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【ボクシング】井岡KOで、宮崎は死闘を制し2度目の防衛に成功

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2013/09/11(水)UP

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井岡ジム
「W世界タイトルマッチ」
2013年9月11日(水)大阪・ボディメーカーコロシアム

 

▼WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ 3分12R
○井岡一翔(井岡ジム/前WBA・WBC世界ミニマム級統一王者、WBA世界ライトフライ級王者)
KO 7R2分17秒
●クワンタイ・シスモーゼン(タイ/元WBA世界ミニマム級王者、WBA世界ライトフライ級5位・挑戦者)

 井岡は昨年の大みそかに日本最短、プロ11戦目で2階級制覇。今回は勝率95%の元WBA世界ミニマム級王者クワンタイを相手に2度目の防衛戦に臨んだ。

「“ボクシング=KO”なので気持ちが入っていました」という通り、1Rから井岡は積極的に手数を出し、左ジャブから右ストレートをクリーンヒットさせる。クワンタイはゆるやかな動きから反撃。

 4Rに差し掛かると、井岡は左ジャブ、カウンターの右ストレートを当てる。しかしながらも、クワンタイは左目を徐々に腫らし劣勢ながら長いリーチからパンチを返す。

 5Rに入ると、一気に詰める井岡が連打で相手を棒立ちにさせる場面も。7R、井岡が左アッパー、右ボディストレートでクワンタイを退がらせる。ボディへの連打をクワンタイは一度は耐えるが、井岡は左ボディから左フックでクワンタイをKO! 

 2度目の防衛に成功した井岡は「会場に来ていたファンは楽しみにしていたと思うので3連続KOを意識していました。クワンタイは強い選手でしたけど、みんなの応援で踏ん張ることが出来ました。ライトフライ級に僕がいる限り王座のスペースは空いていないので誰にも譲らないです。僕にしか出来ないボクシング、僕にしか出来ないことをこれからもしていきます。自分自身でどんどん強さを追い求めて行きたい」とアピールした。


 


▼WBA世界ミニマム級タイトル統一戦 3分12R
○宮崎 亮(井岡ジム/WBA世界ミニマム級王者)
判定2-0 ※114-114、115-114、115-113
●ヘスス・シルベストレ(メキシコ/WBA世界ミニマム級暫定王者)
※宮崎が統一王者に、2度目の防衛に成功 

 昨年の大みそかにWBA世界ミニマム級を獲得した宮崎が2度目の防衛戦を迎えた。対するヘススはWBA世界ミニマム級暫定王者であり、勝った試合数27のうち2OもKO勝ちしているハードパンチャー。宮崎は王座統一戦を勝利することができるか。

 序盤、左ジャブで距離をとる宮崎。対するヘススは強打のパンチを何度もヒットさせる。2R、接近戦になると、ここで偶発性のバッティングで宮崎が左ぶたをカットし出血してしまう。

 中盤は接近戦が多く見られたが、9Rに宮崎は作戦を変え遠い間合いからパンチをヒットさせてはすぐに離れ、手数で上回る。しかし、10Rに2度目のバッティングで宮崎は右まぶたをカットしてしまい出血がさらにひどくなる。最終R、積極的に打ち合いにいく宮崎に対し、ヘススも応戦し終了。

 僅差で判定勝利した宮崎は「しょうもない試合で本当にすみません。ヘススはボクシングのうまさは特に感じなかったけど、僕より若くて勢いもありました。根性だけは負けないと思ってやりました」という。今後については「ミニマム級に悔いはないので、階級を上げて複数階級を狙います」と王座を返上し、上の階級の王座を狙うことを宣言した。

 

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