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【戦場】“青い目の女サムライ”モニカ、圧勝!世界王者対決を制す

2011/10/23(日)UP

DRAGON GYM
「大震災復興チャリティーイベント戦場3」
2011年10月23日(日)宮城・Zepp仙台
開場15:00 本戦開始16:15
※オープニングファイトは15:40~

 3月11日(金)に起きた東日本大震災から約半年、チャリティーイベント「戦場」の3回目が開催された。このイベントは宮城県に拠点を置くDRAGON GYMが主催するアマチュア・プロ合同開催のチャリティーイベント。

→エキシビションを終え、熱いメッセージを送ったニコラス・ペタス  

  主催者であるDRAGON GYMの佐藤亮会長は、戦場というイベント名について「3月11日に起きた東日本大震災の後日、被災したドラゴンジム石巻支部のメンバーの家のボランティ アをしていて、まるで戦争で爆撃を受けたような悲惨な石巻市を見て思い浮かんだ」と説明する。第1回目の大会は5月22日(日)仙台で行われている。

→全試合終了後には、出場全選手による餅まきも!

  今大会には新田明臣(バンゲリングベイ・スピリット)、大野崇(UNIT-K)、小比類巻太信(小比類巻道場)、ニコラス・ペタス(バンゲリングベイ・ス ピリット)ら元K-1ファイター、加藤清尚(大道塾行徳・東中野支部)、大山峻護(フリー)、伊達皇輝(KAGAYAKI/第11代MAウェルター級王 者)など大物ファイターが「自分たちの闘いを通して被災地に元気を届けたい」という熱い気持ちで集結、スペシャルマッチを行った。

  現在も避難所や仮設住宅で生活をしている子供たちを無料で招待し、多くの観客が集まる中、選手たちは熱いメッセージ、熱い戦いを繰り広げ、最後にはアントニオ小猪木の「1、2、3、ダー!」で大会は終了した。

→観戦に来ていた子供と触れ合う小比類巻太信

 大会を統括した佐藤会長は「今まで2回大会をやってきて、今回はビッグマッチということもあってかなり自分的には気合が入っていました。選手たちが熱い 気持ちで大会に協力してくれ、ニコラス・ペタスやモニカが熱いメッセージを残してくれたことで、気持ちが楽になりましたね。水泳に例えると、サーフトラン クスを履いて泳いでいたけど水の抵抗の少ない競泳用のパンツを履いて、楽に泳げるようになったかなと。

→戦場ラウンドガールの(左から)白崎智子さん、Sayakaさん、庄司梨紗さん

  イベントには協力したいという人たちが集まり、私1人の力で出来るイベントではありません。今回もみんなの協力のおかげで助けられました。お客さんのみん なが喜んで楽しんで帰ってくれたので良かったですね」とコメントしている。なお今大会の収益金は車椅子や畳を購入するために使われ、被災地に寄付される。

  次回の「戦場4」は12月4日(日)仙台、「戦場5」は来春に津波被害の大きかった石巻市での開催を予定している。


▼メインイベント(第14試合) ムエタイルール 63.5kg契約 2分3R ※ヒジなし
○モニカ(スウェーデン/DRAGON/ワンソンチャイワールドタイトル66kg王者、MADタイトル66kg王者)
判定3-0 ※30-26、30-26、30-27
神風萸暉美(神風塾/ワンソンチャイワールドタイトル57kg王者)

  両者は昨年12月熊本で開催された「LEGEND」のメインで対戦し、モニカが圧倒的な強さで、2RTKO勝ち。その後、モニカと神風は日本代表チームと して、8月12日(金・現地時間)タイ・バンコクで開催された史上最大規模の女子ムエタイ大会『クイーンズカップ』に出場、大激闘の末に2人は世界王者に 輝いた。

  世界王者対決、今回はどのような結末を迎えるのか。

 神風は日本刀を手にし、般若の面を被っての入場で会場を沸かせる。対するモニカは吉川晃司の「モニカ」の曲で登場。これまではロングヘアだったが、ばっさりとカットされショートヘアになっている! 

1R、左右ミドルのモニカに対し、神風は左ロー。自らの得意技を“ハンマーパンチ”と公言する強烈な右ストレートを当てる神風。耐えるモニカは首相撲に捕えるとヒザ連打!

 成す術のない神風は必死に抵抗するものの、防戦一方になる。モニカは前蹴りを放つと、神風は大きく後方に転倒する。

2R、長いリーチを活かしたパンチを出しながらモニカは前進。距離を潰したモニカは再び首相撲地獄にはめ、ヒザ蹴りの連打で追い込む。神風は距離を取り、左右フックを飛ばすも、モニカが主導権を握り首相撲からのヒザ蹴り。

 3R、モニカの右ストレートに合わせて、神風が右ロー。左ストレートからテンカオ、そして首相撲からヒザ蹴りの連打で、防戦一方の神風にダウンカウントが入る。その後も、首相撲で圧倒的な強さを見せつけたモニカが攻め続け終了のゴング。

  最後まで気持ちの強さを見せた神風にトドメを刺すことは出来なかったが、モニカの圧勝に終わった。これでモニカは驚異の9連勝!

  試合後、マイクを握った神風は「負けた私がマイクを先に握るのは気が引けるのですが……私は10カ月前にモニカに一方的にやられて、仲もいいので今回やり たくはありませんでした。でも、モニカの対戦相手がなかなか見つからなく、母国(スウェーデン)に帰らないで日本人のために頑張っているモニカのその想い に応えたいと思い今回リングに上がる決意をしました」と今回の一戦に臨んだ心境を語った。

  それを受けてモニカは「神風選手は凄く強かった。私はタイの試合で凄く疲れてしまい、落ち込んでいました。萸暉美さんがこのイベントのために頑張っている 姿を見て勇気をもらいました。彼女は凄く練習しているから、私も頑張れました」とあいさつ。そして「私はスウェーデンから来たゲストです。この国はあなた たちの国でしょ? 皆さんこれから頑張って下さい。私もこの国のために闘いを通して頑張っていきますので、よろしくお願いします」と被災者の方々に温かい メッセージを送っていた。


▼第11試合 54kg契約 3分3R
若山龍嗣(DRAGON)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28
●裕喜(KIX)

 前回大会のメインでキョウヘイ・ゴールドライフジム(ゴールドライフジム)から勝利した若山が登場。その前にはファーサイ(タイ)、高橋茂章(KIX)、ロンヒーサン(タイ)と“名勝負男”の異名通り、激戦を繰り広げている。

  対する裕喜は8戦6勝(4KO)1敗1分とKO勝ちの多い選手。同門の高橋が若山に敗れており、リベンジを狙う。

 1R、パンチから右ローにつなぐ若山に対し、裕喜は右ハイ。これが絶妙なタイミングで放たれ、若山を驚かせる。しかし、若山は前に出続け、裕喜を下がらせるとパンチ連打で追い詰めていく。

  手数の落ちない若山がプレッシャーをかけ続け、3Rになると裕喜は大きく後退。裕喜は前蹴りで連打を食い止めるが、若山の勢いは止まらない。そのまま前に 出続け、最後にパンチラッシュを見せたところでゴング。若山がフルマークの判定勝利を収めた。


▼第9試合 12kgウエイトハンディスペシャルマッチ 2分2R ※スネあてなし
村上リエ(DRAGON/J-GIRLSライト級&WPMO世界女子ライト級&ワンソンチャイワールドタイトル63kg王者)
ドロー 判定1-0 ※20-19、20-20、20-20
△林 亜欧(フリー/第13代全日本ライト級王者)

 27戦無敗、日本中の誰からも対戦を避けられる最強女ムエタイ戦士、村上の今回の対戦相手は何と、小林聡、大月晴明、金沢久幸らと激闘を繰り広げた元全日本キックライト級王者の林亜欧に。12kgも重い元王者を相手に、村上はどう戦うのか。

 1R、村上が左ロー、左ミドル。村上の左ミドルに、林が右ローを合わせる。村上が重い左ミドルを出せば、林も重い右ミドルを返し激しい攻防が繰り広げられる。

  2R、ウェイトのある林の右ミドルの前に、下がる村上だが、左ミドル、ワンツーで反撃し三冠王としての意地を見せる。お互いに一進一退の攻撃が繰り広げら れ、結果はドロー。マイクを握った村上は「最近男性との試合が続いている(5月は元全日本&NJKFバンタム級王者・安川賢とガチンコエキシビションマッ チで激突)ので、女性とやりたいです(笑)。勝ち続けるので応援よろしくお願いします」とあいさつした。


▼第3試合 バンタム級 2分3R
○MITSUKI(DRAGON/J-GIRLSフライ級6位)
TKO 3R2分32秒
●anna(FIGHT CHIX)

 2月の神風莉央(神風塾)戦以降、試合から遠ざかっていたMITSUKI。3・11震災後の環境の変化によってまともに練習が出来ない状態が続いていた。今回の一戦はannaから対戦要求があったことから実現となった。

 1R、MITSUKIは左ミドル、長いリーチから繰り出されるワンツーでannaを下がらせる。annaは右フック、左ローを返すも、 MITSUKIは首相撲に捕えるとヒザ蹴り連打! 

 13cmの上背のMITSUKIが一度首相撲で捕まえると、annaは成す術なくヒザをもらい続けるのみ。

 annaは何とか反撃しようとパンチを振るうものの、MITSUKIの首相撲にはまってしまいなかなか攻められない。3Rには遂にMITSUKIがダウ ンを奪取。そのまま勢いに乗るMITSUKIがヒザ蹴りで2度のダウンを奪い、TKO勝利を収めた。



▲観客に声援を求める独特なスタイルで会場を沸かせたニコラス・ペタス(右)

▼セミファイナル(第13試合) スペシャルエキシビションマッチ 2分2R
-ニコラス・ペタス(バンゲリングベイ・スピリット/K-1 JAPAN GP2001日本王者)
勝敗なし
コウイチ・ペタス(バンゲリングベイ・スピリット/初代M-1ヘビー級王者)



▲スピーディーで迫力のあるキックの応酬を繰り広げた小比類巻太信(左)とシラー・トーバンセン

▼第12試合 エキシビションマッチ 2分2R
-小比類巻太信(小比類巻道場/K-1 WORLD MAX 04’05’09’日本代表決定トーナメント優勝)
勝敗なし
-シラー・トーバンセン(タイ/元ラジャダムナン&オームノーイスタジアム認定フェザー級王者)


▼第10試合 プロレスタッグマッチ 時間無制限一本勝負
○高橋洋子&藪下めぐみ(FIGHT CHIX)
一本
●アントニオ小猪木&小蝶野 (西口プロレス)


▼第8試合 チャレンジマッチ 2分3R
-川嶋勝重(フリー/元WBC世界スーパーフライ級王者)
勝敗なし
-キッズファイターズ2:阿部雅貴、丹大亮、佐高仁、倉持心一夢(DRAGON)


▼第7試合 チャレンジマッチ 2分4R
-新田明臣(バンゲリングベイ・スピリット/05K-1 WORLD MAX日本代表決定トーナメント準優勝)
勝敗なし
-キッズファイターズ1:阿部雅貴、斉藤日和、佐藤太陽、齋藤紘也(DRAGON)


▼第6試合 エキシビションマッチ 5分1R
-加藤清尚(大道塾行徳・東中野支部/UKF世界スーパーライト級王者、WMTF世界ジュニアウェルター級王者)
勝敗なし
大山峻護(フリー/マーシャルコンバットライトヘビー級王者)


▼第5試合 エキシビションマッチ 2分2R
-安倍基江(アカデミア・アーザ/J-GIRLSミニフライ級王者)
勝敗なし
-山田真子(錬成塾/J-GIRLSアトム級王者)


▼第4試合 エキシビションマッチ 2分2R
-大野崇(UNIT-K/ISKAオリエンタル世界ミドル級王者)
勝敗なし
-伊達皇輝(KAGAYAKI/第11代MAウェルター級王者、亜細亜統一格闘技協会2000ウェルター級王者)


▼第2試合 ウェルター級 3分3R
○ヤスタカ・ペタス(バンゲリングベイ・スピリット)
KO 2R2分57秒
●阿部健一(DRAGON石巻)

▼第1試合 55kg契約 3分3R
○白岩義也(DRAGON石巻)
判定3-0 
●対馬信人(小比類巻道場三沢支部)

▼オープニングファイト第3試合 64kg契約 2分3R
○加藤智也(DRAGON大仙)
判定3-0 ※三者とも29-28
●ハマー寛明(DRAGON名取)

▼オープニングファイト第2試合 68kg契約 2分3R
○高橋政彦(DRAGON石巻)
判定2-0 ※30-29、30-29、29-29
●記村一成(小比類巻道場)

▼オープニングファイト第1試合 45kg契約 2分3R
○榊原達也(チームSK)
判定3-0 ※30-28、30-29、30-29
●亜月(秀晃道場)

 

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