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【M-1】日本チーム奮闘も5対5対抗戦はタイチームが3勝2敗で勝利!

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2012/09/09(日)UP

M-1MC
「M-1ムエタイチャレンジ Sutt Yod Muaythai vol.3」Part2(夜の部)
2012年9月9日(日)東京・ディファ有明


▲最後は左ローでジャウパチャラ(左)を仕留めたLittle Tiger(右)

▼第10試合 日vsタイ5対5マッチ 次鋒戦 WPMF 47kg契約 2分5R
○Little Tiger(F・Team Tiger/WPMF、WMC世界女子ミニフライ級王者)
KO 4R2分 ※左ローキック
●ジャウパチャラ・モータサナイ(タイ)

 

 6月24日にWMCとWPMFのベルトを獲得し、二冠王となったLittle Tiger(以下タイガー)が王者としての初戦を迎える。対戦相手のジャウパチャラは17歳、身長160cmということ以外、データがない未知の選手だ。

 

 1R、ジャウパチャラはスピードのある左右ミドルキックで場内を驚かせる。さらに右に左にと構えをスイッチし、タイガーを惑わせる。タイガーの蹴りをかわしてミドルキックをヒットさせるジャウパチャラに、タイガーは右ローと左右の前蹴りで応戦する。

 

 2R、タイガーはローからパンチ。ジャウパチャラはそれに左右ミドルを合わせ、激しい蹴り合いが見られる。両者とも気の強さを前面に出しての攻めだ。組み合いになるとジャウパチャラがヒザ蹴りを入れ、タイガーは離れるとサイドキックからのパンチ。

 

 3R、前に出るタイガーの左のパンチが当たり始める。サイドキックからのパンチにジャウパチャラはミドルを返していくが、タイガーはパンチでコーナーへ追い詰めてのバックキック! この一発でジャウパチャラは失速する。

 

 4R、タイガーの左ローが何度も強烈に決まり、ジャウパチャラは後退。

 タイガーは左ローとボディへの前蹴りで追っていく。この前蹴りが効いたか、ジャウパチャラは突然下腹部辺りを抑えて後ろを向いてしまい、、そこへタイガーが左ロー! ジャウパチャラはバッタリと倒れ、タイガーのKO勝ちとなった。

 


 


▲ラックタワルン(右)のヒジ打ちで清川(左)は左目尻から流血した

▼第9試合 日vsタイ5対5マッチ 先鋒戦 WPMFフェザー級 3分5R
○ラックタワルン・エスジム(タイ/エスジム)
判定3-0 ※50-48、50-47、50-47
●清川祐弥(新宿レフティージム/WPMF日本フェザー級4位)

 日本vsタイの5対5マッチ、先鋒戦は2008年J-NETWORK新人王の清川と日本在住のタイ人であるラックタワルンが争う。

 

 1R、ラックタワルンはゆったりとしたリズムから突然速い右ミドルを繰り出す。単発ながら威力がある。サウスポーの清川はローとジャブで様子を見る。

 

 2R、清川はジャブとローで前へ出て行くが、ラックタワルンは清川の蹴り足をキャッチしての攻撃とヒジを多用し、速い右ミドル。ラックタワルンの攻撃は単発だが、的確に清川を捉える。逆に清川はクリーンヒットをなかなか奪えない。ラックタワルンの上手さにしてやられている印象。

 

 3R、疲れが見えるラックタワルンにスピードを上げていく清川はインロー。しかし、右ヒジでカットされて左目尻から流血させられる。ラックタワルンはそこから右ヒジを連発し、傷口を狙う。

 

 4R、清川が前へ出て細かくパンチとローを出していくが、ラックタワルンを捉えきれない状態。ラックタワルンは明らかにスタミナ切れだが、ヒジと右ミドルを出していく。清川が首相撲に持ち込んでも、ラックタワルンは全く崩れない。

 

 5R、ラックタワルンは変わらずに右ヒジを連打し、前蹴りで突き放す。清川はパンチで前へ出いくが、ラックタワルンは組み付いて時間を稼ぎ、時間切れとなった。判定3-0でタイチームが先勝した。

 


 


▲多彩なテクニックを見せ付けて田中(左)がタイトル挑戦権を獲得

▼第8試合 WPMF日本ウェルター級次期王座挑戦者決定戦 3分3R延長1R
○田中秀弥(RIKIX/WPMF日本ウェルター級1位)
判定2-0 ※29-28、30-28、29-29
●中澤 純(ワイルドシーサー群馬/MA日本ウェルター級王者、WPMF日本ウェルター級3位)
※田中がWPMF日本ウェルター級王座への挑戦権を獲得。

 王者T-98(たくや)への挑戦権を懸けたトーナメントは、7月15日に中澤が高修満を、同29日に田中が笹谷淳を下して今回決勝戦を迎えた。MA王者の中澤が二冠王に王手をかけるのか、それとも田中が再戦(2010年11月14日にT-98と対戦して田中が判定2-1で勝利)への切符を手に入れるのか。

 

 1R、中澤は田中の前足に左右のローを集中させ、田中はローを蹴りながらパンチのコンビネーション。中澤のローに田中は右ストレートを合わせていき、右ミドルを蹴り返す。前に歩くようにして放つヒザ蹴りも見せる。

 

 2R、田中は右ローと右ミドルを使い分けてパンチのコンビネーションにつなぐ。中澤はとにかくローを蹴り続けるが、田中の前蹴りとジャブに阻まれ、ヒザ蹴りとボディブローをもらう。

 

 3R、パンチとローで前に出る中澤を田中は前蹴りで突き放して右ローと右ミドル。中澤のローが効いている様子だが、田中は右ミドル、右ハイキック、前蹴りで突き放してしまう。田中が持ち前のテクニックを発揮して、判定2-0で勝利し、T-98への挑戦権を手にした。

 


 


▲K-1甲子園王者の小川(右)がヒジ、ヒザも巧みに使って勝利した

▼第7試合 WPMF日本ライト級 3分3R延長1R
○小川 翔(OISHI GYM/2011年K-1甲子園王者)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-26
●稲葉竜太(Team.OJ/APKFライト級王者)

『K-1甲子園2011』で優勝した小川がM-1に初参戦、ヒジ・首相撲ありのムエタイルールでいかに戦うか。対戦相手はAPKFライト級王者の稲葉。

 

 1R、左右ミドルで開始と同時に猛攻を仕掛けた小川だが、稲葉の左フックでガクッと腰を落とす! しかし、小川はすぐに回復してボディストレートと前蹴り、ヒザ蹴りで稲葉のボディを集中攻撃。稲葉も左右フックからの右ローで応戦する。

 

 2R、間合いを詰めて強いパンチを打ってくる稲葉を、小川がインローで何度も転倒させる。小川は稲葉のパンチに左ミドルも合わせていき、左ハイキックでダウンを奪う! その後も小川がヒザ、ヒジ、ハイキックで稲葉をコーナーへ詰めての猛攻。前足払いで崩しての右ストレートというテクニックも見せる。

 

 3R、小川は至近距離からの右飛びヒザ蹴りで稲葉をグラつかせ、コーナーへ詰めてのパンチ連打。稲葉のパンチにはインローを合わせ、左右ミドルとハイキック、前蹴りとヒザ蹴りなど多彩なテクニックを見せ、KOは逃したものの小川が圧勝を収めた。

 


 

▼第6試合 WPMF日本スーパーバンタム級ランキング戦 3分3R延長1R
○鷹大(たかひろ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/WPMF日本スーパーバンタム級7位)
TKO 2R2分43秒 ※ヒジによるカット→レフェリーストップ
●さと吉(アクティブJ/WPMF日本スーパーバンタム級8位)

 

▼第5試合 WPMF日本スーパーフライ級ランキング戦 3分3R延長1R
○片島聡志(藤原ジム/WPMF日本バンタム級8位)
判定3-0 ※30-28、29-28、30-29
●土橋朋矢(新宿レフティージム/WPMF日本バンタム級9位)

 

▼第4試合 WPMF日本スーパーライト級 3分3R延長1R
○岩下隆樹(朝久道場)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-29
●水嶋正弥(BONDS)

 

▼第3試合 WPMF日本ライトヘビー級 3分3R
○小橋川裕貴(藤原ジム)
KO 1R1分15秒 ※左フック
●巻淵 淳(BONDS)

 

▼第2試合 WPMF日本スーパーライト級 3分3R延長1R
○加藤剛士(ウィラサクレック・フェアテックスジム)
判定3-0 ※三者とも29-28
●前田将貴(RIKIX)

 

▼第1試合 WPMF日本フェザー級 3分3R延長1R
○ZINSU(ウィラサクレック・フェアテックスジム)
判定3-0 ※30-26、30-26、30-25
●キョウヘイ・ゴールドジム(ゴールドジム)

★第13試合(ヨードセングライvs SHOHEI)、第12試合(一戸総太vsピンサヤーム)、第11試合(ゲーオvs高修満)の試合結果はこちら


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