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【DREAM】日本人頂上対決は川尻の完封勝利、青木とマッハが日本に勝利もたらす

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2012/12/31(月)UP

▲小見川道大(左)との日本人頂上対決を制した川尻達也(右)

DREAM.18&GLORY4実行委員会
GLORY Sports International presents
「DREAM.18&GLORY 4~大晦日SPECIAL 2012~」
2012年12月31日(月)さいたまスーパーアリーナ

▽第1部
▼メインイベント(第8試合) DREAMフェザー級ワンマッチ 5分3R
○川尻達也(T-BLOOD)
判定3-0
●小見川道大(吉田道場)

 これまでUFCを主戦場にし、DREAM参戦は2010年9月以来、約2年ぶりとなる小見川。UFCでは5戦するも1勝4敗と負け越してしまった。

 その小見川とは対照的に、DREAMで実績を積み現在4連勝中の川尻。アメリカで試練を味わった小見川か、それとも日本のリングを守ってきた川尻か? DREAMのメインイベントのゴングが鳴る!

 1R、積極的に仕掛けるのは川尻。パンチ、蹴りを出してタックルでテイクダウンを奪う。小見川は下から足関節技を狙うが、川尻はしっかりとディフェンスして上に乗る。

 川尻はパンチをコツコツと落とし、小見川は川尻を引き付けて動きを封じる。小見川は下から腕を極めにかかるが、川尻は冷静に脱出。再びパンチを落としていく。川尻がパンチをまとめて小見川の顔面へ叩き込んだ。

 2R、大きなフックを狙う川尻に小見川は足払い気味のロー。川尻はパンチにタックルも混ぜるが、小見川はバックステップでかわす。2度目のタックルで川尻がテイクダウンに成功し、得意の肩固めを狙ったが小見川にかわされる。

 それでも川尻優勢は変わらず、川尻はパスガードを仕掛けながらボディへのパンチ。完全に上をキープする川尻がマウントポジションを奪い、再び肩固め! しかし、ここでラウンド終了のゴング!

 3R、川尻のタックルを受け止めた小見川だが、川尻はそのまま押し倒す。そして抜群のキープ力で上にのり続ける。さらにパスガードしてサイドにつき、マウントへ。川尻が得意の肩固め! これは不十分だったが、川尻は小見川を立たせずにマウントをキープする。またも肩固めにいく川尻。小見川は必死にディフェンスし、川尻は解除してパンチにいく。最後まで川尻が小見川に何もさせず、判定勝ちを飾った。


 

▲カラカニヤン(上)の強烈なパウンドを喰らう高谷裕之(下)

▼セミファイナル(第7試合) DREAMフェザー級ワンマッチ 5分3R
○ジョージ・カラカニヤン(アメリカ/ミレニアMMA)
判定2-1
●高谷裕之(高谷軍団/DREAMフェザー級王者)

 DREAMフェザー級王者・高谷の対戦相手カラカニヤンは、空手、サンボ、ブラジリアン柔術をベースに持ち、06年10月のKOTCでプロデビュー。その後はベラトールFCトーナメントにエントリーし、11年にはTachi Palace Fightsフェザー級王者に。これまでに挙げた19勝のうち一本が11勝、KOが4勝と極めの強さは折り紙つきだという。

 1R、高谷の右ローにカラカニヤンが右フックを合わせる。スリップダウンした高谷の上になったカラカニヤンがパンチ、重い一発を落としてくる。立ち上がろうとした高谷の足や腰を抱えて、立ち上がるのを阻止しようとしたカラカニヤンだが、高谷は立ち上がる。

 スタンドに戻ると鋭いパンチ、ヒザ、ローを繰り出すカラカニヤン。高谷もパンチのコンビネーションで応戦するが、カラカニヤンが組み付いていく。

 カラカニヤンが右ロー、高谷も右ローを返す。高谷が組み付くとカラカニヤンはボディにヒザを突き刺していく。カラカニヤンはフック&アッパーのパンチ連打で高谷を追い込み、足を掛けてテイクダウンを奪う。

 2R、カラカニヤンが左右フック、高谷も頭を振って左右フックを返す。カラカニヤンは右ハイキック、さらに右フック。高谷の左フック、右フックがヒット! 

 しかし、カラカニヤンは組みついてヒザの蹴り合いに持ち込む。テイクダウンを狙うカラカニヤンだが、高谷を倒すことが出来ない。

 飛びヒザ蹴りに来たカラカニヤンに高谷が右フックを見舞い、カラカニヤンが尻もち。上になった高谷はパンチを落とすが、カラカニヤンも下から関節技を仕掛けてくる。腕を抱えられた高谷は動きが封じられ、パンチを落とすことが出来ない。

 3R、カラカニヤンの顔面前蹴りがヒット! 高谷はパンチで前へ出て行く。しかし、またもカラカニヤンが前蹴り、さらに高谷のローをキャッチして寝技に持ち込む。

 カラカニヤンはパスガードに成功してマウントポジションを奪うが高谷はハーフガードに戻す。カラカニヤンはさらにパスガードを仕掛けてサイドポジションを奪い、高谷の頭部にヒザ蹴りを見舞う。

 立ち上がろうとする高谷と抑え込もうとするカラカニヤン。その攻防が続き、高谷が立ち上がるが、組み続けたカラカニヤンが再び高谷に尻もちをつかせる。2度目のトライで立ち上がることに成功した高谷はパンチのラッシュを仕掛けるが、カラカニヤンは組み付いてテイクダウンを奪いにいく。

 判定は2-1でカラカニヤン! DREAM王者を破った。

☆同時開催「GLORY 4ヘビー級トーナメント」の試合結果はこちら

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