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【パンクラス】UFC戦士からの刺客が上位ランカーを撃破

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2013/07/28(日)UP

パンクラス
「PANCRASE 250」
2013年7月28日(日)東京・ディファ有明


▼メインイベント(第14試合) ライト級 パンクラシスト対チーム ナム・ファン 5分3R
○アンディ・メイン(アメリカ/チーム ナム・ファン)
判定2-0 ※29-27、29-29、29-28
●AB(和術慧舟會 駿河道場/ライト級3位)

 パンクラスと他団体での試合を含めて連勝中のAB。対するメインは日本でもお馴染みのUFCファイター=ナム・ファンのチームメイトで、ここまで7戦6勝の成績を残している。

 1R、メインが右フックと首相撲からヒザ蹴り。ABが組みついてテイクダウンを狙うが、メインも投げで応戦。両者の距離が離れるとメインは左ストレートと右フックで前進する。組みついてバックをとったABだが、メインは正対してパンチを落とす。ジャッジは3名とも10‐9でメインを支持。

 2R、メインが先にテイクダウン。ABはガードから三角絞め、アームロック、腕十字を果敢に狙っていくが、メインはそれをディフェンス。

 終盤はマウントポジションをとってパンチを落として反撃する。ジャッジ1名は10‐10のイーブンとしたものの、残り2名は10‐9でメインにポイントをつける。

 3R、組みつこうとするABの顔面にメインのパンチがヒット。これでABが顔面をカットし、ドクターチェックが入る。再開後、激しい打ち合いとなるが、ABが組みついてバックへ。ポジションをキープしながらパンチを落とす。最後まで攻め続けるABだったがメインもしのぎきる。ジャッジ1名はドローだったが、残り2名はメインを支持。初参戦のメインがランキング3位のABを下した。



▼セミファイナル(第13試合) スーパーフライ級 5分2R
○砂辺光久(TEAM reversaL/フライ級初代王者)
判定3-0 ※20-19、20-18、20-18
●島袋 力(CORE)

 フライ級王座を初防衛し、現在は5連勝中と勢いに乗っている砂辺。今回はスーパーフライ級に階級を上げて島袋と対戦した。

 1R、砂辺が左フックから組みついてテイクダウン。上体を固めてパスガードと肩固めを狙いながらパンチを落とす。

 2R、島袋は距離を取りながら左ハイキックと左ロングフック。砂辺は蹴り足をキャッチしてテイクダウン、肩固めを狙いながらパンチを落とす。終盤、ガードに戻した島袋が顔面蹴り上げを当てるが、砂辺も最後までトップキープ。砂辺が判定で島袋を下した。

 試合後、砂辺は9・29横浜文化体育館大会で対戦する田原しんぺーを「6月のパンクラスに俺に喧嘩を売ったやつがいるらしいけど上がって来い」とリングに呼び出し「その時に言ったことをここでもう1回言ってくれないかな?」とマイクを渡す。すると田原は「俺はあんたを殺しにきた。それで引退しても構わない」と挑発。再びマイクを持った砂辺は「俺が殺されるか。俺が一番大切にしているベルトを守るか。ぜひ見に来てください」とファンにメッセージした。



▼第12試合 アテナルール ストロー級 5分3R
○アンバー・ブラウン(FIT NHB/ハイブリッドファイター)
一本 3R3分27秒 ※腕ひしぎ十字固め
●石川菊代(リバーサル横浜グランドスラム)

 沖縄大会二年連続勝利を経て、石川がパンクラスの東京大会に初上陸。アンバーは今回がパンクラス2戦目、自身にとってベストウエイトというストロー級での試合となる。

 1R、サウスポーのアンバーはワンツーで前進。石川は足を使いながら前足に左右のロー。アンバーは距離を詰めて首相撲からヒザ蹴りを突き上げ、石川も右ストレートと右ミドルを当てる。ジャッジ1名が10‐10、残り2名が10‐9で石川にポイントをつける。

 2R、アンバーはパンチで前に出て首相撲からヒザ蹴り。これが石川の顔面を捉え、右目の上が腫れる。しかし終了間際、石川もテイクダウンを狙い、腕十字を狙う。ジャッジは三者三様(10‐9で石川、10‐9でアンバー、10‐10)となる。

 3R、徹底して首相撲からヒザ蹴りで攻めるアンバー。石川も何とかテイクダウンを奪うが、アンバーがガードポジションから腕十字。これががっちりと極まり、アンバーが一本勝ちを収めた。


▼第11試合 ミドル級 5分2R
○久松勇二(和術慧舟會横浜道場)
判定2-0 ※19-19、20-19、20-19
●KEI山宮(GRABAKA/ミドル級2位)

 1R、サウスポーの山宮に対して右ミドルとインローを蹴る久松。山宮は右アッパーと左ストレートで飛び込む。距離が詰まると久松は首相撲、山宮はクリンチアッパーを打つ。2Rも同様の展開が続き、久松が判定2‐0で勝利した。  41歳にして5連敗から脱出する勝利を掴んだ久松は「どんなにつらいことがあっても、壁にぶちのめされても、頑張っていればいつかいいことがある。それを試合で見せられてよかったです」と男泣きのマイクで締めた。



▼第10試合 フェザー級 5分2R
○太田駿平(D-ONEジム/フェザー級8位)
判定2-0 ※20-19、20-20、20-19
●なおKING(CORE/フェザー級5位)

 1R、お互いにサウスポーの両者。パンチ&ローで打ち合う展開が続く。2R、太田がスタンドでバックについてテイクダウン。立ち上がられるが、右フックを当ててパンチで前に出る。なおKINGもパンチとロー、首相撲からのヒザで反撃するが一歩及ばず。本田が接戦を制した。


▼第9試合 フライ級 5分2R
○江泉卓哉(総合格闘技道場 武門會/フライ級4位)
一本 1R3分32秒 ※腕ひしぎ十字固め
●増田“BULL”徹平(総合格闘技道場コブラ会)

 1R、増田が左フックから組みついて持ち上げるようなテイクダウン、投げを狙っていく。しかし江泉も増田に投げられながらも、その瞬間に下から腕十字。電光石火の関節技で一本勝ちした。



▼第8試合 ミドル級 5分2R
○一慶(チーム・クラウド/ミドル級4位)
一本 1R4分28秒 ※三角絞め
●吉岡直樹(パラエストラ熊本)

 1R、吉岡のタックルを潰してバックに回った一慶。一度は立ち上がられるが、すぐにテイクダウンしてマウントへ。最後は吉岡の動きに合わせて三角絞めを極めた。


▼第7試合 バンタム級 5分2R
○伊禮真也(和術慧舟會HEARTS)
判定3-0 ※20-18、20-19、20-19
●沼倉雄太(TRIAL)

 1R、沼倉にテイクダウンを許した伊禮だったが、2Rにフロントチョークや右ストレートで攻め込み、判定勝利した。


▼第6試合 第19回ネオブラッドトーナメント決勝戦 ウェルター級 5分2R
○KAZZ(GRABAKA)
TKO 2R26秒 ※レフェリーストップ
●レッツ豪太(総合格闘技道場コブラ会)

▼第5試合 第19回ネオブラッドトーナメント決勝戦 ライト級 5分2R
○原 昭仁 (坂口道場一族)
判定3-0 ※20-18、20-18、20-17
●ベン・ブッカン(総合格闘技津田沼道場)

▼第4試合 第19回ネオブラッドトーナメント決勝戦 フェザー級 5分2R
○ハルク大城(ボスジム)
判定3-0 ※三者とも20-19
●稲葉 聡(秋本道場 jungle junction)

▼第3試合 第19回ネオブラッドトーナメント決勝戦 バンタム級 5分2R
○藤井伸樹(ALLIANCE)
一本 2R3分5秒 ※チョークスリーパー
●野中 翔(パンクラス稲垣組)

▼第2試合 第19回ネオブラッドトーナメント決勝戦 スーパーフライ級 5分2R 
○上田将竜(緒方道場)
判定3-0 ※20-18、20-18、20-19
●ペニー清水(坂口道場一族)

▼第1試合 第19回ネオブラッドトーナメント決勝戦 フライ級 5分2R
○武蔵幸孝(K-PLACE埼玉格闘技道場)
判定3-0 ※20-18、20-19、20-18
●金内“サイダー”雄哉(グレイシーバッハ東京)

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