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【ライズ/M-1】吉本と山本がグローリーの刺客を撃退!水落と神村は世界タイトル奪取

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2012/12/02(日)UP

▲ソンヒョン(左)の右ストレートがブアカーオ(右)を打ち抜いた

▼第12試合 RISE×M-1MC対抗戦 RISEルール -63.5kg契約  3分3R延長1R
○イ・ソンヒョン(韓国/仁川ムビジム/初代RISE KOREAウェルター級王者)
KO 1R2分58秒 ※右ストレート
●ブアカーオ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)

 RISE×M-1MC対抗戦として、それぞれのリングで活躍する強豪外国人ファイターが対決! ソンヒョンは、RISEライト級王者・裕樹、渡辺理想、麻原将平を撃破している“コリアンモンスター”。

 対するブアカーオは今年3月に初来日し、NJKFとMAのランカー勢などを倒し3連勝。7月にWPMF日本王者T-98に敗れ、11月のM-1では大石駿介と5ラウンドに及ぶ激闘を演じている。

 1R、サウスポーのブアカーオにソンヒョンがハイキックを見舞えば、ブアカーオもすぐにハイキック。ソンヒョンが右ストレートでボディを打てば、ブアカーオは左ストレートを返す。

 ボディと顔面を打ち分けるソンヒョンに、ブアカーオは左ミドルとヒザ蹴り。矢継ぎ早にパンチを放つソンヒョンにブアカーオは左ローを狙い撃ち。

 ブアカーオがローでダメージを与えたかに見えたが、ソンヒョンが左ボディからの左フック、そして右ストレートでダウンを奪う! 吹っ飛ぶようにしてダウンしたブアカーオは全く身動きがとれず、ソンヒョンのKO勝ちが決まった。


▲水落(左)がハードパンチでKO勝ち、世界タイトルを奪取!

▼第11試合 WPMF世界ライト級王者決定戦 3分5R
○水落洋祐(はまっこムエタイジム/WPMF世界ライト級9位、WPMF日本ライト級王者、WBCムエタイ日本ライト級王者)
KO 2R2分20秒 ※パンチ連打
●ノンアーン・サシプラバージム(タイ/WPMF世界ライト級4位)
※水落が新王座に就く。

 今年になってWPMF&WBCムエタイ日本ライト級王座の二冠を獲得し、勢いに乗る水落が、今度は世界のベルトを狙ってWMFP世界ライト級王者決定戦に臨む。

 対するはWPMF世界ライト級4位のノンアーン。水落が持ち前の強打で打倒ムエタイ&世界タイトル獲得を目指す。

 1R、ノンアーンはいきなり意表をつく飛び蹴りと飛びヒザ蹴り。水落の右フックに右フックを合わせてくる。さらにはジャンプしてのヒジで水落の頭頂部を狙う。ローと右フックの水落にノンアーンはヒジを連発。水落も負けじとワンツーをヒットさせるが、ノンアーンは首相撲で水落を転倒させる。パンチをもらってもヒジを返してくるノンアーンはかなり変則的な戦いぶり。オープンスコアはジャッジ1名が10-9でノンアーン、2名が10-10でイーブン。

 2R、ノンアーンの左ミドルと水落の右ローの蹴り合いとなり、パンチも激しく打ち合う。水落のパンチをもらってもひょうひょうとしてヒジとヒザを返すノンアーン。水落は右ローからの左フックを連続してヒットさせ、一気にパンチで打ち合う。ヒジを返すノンアーンだが、水落の右フックでダウン!

 水落はボディ、ローで攻め、右ボディからの左右フックでノンアーンが悶絶して崩れ落ちる! そのまま立ち上がることはなく、水落がKO勝ち! 念願の世界タイトルを手にした。大勢の応援団からの“水落コール”がTDCホールに鳴り響いた。


▲1Rから猛然と攻め込んだ神村(左)が世界タイトルを取り戻した

▼第10試合 WPMF世界女子ミニフライ級王座決定戦 2分5R
○神村エリカ(TARGET/Girls S-cup2011王者、世界ムエタイ三冠王)
KO 3R1分21秒 ※右ストレート
●ローマ・ルックブンミー(タイ/ランシットスタジアム認定王者、パタヤ ミニフライ級王者)
※神村が新王座に就く。

 神村が防衛期限が過ぎたために返上した、WPMF世界女子ミニフライ級王座の再獲得戦を行う。

 王座決定戦を争うローマは16歳にして120戦ものキャリアを持ち、そのうち98勝を収め25回のKO勝ちがあるという。神村はこの強豪をムエタイルールで破り、再び世界のベルトを腰に巻くことが出来るか?

 1R、前へ出て左ミドルと左フックで攻めまくる神村。ローマは組んでのヒザ蹴りに持ち込む。パンチを当てる神村だが、近付くとローマの首相撲に捕まってしまい、ヒザをもらう。

 ブレイクになると神村が前進して左ミドルとパンチ。勢いでローマを押していく。オープンスコアはジャッジ三者とも10-9で神村につけた。

 2R、神村の左フックからの右ボディストレート、畳み掛けるようなパンチの連打に場内からはどよめきが起こる。しかし、ローマも右ハイキック、首相撲では神村を転倒させた。

 さらに攻め込む神村だが、やはり首相撲に捕まって豪快に倒される。残り10秒で神村が右ハイキック! このラウンドはジャッジ2名が10-10、1名が10-9でローマを支持。

 3R、左ミドル連打からパンチで攻め込む神村を、ローマは首相撲に捕まえてのヒザ蹴り連打。首相撲に手を焼く神村だが、右ボディストレートからワンツー! 強烈な右ストレートがヒットし、ローマは豪快にダウン! 10カウントが数えられ、神村の見事なKO勝利となった。神村はマットに顔を伏せ、号泣する。一度は返上したベルトをその腰に戻した。

 

▲清水(右)が現役ラジャダムナン王者(左)と殊勲のドロー

▼第9試合 WPMFルール -58.0kg契約 3分5R
△清水雄介(尚武会/元WPMF日本スーパーバンタム級本王者、元J-NETWORKバンタム級王者)
ドロー 判定0-0 ※三者とも48-48
△シリモンコン・PKステレオ(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王者)

 シリモンコンは2011年8月に『ビッグバン』のリングで駿太を破っているラジャダムナンスタジアムの現役王者。駿太戦では蹴りを多用するテクニシャンぶりを発揮した。

 対戦するのは打倒ムエタイのホープである清水。21歳の現在まで16勝(3KO)2敗2分と高い勝率を誇り、180cmの長身から繰り出す蹴り技を得意としている。清水がこの大物を狩ってムエタイ王者への足がかりとするか? 大注目の一戦となった。

 1Rはお互い様子見でほとんど手を出さず、清水が右ストレートと左フック、シリモンコンがローをヒットさせた程度。

 2R、シリモンコンのローに左フックを合わせる清水。シリモンコンは足払いで豪快に清水を転倒させ、左右のハイキックを放つ。清水はシリモンコンの右ローに右ストレートをカウンターで合わせる。

 3R、左右のミドルを蹴るシリモンコンが右ミドルを放ったところで、清水の右ストレートがジャストミート! ダウンを奪う。

 立ち上がったシリモンコンは一気にペースを上げて前へ出てくる。左右のミドルとヒジ、清水はジャブとアッパーで応戦。蹴りを連発してくるシリモンコンに清水はパンチで対抗し、パンチと蹴りの応酬が繰り広げられる。

 4R、前に出るシリモンコンがミドルを蹴りまくり、組んでのヒザに持ち込む。シリモンコンの鋭いハイキックをスウェーバックでかわす清水。どんどん前へ出て蹴ってくるシリモンコンに清水がカウンターのパンチを合わせていく! ミドルを蹴りまくられる清水だが、長いリーチを活かしたワンツーでシリモンコンを仰け反らせる。

 5R、ミドルとハイキックを連発するシリモンコン。左ハイキックがヒットするが、清水は前に出てパンチを打つ。蹴りにパンチを合わせる清水。残り30秒になると、シリモンコンは手を休め試合を流したが、判定はドロー。清水の大金星はならなかった。


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