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【DEEP】元力士・戦闘竜、引退試合で壮絶KO負け

2013/08/25(日)UP

 

▲戦闘竜(右)の引退試合、中村(左)がKOで介錯した

DEEP事務局
「DEEP 63 IMPACT」
2013年8月25日(日)東京・後楽園ホール

▼メインイベント(第11試合) 戦闘竜引退試合 無差別級 5分2R
中村和裕(チームカズ/DEEPミドル級王者)
KO 1R4分42秒 ※スタンドのパンチ
●戦闘竜(ファイティング・ドラゴン)

 幕内力士から総合格闘家に転向、PRIDEやK-1、パンクラスなどに出場した戦闘竜の引退試合が行われた。対戦相手はDEEPミドル級王者・中村。

「戦闘竜さんはPRIDEでともに戦った戦友。引退試合の相手は自分しかいない」と中村が自ら名乗りをあげ、この試合は契約体重なしの無差別級で行われた。

 1R、両腕のガードを高く上げた中村に戦闘竜が左右フックを何度も放つ。中村は内股へのローキック、ジャブで戦闘竜を迎え撃ち、戦闘竜のフックはしっかりとガード。

 中村の右ローで戦闘竜の身体が大きく揺れ、最後は右フックのカウンターから左フックのフォロー。戦闘竜は地響きをたててバッタリと倒れ、中村のKO勝ちとなった。

 中村はマイクを持つと、「MMA(総合格闘技)は怖い。私もやる前は怖かった。でも仲間の声援で戦い抜けました。44歳になってここまで続けてこられた戦闘竜さんを尊敬します」と戦闘竜を称えた。

 引退試合で壮絶に散った戦闘竜は、「元力士としてあまりいい結果は出していませんが、自分なりに満足しています。精一杯頑張りました。格闘技人生に悔いはないです」と挨拶し、引退の10カウントゴングを聞いた。


▲和田がバックを奪う有利な展開を続け、判定勝ちでタイトル奪取


▼セミファイナル(第10試合) DEEPフライ級タイトルマッチ 5分3R
和田竜光(吉田道場/挑戦者)
判定4-1
元谷友貴(CBインパクト/王者)
※和田が第2代王座に就く。元谷は初防衛に失敗。

 和田は4・26TDCホール大会で行われた挑戦者決定戦で、中村優作を1R2分10秒、右フックでKOして挑戦権を手に入れたスピードと破壊力を兼ね備えたファイター。迎え撃つ王者・元谷はプロデビューからわずか1年でDEEP王座に就いた天才児。相手が予期せぬ角度からの打撃を得意とし、こちらもスピードのあるアグレッシブなファイターだ。

 1R、ローとハイキックを素早く蹴る元谷に対し、和田は投げでテイクダウンを奪っていく。和田がバックを奪ってチョークを狙う展開が続く。

 2Rも和田がパンチから組んでの投げでテイクダウンを奪い続け、バックからチョークを狙ったが、元谷が上を奪い返してパンチとヒザ蹴りを連打する。スピーディーでアグレッシブな両者の止まらない攻防に場内は大歓声。

 3R、お互いにテイクダウンを奪い、元谷が腕十字、和田がマウントポジションからのパンチと白熱の攻防が続き、最後は和田が上を奪ってパンチで攻め続けた。

 判定は4-1で和田が激闘を制した。新王者となった和田はマイクを持つと「もっと上を目指して頑張ります。海外でも戦います」と、さらなる飛躍を誓った。


▲踏み付けを見舞う長谷川


▼第9試合 DEEPメガトン級タイトルマッチ 5分3R
長谷川賢(キングダムエルガイツ/王者)
TKO 1R4分20秒 ※レフェリーストップ
●藤沼弘秀(NEXUSENSE/挑戦者)
※長谷川が初防衛に成功。

 長谷川と藤沼は当初、2・16後楽園大会で王座決定戦を行う予定だったが、藤沼の負傷欠場で長谷川が代替選手の誠吾に勝利して王座に就いた。巨漢ながらスピーディーでコンパクトな打撃を武器に無敗記録を更新中の長谷川は、今回の試合前に1カ月間のアメリカ修行を経験。一発の殺傷能力が高い打撃を持つ藤沼を相手に初防衛を果たすことが出来るか?

 1R、長谷川が両足タックルでテイクダウンを奪い、藤沼の打撃を封じる。ここからは長谷川の独壇場。藤沼の片手をロックしてパンチを叩き込み、ロープの外へ逃れようとした藤沼を引き戻して踏み付けを連打。レフェリーストップで、長谷川の圧勝に終わった。

 長谷川は「このベルトを獲ってから、たくさん練習する機会が増えたのでもっと強くなる姿を見せます」と、さらに進化していくと宣言した。


▲連続秒殺KOはならなかったが、菊野(上)が一本勝ち


▼第8試合 DEEPライト級(70.3kg以下) 5分3R
菊野克紀(ALIANCE)
一本 1R4分12秒 ※チョークスリーパー
●イ・ヨンジェ(ROAD FC/CMA KOREA)

 6月22日に韓国で開催された『ROAD FC 12』で、日本を代表する小見川道大、川村亮、大塚隆史ら実力者が韓国勢に敗れ、1勝4敗と大敗を喫したことを受け、日本vs韓国の3vs3対抗戦が行われた。

 3連続秒殺KO勝ち中の菊野は、パンチを得意とする打ち合い上等のファイターだというヨンジェを迎え撃った。

 1R、菊野は空手独特の構えから、ヨンジェの蹴りを受け止めると同時に左フック。ダウンを奪ったが、ヨンジェはすぐに立ち上がる。組み付いた菊野はなかなかテイクダウンを奪うことが出来なかったが、持ち上げてマットに落とすとバックを奪い、チョークスリーパーを極めて一本勝ちした。


▲長倉(左)のパンチにオクヨンは崩れ落ちる


▼第7試合 DEEPフェザー級(65.8kg以下) 5分2R 
○長倉立尚(吉田道場)
TKO 1R1分53秒 ※レフェリーストップ
●ファン・オクヨン(ROAD FC/CMA KOREA)

 約半年ぶりの試合となる長倉と対戦するのは、キックボクシングと柔術をベースに持つオクヨン。戦績は9勝6敗9分。

 1Rが始まるとすぐに、長倉が強い左右フックで前に出る。長倉の左ボディブローが決まり、下がったオクヨンにすかさずラッシュをかける。オクヨンは戦意を喪失したように倒れ、長倉が見事なTKO勝ちを飾った。


▲北田(下)が得意のフロントチョークで一本勝ち


▼第6試合 DEEPバンタム級(61.2kg以下) 5分2R
北田俊亮(パラエストラ千葉)
一本 1R2分28秒 ※フロントチョーク
●グァク・ミョンシク(ROAD FC/CMA KOREA)

 北田と対戦するミョンシクは2011年6月の『DEEP 54』でTAISHOに一本負けを喫している相手だが、急成長を遂げている韓国勢だけに油断は出来ない。

 1R、北田のタックルをフロントチョークに捕えるミョンシク。しばらくその体勢が続いたが、北田は首を引き抜くと逆にフロントチョークを仕掛け、完璧な形で極めて一本勝ちを奪った。



▼第5試合 DEEPウェルター級(77.1kg) 5分2R
○悠太(ALLIANCE)
TKO 2R24秒 ※セコンドからのタオル投入
●岩瀬茂俊(T-BLOOD)

▼第4試合 フェザー級(65.8kg以下) 5分2R
○津田勝憲(総合格闘技津田沼道場)
一本 2R3分34秒 ※腕ひしぎ十字固め
●芦田崇宏(BRAVE)

▼第3試合 DEEPバンタム級(61.2kg以下) 5分2R
△釜谷 真(Honey Trap)
ドロー 判定1-0
△恒村俊範(GRABAKA)

▼第2試合 DEEPウェルター級(77.1kg以下) 5分2R
○片平なぎさ(CB IMPACT)
判定3-0
●中倉三四郎(Fighting Ties)

▼第1試合 DEEPフライ級(58.5kg以下) 5分2R
○小島壮太(吉田道場)
判定3-0
●中村龍之(IMPACT GYM)

▼オープニングファイト第3試合 DEEPフェザー級(65.8kg以下) 5分2R
○高橋憲次郎(マッハ道場)
一本 1R4分20秒 ※腕ひしぎ十字固め
●青山祐大(ALLIANCE)

▼オープニングファイト第2試合 DEEPライト級(70.3kg) 5分2R
○藤澤優作(禅道会)
判定3-0
●永瀬 功(GRABAKA)

▼オープニングファイト第1試合 DEEPフライ級(58.5kg以下) 5分2R
○石橋幸太(総合格闘技DOBUITA)
判定3-0
●板谷一樹(GRABAKA)

 

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