んでいく。

 3R、ぺネが前蹴りで距離を取り、RENAは右ハイキック、左ミドル、インローと前蹴り。ぺネは組んでブレイクを待つ。RENAはプレッシャーをかけて右ローと右ストレート! ぺネがタックルに入るとフロントチョークを狙う。

  RENAがパンチから右ロー、右ハイキック。ぺネは下がって距離を取り、タックルで組み付く。RENAがワンツーとヒザ蹴り。ぺネが組んでRENAを押し 倒したところで試合終了。判定は30-29(ぺネ)、29-29、29-29となり、延長戦へ。

 延長R、RENAが右フックから左ボディ! ぺネは組み付いてRENAを押し倒す。組み付こうとするぺネに、RENAは左右のフック、右ミドル。ぺネはRENAのパンチをもらいながらも組み付いて投げを狙う。

  RENAはインロー、左ミドル、前蹴り。さらに右ローでぺネの足を止めて右ストレート! しかしぺネはRENAのパンチに合わせて組み付き、RENAを押 し倒す。RENAが右ストレート、右ロー。ぺネがそのローをキャッチしてRENAを倒す。判定は10-9、9-10、10-10と割れて、再延長Rへ。

 再延長R、RENAは組み付くぺネの顔を突き放して右フックを連打! しかしぺネはRENAに強引に組み付いて投げ! これでシュートポイントが入る! 

  組み付くぺネにRENAも投げ。距離が離れると顔面前蹴りを突き刺す! ひたすら組み付くぺネ。RENAは首相撲でヒザ蹴り、ぺネはRENAをロープまで 押し込む。RENAはぺネをコーナーまで詰めて左右の連打! しかしぺネはすぐにRENAに組み付く。そして判定は2-0でぺネの勝利! RENAがまさ かの敗北を喫した。

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