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【新日本キック】蘇我が元ムエタイ王者を倒しまくった!

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2013/01/13(日)UP

▲元ラジャダムナン王者から合計4回のダウンを奪った蘇我英樹(左)

新日本キックボクシング協会/治政館ジム
「BRAVE HEARTS 21」
2013年1月13日(日)東京・後楽園ホール

▼トリプルメインイベント(第15試合) 日タイ国際戦 60kg契約 3分5R
○蘇我英樹(市原ジム/東洋スーパーフェザー級王者)
TKO 4R2分18秒 ※レフェリーストップ
●デッパノム・チュワッタナ(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王者)

 トリプルメインイベント大トリの第3試合では、蘇我が元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王者デッパノムを迎え撃つ。デッパノムは2009年8月2日のMA日本キックボクシング連盟・後楽園ホール大会に初来日、駿太と対戦して強いローキックとヒジを見せたが、3R2分32秒、駿太にヒジでKO負けを喫した。駿太に2度敗れている蘇我としては、得意のパンチでデッパノムをKOして駿太との3度目の対決に持ち込みたいところだろう。

 1R、蘇我はボディへのパンチと右ローで攻める。デッパノムはローを蹴り返して飛びヒザ蹴り。デッパノムが組もうとしたところに蘇我の左フックがヒット、右ローで追撃する蘇我。デッパノムの右ローをキャッチした蘇我が右フック! 大きくグラついたデッパノムに蘇我がラッシュを仕掛け、右フックでダウンを奪う。一気にラッシュを仕掛ける蘇我だが、デッパノムは組み付いてゴングを待った。

 2R、蘇我は右へ回り込みながら左右フック。デッパノムは組んでのヒザ蹴り勝負に持ち込む。蘇我は組みに来るデッパノムに右フックを連打! またもダウンを奪う。

 蘇我は左フック、右アッパーでグラつかせたが、デッパノムもパンチで前へ出る。そして食いついてのヒザ蹴り。蘇我は組んでくるのをかわしながらフックを入れ、左フックでこの試合3度目のダウンを追加。

 3R、左ミドルを連発するデッパノムに蘇我は左右フックの乱れ打ち。蘇我は右フック、左アッパー、左ストレート。

 デッパノムはしつこくヒザ蹴り。すると、このヒザ蹴りで蘇我が下がり始め、デッパノムはパンチでもボディを攻める。

 4R、デッパノムは前蹴りとボディへのストレートで蘇我を追い込む。これはデッパノムの大逆転勝利もあり得るかという流れになったが、蘇我が右フックでまたもデッパノムをグラつかせる! 一気にパンチを連打する蘇我。ここでレフェリーが試合をストップし、蘇我のTKO勝ちとなった。


▼トリプルメインイベント(第14試合)  日韓国際戦 73kg契約 3分3R
○河 雲標(ハ・ウンピョ/韓国/韓国国際キックボクシング連盟ミドル級王者)
判定3-0 ※三者とも28-26
●喜多村誠(伊原道場/日本ミドル級王者)

 トリプルメインイベントの第2試合は日本ミドル級王者・喜多村が、韓国国際キックボクシング連盟ミドル級王者・河と対戦。河は昨年1月28日のRISE後楽園ホール大会に参戦した(森田崇文に判定負け)2001年全国種別テコンドー選手権大会優勝も果たしている選手だ。

 1R、河は思い切った右ハイと右フックで場内をどよめかせる。最初は押された喜多村だったが、すぐに体勢を整えて右ロー。

 河がジャンプしての後ろ廻し蹴りを見せれば、喜多村も後ろ廻し蹴り。喜多村の左ローに河が右ストレートを合わせて、ダウンを奪う。

 2R、河は左右ミドル、後ろ蹴り、右フック。喜多村は右ローを連打し、パンチにつなげようとするが、河は右フックから後ろ廻し蹴り。喜多村の右ローが完全に効いてしまった河は左足を上げて戦うが、喜多村がパンチで来ると強烈な右フック。喜多村が右ローから右ハイキック。

 3R、テコンドーの二段飛び蹴り、ジャンプしての廻し蹴りとトリッキーに動く河。喜多村は前進して右ローと右ボディストレート。河も右フックを打ち返し左右に回転してバックブローを連打。喜多村が右ローで追い込んだところへ、河が右ロングフック! これでこの試合2度目のダウンを奪う。そして、すぐに試合終了のゴング。河が判定勝ちで、日本ミドル級王者を破った。



▼トリプルメインイベント(第13試合) 日タイ国際戦 バンタム級 3分5R 
△志朗(治政館/日本バンタム級1位)
判定1-0 ドロー ※49-49、48-48、49-48
△フォンペット・チュワッタナ(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級1位)

 トリプルメインイベントの第1試合で、日本バンタム級1位・志朗が、ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級1位フォンベットと対戦する。志朗は、キック界で注目を集めている17連勝の江幡塁とタイトルマッチで互角に戦った実力者。現役トップランカー撃破の快挙を達成することが出来るか?

 1R、パンチを放つ志朗にフォンペットは右ローを蹴り返す。志朗も負けじとボディを叩く。このラウンドは両者とも様子見。

 2R、志朗の左フックをもらったフォンペットはニヤリと笑う。ローを蹴る志朗にフォンペットは右ミドルを蹴り返し、パンチには右ヒジを合わせに来る。

 3R、フォンペットは前蹴りを連打して突き放し、パンチから組んでのヒザ蹴り。離れて右ミドル、志朗がパンチを出すと組んでのヒザ蹴りに持ち込むフォンペット。志朗がワンツーを当ててもすぐに組まれてしまい、ヒザ蹴りの連打をもらう。志朗は組まれると首投げのような体勢になってブレイクを待つ。

 4Rが始まるといきなり組んで首相撲に持ち込むフォンペット。志朗はアッパーとボディブロー、しかしすぐに組まれる。フォンペットはジャブ、右ミドル、前蹴りで離れて戦い、志朗がパンチを当てに来ると組み付く。志朗はパンチを一発当ててもすぐに組まれてしまうため、追撃が出来ない。志朗は右フックからの左ロー、左ボディからの右フック。

 5R、前に出て右ミドルを蹴るフォンペットに、志朗は下がりながらフックを狙う。しかし、またも組まれてしまい、首投げの体勢でブレイクを待つ。単発ではパンチを当てる志朗だが、組まれてしまい追撃が出来ない。志朗はバックブロー、左ボディ。フォンペットはしつこく組んでのヒザ蹴り。最後に志朗の右フックがフォンペットを捉え、判定はドローとなった。

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