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【アクセル】東京初大会で“空手界のファンタジスタ”が王座奪取

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2013/07/15(月)UP

▲アクセルのタイトルを獲得した横山剛(右)と弟・伸吾(左)

アクセル・プロモーション
「ACCEL Vol.24 THE・LEGEND」
2013年7月15日(月・祝)東京・新宿FACE

▼メインイベント(第10試合) アクセルミドル級タイトルマッチ G(キック)ルール 3分3R
○横山 剛(CRAZYWOLF/CMA KPWミドル級王者/挑戦者)
判定3-0 ※30-28、30-27、30-26
●平尾大智(正道会館/王者)
※横山が第7代王者に、平尾は初防衛に失敗

 神戸発の『格闘武道会アクセル』が東京に初上陸。メインイベントは、アクセル第6代ミドル級王者・平尾が横山を挑戦者に迎え、防衛戦を行った。

 両者とも正道会館の全日本空手道選手権大会を制したことのある空手家。横山は“空手界のファンタジスタ”の異名を取る多彩な足技の使い手、平尾はパンチ&ミドルキックと全く対照的なファイトスタイルがぶつかり合う。

 1R、横山は左ミドル、左ハイをバンバン蹴っていく。平尾が左ハイをスウェーでかわすと、横山はすかさず上段後ろ廻し蹴りにつなぐ。平尾はプレッシャーをかけながらパンチにローを交ぜる。

 2R、パンチを打っては組み付く平尾。横山も蹴っては組み付くために、目立った展開はない。

 3R、圧力を強める平尾に対し、横山が退がりながらも強烈な左ミドルを何発も出していく。

 これで逆に退がり始めた平尾に、横山が自分の右足を平尾の左足に引っ掛けた状態で、ジャンプしながらの左ミドルキック(右写真)。

 この大技をモロに食らった平尾はダウン。何とかこらえる平尾に、横山が胴廻し回転蹴り、左ミドルで追い込む。平尾がパンチで出たところで終了のゴング。

 横山がフルマークの判定勝利でベルトを獲得し、マイクを握ると「応援ありがとうございました。皆さんの応援のおかげで勝つことが出来ました。これからもっと盛り上げるように頑張ります」とアピールした。


 

▲後ろ廻し蹴りを繰り出す菱川晋作(右)

▼セミファイナル(第9試合) ライト級 Gルール 3分3R
○菱川晋作(正道会館/アクセルライト級王者)
判定3-0 ※三者とも30-28
●ギラーミ・スギモト(ブラジリアンタイ/初代HEAT総合ルールミドル級王者)

 菱川は昨年12月、メインに登場した横山剛の弟・伸吾を破りアクセルライト級王座の初防衛に成功した。対するスギモトはムエタイをバックボーンに持ちながらHEATの総合ルールでチャンピオンに輝いた選手。

 1R、菱川が左ロー、左ハイと上下に散らす攻撃。スギモトもミドルを返しパンチにつなぐ。菱川が空手仕込みの後ろ蹴りからフックの連打。

 2R、菱川は蹴りからパンチの手数で優位に立つ。スギモトは飛びヒザを狙うが、菱川は紙一重でかわす。

 3R、力強い攻撃を見せるスギモトに、菱川が右ロー。スギモトがパンチで出ると、菱川は組み付いて連打を遮断する。菱川が後ろ蹴り、ミドルと距離を保ちながら攻撃を当てていったところで終了のゴング。菱川が判定勝ちした。


 

▲カポエラキックを見せるゲンナロン(右)

▼第8試合 ヘビー級 Gルール 90kg契約 3分3R ※ヒジ打ちなし
△ゲンナロン・ブリザードジム(タイ/ブリザードジム/元WBF東洋太平洋王者、元M-1ウェルター級王座)
ドロー 判定1-0 ※29-29、30-28、30-30
△金 泰泳(Number.8 Workout Studio/元UKF世界ライトヘビー級王者、WMTC世界ジュニアミドル級王者)

 かつてK-1ライトヘビー級の中心選手として活躍していた金は、総合格闘技にも挑戦しミノワマン、田村潔司といった実力者を撃破。今回はタイ人との対決を望んだことで、ゲンナロンとの対戦が決定した。

 ゲンナロンはプロボクシングでWBF東洋太平洋王者になり、ムエタイではヒジ打ちを武器にM-1ウェルター級王座に就いた。今回が3年ぶりの復帰戦となる。契約体重はライトヘビー級(90kg以下)で、現在75kgだというゲンナロンと金との体重差は約15kg。

 1R、左ジャブでプレッシャーをかける金に対し、ゲンナロンは左ミドル、前蹴り、右ストレートで突き放す。さらに片手をついて回転しながらのカポエラキックを見せる余裕ぶり。

 2R、ゲンナロンが左ミドル、前蹴りで距離を取るために、金はパンチを出すもなかなか攻撃が当たらず。さらにゲンナロンは足を引っ掛けてのコカしを狙うが、体重差があるために金は倒れない。

 3Rも、ゲンナロンが左ミドル、上段後ろ廻し蹴りと蹴り技で金を翻弄。両者共に決め手に欠け、判定はドローとなった。


 

▲tiger育夫(奥)が左フックでダウンを奪う

▼第7試合 ライト級 Gルール 3分3R
○tiger育夫(若獅子会館)
KO 1R2分23秒 
●早坂太郎(名古屋JKファクトリー)

 佐藤嘉洋が所属する名古屋JKファクトリーの期待の新鋭・早坂はスピードある左ミドルでtigerを退がらせる。tigerの動きが止まったところでヒザ蹴りがモロに入り、早坂がダウンを奪う。

 立ち上がるtigerは蹴りをもらいながらも捨て身の右ストレートでダウンを奪い返す。早坂がフラフラになりながら立ち上がると、tigerは左フックで2度目のダウン奪取。トドメの右ストレートで早坂を沈めた。


 

▼第6試合 ライト級 Gルール 3分3R
○石田勝希(顕修塾)
KO 1R2分1秒
●TAKANARI(CLUB・E・D・O)

▼第5試合 ヘビー級 武道会(総合格闘技)ルール 3分3R
○若翔洋(フリー)
判定3-0 ※三者とも30-29
●高橋昌克(紫円塾)

▼第4試合 ライト級 Gルール 3分3R
○星川大樹(Gウィンズ)
TKO 1R2分13秒 ※レフェリーストップ
●村浜TAKE HERO(大阪ファイティングファクトリー) 

▼第3試合 ライトヘビー級 武道会ルール ※寝技なし
△カーネル荒田(勇誠会)
ドロー 判定0-0 ※29-29、30-30、29-29
△カラーテ勇太(顕修塾)

▼第2試合 ライト級 Gルール 60kg契約 3分3R
○兼田竜暉(顕修塾)
判定3-0 ※29-25、30-25、29-27
●拓音(志寛塾)

▼第1試合 ライト級 Gルール 60kg契約 3分3R
○小林米仁(アカデミア・アーザ)
判定3-0 ※三者とも30-27
●田中信一(コブラ会/MA日本バンタム級王者)

 

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