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【ADCC】山本聖子が寝技世界一決定戦の日本代表に決定

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2013/03/24(日)UP

▲世界選手権アジア代表の座を獲得した(左から)安西信昌、関根秀樹、佐々木憂流迦、山田崇太郎、山本聖子、小澤幸康

ADCC JAPAN
「ADCCアジア予選(ASIA TRIAL)2013」
2013年3月24日(日)東京・駒沢オリンピック公園屋内球技場

▼ADCC ASIA TRIAL 2013 WOMAN -60.0kg級
○山本聖子(KRAZY BEE)
6-0
●塩田さやか(CHECK MAT JAPAN)

 山本“KID”徳郁の妹であり、元・女子レスリング世界王者の山本が初出場したことで注目を集めた女子-60.0kg級。同トーナメントには2007年女子-55.0kg級で世界王者になった塩田、柔術で数々のタイトルを獲得している湯浅麗歌子(ポゴナ・クラブジム)、2011年日本代表・端貴代(はし・たかよ/和術慧舟會AKZA)もエントリーした。

 一回戦、山本はプロ総合格闘家・海老原まどか(リングネームは♂ha@THE♀)に完封勝利。続く準決勝では、端と対戦すると、引き込んでくる端に手こずりながらもパスガードで3ポイントを奪取し決勝進出を決める。反対ブロックからは準決勝にてアンクルホールドで湯浅から一本勝ちした塩田が勝ち上がってきた。

 決勝戦、タックルを仕掛けた塩田をがぶる山本。完全に押さえ込まれ動けない塩田だったが、腕十字を狙い反撃する場面も。冷静にこれを切った山本はテイクダウンからサイドポジションで4ポイント奪取。さらにマウントポジションで2ポイントを奪う。山本はアームロックを仕掛け、これが完全に極まったかに見えたものの、塩田は耐える。塩田はアキレス腱固めを狙ったが、逃げられ終了。山本が優勝候補の塩田を破る金星で世界選手権アジア代表の座を獲得した。




▼ADCC ASIA TRIAL 2013 -66.0kg級
○佐々木憂流迦(ささき・うるか/和術慧舟會駿河道場/修斗環太平洋フェザー級王者)
再延長2-0
●徹肌イ郎(和術慧舟會東京道場)

 今大会最多の18名がエントリーし激戦区となった-66.0kg級。優勝候補の佐々木は、準決勝で村田卓実(和術慧舟会東京道場)と延長戦までもつれ込む接戦を制し、決勝戦へ。反対ブロックでは、徹が二連続一本勝ちで勢いのあった齊藤曜(=Theギロチン/和術慧舟會トイカツ道場)を下してファイナル進出。決勝戦は1月の修斗後楽園大会のメイン、環太平洋フェザー級チャンピオン決定戦との同カードとなった。

 序盤、様子見の両者。中盤から積極的にタックルを仕掛ける佐々木に対し、冷静にさばく徹は佐々木の腕をキャッチしアームロックを狙う。佐々木も肩固めを狙うなど、互角の展開。延長戦でも差は開かず、再延長戦に突入した。佐々木がテイクダウンに成功し2ポイントを獲得。徹は腕十字、センタクバサミを仕掛ける。タックルを仕掛け上のポジションを取った佐々木は徹の動きを封じ込めながら動き続け終了。佐々木が徹のリベンジを退け、トーナメントを制覇した。



  


▼ADCC ASIA TRIAL 2013 -77.0kg級
○山田崇太郎(総合格闘技津田沼道場)
一本 ※アキレス腱固め
●下石康太(修斗ジムBLOWS)

 17名参加の-77.0kg級。元修斗環太平洋ミドル級王者・佐藤洋一郎(グレイシーバッハ東京)が優勝候補の一人だったが、環太平洋ウェルター級3位の下石に敗れてしまう。そのまま下石は決勝に進出。反対ブロックからは、山田が一回戦で元HEATウェルター級王者・新美吉太郎、二回戦でDEEPフューチャーキングトーナメント2012優勝者・中倉三四郎(カメジム)、準決勝で2009年修斗ウェルター級新人王・松本光史(MASTER JAPAN)といった実力者を破り決勝戦に駒を進める。

 決勝戦では、開始早々に山田が下石にスリーパー。これが極まらないとみるや、足をキャッチした山田がアキレス腱固めで即座にタップを奪い、圧倒的な強さで優勝を決めた。



▼ADCC ASIA TRIAL 2013 -88.0kg級
○安西信昌(TEAM CLIMB)
判定
●荒井勇二(フリー)

 一回戦でパンクラス・ウェルター級1位の鈴木慎吾(ALLIANCE)を倒した荒井と、安定した強さで勝ち上がってきたパンクラスミドル級1位の安西が決勝戦で激突した。お互いに探り合う中、荒井が引き込んで下から三角絞め。安西は持ち上げて脱出するとバックを奪う。荒井は膝十字を仕掛けたが、これも安西がかわす。バックを奪った安西が主導権を握り、僅差で勝利。



▼ADCC ASIA TRIAL 2013 -99.0kg級
○小澤幸康(TEAM-KAZE)
9-0
●シビサイ領馬(チーム新日本)

 5名参加の-99.0kg級。準決勝で増田裕介(AACC)を破った小澤と、一回戦でパク・カンチョル(ADCC Korea)に三角絞めで一本勝ちしたシビサイが決勝戦で対戦。シビサイとは身長差があるものの、小澤が積極的にテイクダウン狙い。ポジション取りでも優位に立ち、ポイント9-0で小澤が勝利した。




▼ADCC ASIA TRIAL 2013 +99.0kg級
○関根秀樹(ボンサイブルテリア)
一本 ※アンクルホールド
●パク・ヒョンガップ(ADCC Korea)

 初戦の中村祐次郎(和術慧舟會駿河道場)戦を膝十字固めで突破した関根。決勝戦ではスピードで勝負するパクがヒールホールドを極めにいくと、関根も足関節技で対抗する。立ち上がった関根はパクの足をキャッチするとアンクルホールドを仕掛け勝負あり。圧倒的な強さで関根がトーナメントを制覇した。


▼ADCC ASIA TRIAL 2013 WOMAN +60.0kg級
○中倉百合花(カメジム)
不戦勝
●Fiona Muxlow(Team Takedown) 

 柔道歴9年・二段、ジュエルスで2戦している中倉が不戦勝。+60.0kg級は二名参加のため、中倉が戦わずして世界選手権アジア代表となった。

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