TOP > 試合結果 一覧

【ライズ/M-1】恐るべきコリアンモンスターが新王者に!裕樹をまさかのローキック葬

フォロー 友だち追加
2013/01/06(日)UP

▲激しく打ち合う熱闘となったが、ダウンを奪った渡部(右)が勝利

▼第10試合 RISEルール -66.5kg契約 3分3R延長1R
○渡部太基(藤原ジム/元WPMF日本ウェルター級王者)
判定2-0 ※27-26、27-27、26-25
●小宮由紀博(スクランブル渋谷/RISEスーパーライト級2位)

 キャリア40戦を超えるベテランファイターの小宮は長らくミドル級(-70kg)トップの1人として活躍してきたが、昨年から思い切って65kgのスーパーライト級まで階級を下げた。

 一方、渡部は名門・藤原ジムの次期エース。渡部は殴って良し蹴って良しと、どの攻撃もKOにつながる一撃を持った激闘系オールラウンドファイターだ。両選手とも前戦は黒星を喫しており、お互いに再浮上を狙う。

 1R、サウスポーの渡部は積極的に仕掛けていく。小宮はその動きを冷静に見て右ストレート、右ミドルを的確に決める。渡部が足を滑らしたところに小宮が右の連打、さらに右ストレートと右ミドルで追い込む。

 渡部は左ローから左ストレートの2連発! これでダウンを奪う! 小宮は右ストレートで応戦するが、渡部は左右のパンチで猛進。小宮が右ストレートで渡部を吹っ飛ばし、飛びヒザ蹴り!

 2R、両者がハイキックを打ち合い、渡部は左ストレート、小宮は右ストレート。お互いにパンチを当て合い、乱戦模様に。小宮が右ボディストレートを突き刺せば、すかさず渡部が左フックを返す。右ストレートと右ミドルで小宮が追い込んでいくが、渡部もすぐに左右フック連打で押し返す。

 3R、渡部が強烈な左ミドルをヒットさせれば、小宮は足払いで渡部を転倒させる。両者激しく打ち合うが、クリーンヒットは小宮の方が多い。細かい連打で渡部を下がらせる小宮は接近するとヒザ蹴り、右ストレート。しかし、小宮は両手でつかんでしまい、イエローカードを提示される。

 接近戦の連打で前に出る小宮に渡部も打ち返し、渡部がバックブロー。小宮の右ストレートで仰け反る渡部だが、左右フックで打ち返す! 対抗戦らしい熱戦は、渡部の判定勝利に終わった。


 

▲一戸(右)が接戦を制した

▼第9試合 WPMFルール -57.5kg契約 3分5R
○一戸総太(ウィラサクレック・フェアテックスジム/元WPMF日本バンタム級王者)
判定2-1 ※49-48、49-48、48-49
●ラックタワルン・エスジム(タイ/エスジム)

 1R、一戸が右フックで突っ込むとラックタワルンはニヤッと笑って右ヒジを返す。一戸はローから崩して左ミドルにつなぎ、ラックタワルンも左ミドルを返す。

 右フックのカウンターを合わせた一戸はさらにバックキック。それをかわしたラックタワルンはまたもニヤッと笑う。

 2R、左右ミドルの蹴り合いから一戸が右フックのカウンター。このカウンターの右フックが何度も決まる。ラックタワルンの左右ミドルには左右のローを蹴り返し、ラックタワルンはやや手詰まりの様子。

 3Rも同じくラックタワルンの左右ミドルにローを返す一戸だが、ラックタワルンが強い左右ローと首相撲からのコカしで優勢に。オーバーアクションで放つラックタワルンのヒジに歓声が沸き起こるが、一戸は右フックをクリーンヒットさせる。ローとパンチで攻める一戸の攻撃をかわし、ラックタワルンは強いローキック。

 4R、左右ミドルを連打するラックタワルンに一戸は左右のロー。逆に一戸がローで攻めるとラックタワルンは左右のミドルを蹴り返してくる。ミドルと前蹴りをもらう場面が増えてきた一戸だが、右ストレートをヒットさせての右ロー。この右ローでラックタワルンがバランスを崩す。

 5R、下がるラックタワルンに一戸が左右フックとローで攻めていき、ボディストレートを突き刺す。ラックタワルンも左右ミドルで迎え撃ち、一戸の脇腹は赤黒く変色。

 下がりながらミドルを蹴るラックタワルンに一戸が飛びヒザ蹴り! さらにボディストレートで前に出る一戸は右ストレート。下がるラックタワルンへ一戸の飛びヒザ蹴りが決まり、このラウンドはラックタワルンが防戦一方に。

 判定は2-1と割れ、勝者は一戸! タフな試合に競り勝った。


 

▲前に出て攻撃を続けたゴンナパー(左)

▼第8試合 WPMFルール -59.5kg契約 3分3R延長1R
○ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/WSRフェアテックスジム)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●ケミカル☆瞬太(GETOVER/KCJスーパーフェザー級王者)

 1R、瞬太は右に左にと構えを変え、ゴンナパーはサウスポースタイル。左ストレートと左ローで前へ出るゴンナパーは、接近すると右フックから組み付いてのヒザ蹴り。瞬太はジャブと前蹴りで応戦し、右ローへつなぐが、ゴンナパーの左右ミドルとヒジに押され気味。

 2Rも左右のストレートと左ミドルで前に出るゴンナパー。瞬太は右ローを狙い撃ちするが、ゴンナパーは構わず前へ出て左ミドル、左右のストレート、ヒジ。ゴンナパーの左ストレート、右ヒジで瞬太が仰け反る! 左右のヒジとストレート、ボディへのパンチとヒザでゴンナパーが攻めまくった。

 3Rも同じようにゴンナパーが左右のストレートとヒジ、ボディへのパンチとヒザで瞬太を攻めまくる。ゴンナパーがボディへのヒザと顔面へのヒジ! 瞬太はパンチから右ローを出すが、残り1分で勝利を確信したゴンナパーはほとんど手を出さずに試合を流し、判定で勝利を得た。


 

▲開始から数秒で渡辺(右)が後ろ廻し蹴りでダウンを奪った

▼第7試合 RISE×M-1MC対抗戦 ライト級(-63.0kg)3分3R延長1R(RISEルール)
○渡辺理想(RISE/極真会館/RISEライト級3位)
KO 1R57秒 ※左フック
●金澤元気(M-1MC/新宿レフティージム/WPMF日本ライト級2位)

 1R、渡辺が開始と同時に放った右後ろ廻し蹴りでダウンを奪う! 一気に沸く場内。渡辺は続いて左ストレート、右フックで金澤を追い込んでいく。

 最後は左フックが鮮やかに金澤のテンプルを捉え、渡辺の秒殺KO勝ちとなった。


▼第6試合 第4代RISEバンタム級挑戦者決定トーナメント準決勝2 3分3R延長1R
○六川星矢(北斗会館/同級5位、2011年 RISING ROOKIES CUPバンタム級優勝)
延長R 判定2-1 ※10-9、9-10、10-9
●村越優汰(湘南格闘クラブ/同級6位、2012年RISING ROOKIES CUPバンタム級優勝)
※六川が決勝戦へ進出。本戦の判定は27-28(村越)、28-28、28-28

▼第5試合 第4代RISEバンタム級挑戦者決定トーナメント準決勝1 3分3R延長1R
○前田浩喜(CORE/同級4位)
KO 2R1分43秒 ※左ストレート
●伏見和之(シーザー力道場/SB日本スーパーバンタム級2位)
※前田が決勝戦へ進出。

▼第4試合 RISEルール ヘビー級 3分3R
○野尻和樹(RANGER品川GYM)
TKO 2R13秒 ※セコンドからのタオル投入
●内田洋一(リアルディール)

▼第3試合 RISEルール フェザー級 3分3R
○金城 悠(シルバーウルフ)
KO 1R1分7秒 ※左フック
●山岸竜士(INSANITY)

▼第2試合 RISEルール スーパーフェザー級 3分3R
○開道(HAYATO GYM)
KO 2R2分32秒 ※左ヒザ蹴り
●TAKAHIRO(G-STORY)

▼第1試合 WPMFルール -55kg契約 3分3R
○KOUMA(WSRフェアテックスジム)※デビュー戦
判定3-0 ※三者とも30-27
●ゴウ・ラジャサクレック(ラジャサクレックムエタイジム)

フォロー 友だち追加

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

こんな記事も読まれています

関連動画

」、「」をもっと見る

【関連リンク】

TOP > 試合結果 一覧