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【キングダム】メジャーvsインディー団体対抗戦はインディーが勝利

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2012/04/30(月)UP


▲入江(左)は会場使用の延長料金が発生する前に試合を終わらせた

キングダムエルガイツ
「キングダムエルガイツ東京大会~メジャー系団体vsインディー系団体 全面対抗戦~」
2012年4月30日(月・祝)東京・新宿FACE
開場17:30 開始18:00
サテライトバウト(新人戦)開始17:45

▼ダークマッチ(全試合終了後に試合開始)キックボクシング&MMAクロスラウンド3分5R
○入江秀忠(キングダムエルガイツ)
TKO 2R2分5秒 ※マウントパンチ連打
●金家充幸(拳正道)

 この試合は、キックルールとMMA(総合格闘技)ルールを交互に行うミクスドルールが採用された。21:15開始という、会場使用の延長料金を払わないための客出しのタイムリミット21:30まで15分を切る中、試合は始まった。

 1Rのキックルールでは、キックで8勝の結果を残し千葉県ベンチプレス大会では優勝の実績を持つ金家が、序盤から猛 攻を仕掛ける。この試合に向けて、掣圏会館・桜木裕司の元で打撃の修行を敢行している入江は、前蹴りとステップワークでパンチ主体の金家を間合いに入れさ せない。

 2Rに入り、入江は金家からテイクダウンを奪いマウントポジションに成功するが、なぜかパウンドを数発落としてスタ ンディングに戻るという意味不明の行動をとる。再開し、パンチからローキックなどの打撃を繰り出したところで入江は再びタックルを仕掛けるがこれは金家に 切られる。しかし入江はここから相手の腕を巻き込み上下を逆転させると、再びマウントへ移行。強烈なパウンド連打を繰り出したところでレフェリーが試合を 止めた。

 入江は試合中の意味不明の行動について、「とことん打撃で勝負する姿勢をファンに伝えたかったが、いまいち伝わらなかった」と語っていた。


▼メインイベント メジャーvsインディー5対5対抗戦大将戦 ZSTルール フライ級シングルマッチ 5分2R
○RYOTA(キングダムエルガイツ)
一本 1R31秒 ※腕ひしぎ十字固め
●宮本大輝(総合格闘技ジムmove/ZST推薦)
※対抗戦は3勝1敗1分でインディー側が勝利。

 対抗戦の最後を務めるのは、RYOTAと宮本大輝。実は入江と宮本の師匠・中村和信は14年前に旧キングダムの最終戦で試合をしている。

 開始早々下になったRYOTAは、ガードから足を取りに行くと見せかけて宮本の腕を十字でがっちりキープ。宮本はなんとか回転して逃げようと意地を見せるが、最後は無念のタップアウト負けを喫した。これで対抗戦はインディー団体側が3勝1敗1分で勝利。

 試合後、RYOTAは噂されるZSTフライ級王者・田沼良介との戦いについて触れ、対戦実現をZST関係者へ向け再びアピールした。


▼メジャーvsインディー5対5対抗戦副将戦 DEEPルール フライ級 5分2R
○須田 悠(キングダム立川)
KO 2R20秒 ※左フック
●中村龍之(IMPACT GYM/DEEP推薦)

 同門・清田秀樹の負傷欠場により急遽参戦が決定した須田。佐伯繁DEEP代表からの刺客、中村を迎え打つ。1R序盤から、テイクダウンを奪われて苦しいポジショニング展開が続く須田だったが、要所でしぶとく粘り中村に決めさせない。

 2Rに入ると開始早々からお互いの激しいパンチが交差する。そこで須田の狙いすました左フックが中村のアゴを捉え、 ヒザから崩れ落ちた中村を見てレフェリーが試合を止めた。トレジャーハンターの父親を持ち、人生のトレジャーハントを目指してきた須田は、ついに念願の金 星を手に入れた。


▼メジャーvsインディー5対5対抗戦中堅戦 パンクラスルール バンタム級 5分2R
△加藤 惇(キングダム横浜旭)
ドロー
△宗方恭夫(IMPACT GYM/パンクラス推薦)

 徹底してタックルを切って打撃を当てたい加藤は、距離を取りながら機を伺うが、宗方のタックルを切ることが出来ずにテイクダウンを許してしまう。それならと加藤は下からなんとか技を仕掛けてみせるが、逆にこれを凌がれパスガードを許してしまう。

 宗方にマウント奪取されたがそこから粘りを見せてこれを返してみせると、今度は上からパウンド攻撃を見せる。1R後半は肩固めに入られ万事休すと思われた加藤だったが、なんとか粘りラウンド終了のゴングを聞くことが出来た。

 2Rに入り打撃に突破口を見出したい加藤は、長い手足から繰り出すパンチがヒット。宗方をグラつかせる。しかし、寝技に入ると試合巧者・宗方の攻撃に防戦一方となり、スリーパーを2分近く凌いだところで試合終了となった。


▼メジャーvsインディー5対5対抗戦次鋒戦 旧DEEPメガトンルール 3分2R
○川田恭史郎(キングダム横浜旭)
TKO 1R13秒 ※左ストレート
●若翔洋(元大相撲関脇/DEEPメガトン推薦)

 新鋭・川田とこの試合に勝って再浮上のチャンスを掴みたい若翔洋の一戦。試合は旧メガトンルールの試合時間、3分2Rが採用された。川田も110kgと堂々のメガトンの体躯を誇るが、若翔洋は140kgを超えており、並ぶと体格差が分かる。

 しかし、試合開始早々サウスポーの川田が渾身の左ストレート、崩れ落ちるように倒れた若翔洋にパウンドを入れる前に、レフェリーが割り込み試合を止めた。これでインディー団体側は1勝1敗のイーブンへ星を戻した。


▼メジャーvsインディー5対5対抗戦先鋒戦 キックボクシングルール 3分3R
○針谷 耕(TARGET)
TKO 2R1分37秒 ※ローキック
●真之助(キングダムKICKS)

 針谷は180cmを超す長身、171cmながらアマチュアキックではKOの山を築き続けた真之助。懐に入れるかどうかがカギを握りそうだ。

 試合はストレートとローで攻め立てる針谷に対し、左右のフックを攻撃の主体とする加藤。序盤から戦前の予想どおり激しい打ち合いとなる。針谷は首相撲を仕掛けるが、真之助もパワーでは負けてない。逆に長身の針谷に首相撲からのヒザを繰り出していく。

 2Rに入ると、ややスピードが衰えた真之助を1分過ぎに針谷のローキックが捉えついにダウン。なんとか立ち上がり、針谷のローキックを一度は耐え左右のフックで応戦した真之助だったが、再びローを返され無念のTKO負けとなった。


▼休憩中特別試合 エルガイツルールLEVEL3<ヒジ・頭突きあり>無差別級3分1R
○長谷川賢(キングダムエルガイツ)   
TKO 2分22秒 ※マウントパンチ
●ダニ男(神宮寺しし丸/太田プロ/お笑い芸人)

▼ARCADIAルール 3分2R
△スーパータイガー(リアルジャパンプロレス)
ドロー 判定1-1
△佐藤光留(パンクラスmission)

▼アームレスリングワンマッチ A・B・C<アームレスリング・バトルゾーン・チャンピオンシップ>ルール
○山田よう子(アームレスリングライトアーム-45kg級女子世界王者)
vs
●ばってん多摩川(西口プロレス)

▼キックボクシングジュニアルール 1分2R
○内野隼也(ウィラサクレックジム三ノ輪/M-1ジュニア-45&50kg級王者)
TKO 1R26秒 ※左ハイキック
●井上 航(キングダムKICKS)

▼スタンディングバウト 3分3R 64kg契約
○岩上 学(小濃塾)
TKO 2R
●近江良哉(元プロボクサー)

▼エルガイツルールLEVEL1 ライト級 5分1R
○芳賀将司(KAME GIM)
一本 2分21秒 ※チョークスリーパー
●セイヤ(Ryuji TEAM)

▼グラップリングバウト無差別級4分1R 柔道対ブラジリアン柔術検証マッチ
○宮下一成(稲妻柔術総師範/ブラジリアン柔術黒帯)
一本 3分29秒 ※チキンウイングアームロック
●竹内義人(竹内会館/柔道黒帯三段)

▼サテライトバウト バンタム級 3分1R
○三浦直之(キングダム聖蹟桜ヶ丘)
TKO 13秒
●青木悠将(矢吹道場)

▼サテライトバウト ミドル級 3分1R
△秋山牛(キングダム対馬)
ドロー
△武士マックス(KAME GYM)

▼スタンディングバウト 2分2R
○前 雄輝(キングダムKICKS)
判定3-0
●荒井諒馬(矢吹道場)

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