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【J-NETWORK】真夏の3大タイトルマッチは全試合KO決着

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2013/08/18(日)UP

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▲王者・小山(右)のヒジが炸裂、TKO勝ちで初防衛に成功した

J-NETWORK
「J-KICK 2013 ~Road to the King of J~ 3rd」
2013年8月18日(日)東京・後楽園ホール

▼メインイベント(第12試合)J-NETWORKフェザー級タイトルマッチ 3分5R
○小山泰明(建武館/J-NETWORKフェザー級王者)
TKO 5R2分8秒
●リョウ・ペガサス(アカデミア・アーザ/J-NETWORKフェザー級3位、RISEフェザー級1位)
※小山が初防衛に成功。

 王者・小山が3位・リョウの挑戦を受けての初防衛戦。両者は5月にノンタイトルマッチで対戦し、リョウが判定2-1の僅差で勝利を収めた。その結果を受けて今回はタイトルマッチでの再戦。

 ミドルキックやヒザ蹴りなどを得意とするムエタイスタイルの小山と、フットワークを駆使して動き回りパンチ主体のスタイルで戦うリョウ。再戦を制し、ベルトを巻くのは?

 1Rから小山が右ローをクリーンヒットさせていき、2Rには右ローに加えて左ボディ。リョウは右ミドルとヒジで応戦するが、小山の右ローに動きが止まる。

 3Rには小山がボディブロー、アッパー、フックの連打を決めてリョウを一方的に追い込む。4R、リョウはバックブローで逆転を狙うが、小山の左右ローで動きを止められ、またしてもパンチ連打をもらってしまった。

 5R、小山のヒジで流血に追い込まれたリョウは一気に前へ出てパンチで勝負をかけるが、逆に小山のパンチとヒジのラッシュを受けて流血がひどくなり、2度目のドクターチェックでストップ。小山がTKO勝ちで初防衛に成功した。

 小山はマイクを持つと、「このベルトには仲間、先輩、応援してくれる人たちの想いが詰まっているので誰にも渡しません。挑戦したい人がいたら覚悟を決めて挑んできてください。J-NETには小山という強いチャンピオンがいると言われるようになるため、もっと稽古を積んでいきます」と、王者らしいコメントで締めくくった。


▲王者fire仭士(右)がパンチで圧倒してKO防衛

▼セミファイナル(第11試合)J-NETWORKスーパーフェザー級タイトルマッチ 3分5R
○fire仭士(ファイヤー・ひろし/S.F.K/J-NETWORKスーパーフェザー級王者)
KO 1R1分23秒
●中向永昌(なかむかい・ひさあき/STRUGGLE/J-NETWORKスーパーフェザー級2位、WPMF日本同級3位)
※仭士が初防衛に成功。

 王者・fire仭士(ファイヤー・ひろし)が2位・中向永昌(なかむかい・ひさあき)の挑戦を受け、初防衛戦に臨んだ。

 パンチで前に出るスタイルの仭士と、ハイキックと右ミドルキックを連発する中向。パンチvs蹴りの展開が期待された。

 1R、接近した仭士がいきなりフックのラッシュを仕掛け、不意をつかれた中向は右フックでダウンを喫する。

 続くパンチのラッシュでも仭士がダウンを奪い、何とか立ち上がった中向だったがパンチをもらい続けてしまい、レフェリーが試合をストップ。仭士が秒殺KOで初防衛に成功した。

 仭士はマイクを持つと、「チャンピオンとして初めて憧れの後楽園ホールで防衛戦をやれて嬉しい。J-NETはファイヤー原田さんが引退して盛り上げる選手がいないと思うので、fire仭士が盛り上げていきます!」と高らかに宣言した。


▲前口(左)の強打が決まり、カズは失神

▼第10試合 J-NETWORKライト級王座認定試合 3分5R
○前口太尊(PHOENIX/J-NETWORKライト級3位、RISEスーパーフェザー級5位)
KO 1R28秒
●カズ☆ソーンパヤック(真樹ジムAICHI/MA日本ライト級6位)
※前口が新ライト級王座に就く。

 ライト級王者・遠藤信玄(スクランブル渋谷)がベルトを返上したため、5月大会でタイトル挑戦権を獲得していた前口が王座認定試合を行う。

 対戦相手はMA日本ライト級6位のカズ。格闘技歴15年、25戦の戦績を誇るベテランファイターである。なお、この試合は前口が勝利した場合のみ、新王者として認定される。KO率70%を誇るハードパンチャーの前口が、念願の初戴冠となるか。

 1R、左ミドルキックから左右の連打で猛然と襲い掛かる前口。右フックでダウンを奪うと、立ち上がったカズに再びラッシュを仕掛ける。

 またも右フックが決まるとカズはバッタリと仰向けに倒れて失神。レフェリーがすぐにストップし、前口のKO勝ちが決まった。

 1Rわずか28秒でチャンピオンベルトを獲得した前口は、「ベルトを獲ったのは始まりです。これでやっと胸を張ってプロ格闘家だと言えます!」と涙ながらにマイクアピールした。


▲前回引き分けの再戦は高橋(左)が制した

▼第9試合 ライト級 3分3R ※ヒジあり
○高橋幸光(はまっこムエタイジム)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28
●小川 翔(OISHI GYM/第5回K-1甲子園優勝)

 両者は2009年11月にKrushのリングで対戦しており、その時はドロー。サウスポースタイルから繰り出すスピードのある蹴りを武器にする高橋は、様々な団体でキャリアを積んでいる。

 一方の小川は2009年1月のデビュー戦以来、約4年ぶりのJ-NET参戦。現在3連勝と勢いに乗っている。

 1Rに左ストレートをカウンターでヒットさせた高橋。小川はヒジを警戒してか、ガッチリと組み付いてのヒザ蹴りを多用する。

 3R、前に出ての打ち合いを挑んだ小川だったが、高橋はそのパンチをかわして左ミドル、左ロー、左ストレートを巧みに当てていき、高橋が再戦を判定で制した。


▲ロバーツ(左)が右ハイキックで豪快KO勝ち

▼第8試合 ヘビー級 3分3R
○アレックス・ロバーツ(イギリス/空柔拳会館/大道塾2003オープントーナメント北斗旗全日本空手道無差別選手権大会3位、R.I.S.E. G-BAZOOKA TOURNAMENT ’06優勝)
KO 3R51秒
●木村秀和(HALEO TOP TEAM/J-NETWORKヘビー級1位)

 194cmの長身を誇るロバーツは、これまで大道塾、K-1、シュートボクシングと様々な舞台で活躍し、2006年RISEヘビー級トーナメントでは3連続KO勝ちで優勝を果たしている。対する木村は、2008年全日本新空手道選手権大会重量級優勝の実績を持つ。

 1Rはパンチを当ててロバーツを押していった木村だが、ロバーツが首相撲からのヒザ蹴りと右ミドルを蹴るとまともに受けてしまうため失速。

 3Rが始まってすぐ、狙い済ましたロバーツの右ハイキックがヒットし、木村はマットに沈んだ。


▼第7試合 バンタム級 3分3R ※ヒジあり
△千吉良恭平(ちぎら・きょうへい/libre roi/J-NETWORKバンタム級8位)
ドロー 判定1-1 ※30-28、29-30、29-29
△鰤鰤左衛門(ぶりぶりざえもん/CORE/NJKFバンタム級8位)

▼第6試合 ヘビー級 3分3R
○臼井憲史(はまっこムエタイジム)
KO 2R2分52秒
●小澤和樹(team Sudo/WPMF日本クルーザー級3位、元NJKFミドル級1位)

▼第5試合 フェザー級 3分3R
○貴章(たかあき/G-WINDS)
KO 3R41秒
●洋・センチャイジム(センチャイムエタイジム/NJKFフェザー級6位)

▼第4試合 58.5kg契約 3分3R ※ヒジあり
○プンダム・M16ムエタイスタイル(M16ムエタイスタイル)
判定2-0 ※29-29、30-29、30-28
●羽田大輔(K&Kボクシングクラブ/J-NETWORKスーパーフェザー級9位)

▼第3試合 フライ級 3分3R ※ヒジあり
○矢島直弥(はまっこムエタイ)
TKO 2R2分10分
●小暮一輝(libre roi)

▼第2試合 63kg契約 3分3R
○威紅狼(いくろう/アカデミア・アーザ)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-28
●良太郎(BLUE DOG GYM)

▼第1試合 フライ級 3分3R
○奥脇一哉(はまっこムエタイ)
判定3-0 ※30-28、29-28、29-28
●遠山翔太(MONSTAR GYM)

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