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【M-FIGHT】強すぎるゲーオ、日本最後の砦・梅野をも粉砕

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2013/09/15(日)UP

eFightの「M-1ムエタイチャレンジ」&「REBELS」特集
「ここが凄いよ!梅野源治」元WPMF世界王者・加藤督朗が解説、森井洋介のサンドバッグ&スパーリングをキックの鉄人・藤原敏男が解説、ウィラサクレック会長直伝!ハイキックをうまく当てる方法、梅野&森井のインタビューなど多数

▲梅野(左)をKOしたゲーオ(右)

ウィラサクレック・フェアテックス
「M-FIGHT SUK WEERASAKRECK III Part.2」
2013年9月15日(日)東京・ディファ有明

▼第12試合 ルンピニースタジアム認定ランキング査定試合 60kg契約 3分5R
○ゲーオ・フェアテックス(タイ/元WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者、元ルンピニースタジアム認定フェザー級王者、元タイ国プロムエタイ協会2階級王者)
TKO 2R1分14秒 ※3ノックダウン
●梅野源治(PHOENIX/元WPMF世界スーパーフェザー級王者)

 ムエタイの超強豪ゲーオに、日本最後の砦・梅野が挑む。ゲーオは日本人相手に7戦無敗を誇っている有名選手、対する梅野は現在の日本でトップ中のトップ選手。ウェルター級(66.68kg以下)の日本トップランカーをもKOしてしまうゲーオの超高速ハイキック&凶器のヒジ打ちに、梅野はどう対抗するのか? 注目の大一番が実現した。

 1R、ゲーオがいきなり右ハイキックからの左ハイキックで仕掛ける。ゲーオの左ストレートと梅野の右ストレートが数回交錯し、その度にパンチで打ち合う。期待通りのスリリングな展開に場内は沸く。

 2R、ゲーオのストレートがヒットするが、梅野もすぐに右フックを返す。お互いにパンチを当て合い、“やるな”とばかりにグローブを合わせる両者。

 梅野が組みに行こうとしたのか、右腕を伸ばした瞬間、ゲーオが左ヒジ。これがモロにヒットして梅野がダウンする。

 フラつきながらも何とか立ち上がった梅野だったが、ゲーオはコーナーに詰めてパンチでめった打ち。梅野は再びダウンを喫する。

 それでも立ち上がった梅野を、最後は左ストレート連打でマットに沈め、ゲーオが梅野に27戦目にして初のKO負けを味わわせた。またも恐るべき強さを発揮したゲーオ。これで2005年7月の初来日以来8年間、vs日本人8戦無敗となった。

「体調がいいので今回は自信があった。フェアテックスジムが全面協力してくれていい練習が出来たんだ。でも、梅野は予想以上にスピードがあって驚いた。チャンスが訪れて、ラッキーで勝った部分もある」とゲーオ。「梅野はタイのランキングで10位に入るか入らないかくらいの実力がある」と梅野を称えた。

☆ゲーオvs梅野のノーカット速報動画はこちら 



▼第11試合 WPMF世界ピン級タイトルマッチ 2分5R
○Little Tiger(WSRフェアテックスジム三ノ輪/Team Tiger/挑戦者)
判定3-0 ※49-48、49-47、50-47
●テップサー・ソーティップジャルン(タイ/WPMF&WMC世界ピン級王者)
※Little Tigerが新王座に就く。

 Little Tiger(以下Tiger)はWMC世界女子ミニフライ級王座、WPMF世界女子同級王座をはじめ5本ものベルトを獲得しているが、このWPMF世界女子ピン級タイトルだけは2度挑戦しているが獲得することが出来なかった。

 王者テップサーは、Little Tigerに2勝しているちはるから、今年6月に王座を奪った選手。しつこい首相撲で相手の動きを封じてしまうタイプだ。Little Tigerは得意の空手仕込の多彩な蹴り技で3度目の正直なるか。

 1RはTigerが左ミドルとサイドキックを効果的に使い、テップサーも右ミドルを返す。2R、右ミドルを的確にヒットさせて右フックも顔面を捉えるテップサーだが、体格に優るTigerのパワーに下がる。

 3Rは右フックを何度も被弾してしまうTiger。やや疲れが見えるが、左の蹴りを返す。

 4R、Tigerの左ローで何度も大きくバランスを崩すテップサー。Tigerが完全に優位に立った。

 5R、右フックで倒しにいくテップサーをTigerはサイドキックで突き放し、左ローを蹴る。判定3-0でTigerが勝利し、6本目のベルトを手に入れた。



▼第10試合 トリプルメインイベント3 WPMF世界スーパーバンタム級王座決定戦 3分5R 
○一戸総太(WSRフェアテックス三ノ輪ジム/前WPMF日本スーパーバンタム級王者)
TKO 4R2分43秒 ※左ハイキック
●ムアンポン・N&Pボクシング(タイ)
※一戸が新王座に就く。

 6月に日下部竜也をKOしてWPMF日本スーパーバンタム級王者となった一戸は、同タイトルを返上してムアンポンとのWPMF世界スーパーバンタム級王座決定戦に臨む。ローキックを武器に現在6連勝中の一戸は、夢であった世界タイトルを故郷・青森に持って帰ることが出来るか。

 1Rから左右ローをコツコツと蹴って行く一戸は、後半になるとパンチ、後ろ蹴り、レバーブローもヒットさせる。ムアンポンは右ミドルを当てにいく。

 2Rも一戸がローを蹴りつつ右ストレートを突き刺す。3Rになるとムアンポンが左ミドルをひたすら連打。一戸はそこへ右ストレートを突き刺し、ワンツー、右ロー、左フックで後半は圧倒した。

 4R、一戸は左ミドルとパンチでボディ攻め。顔面にもヒジ、パンチを見舞って右ローと、攻撃を上中下に振り分けて最後は鮮やかな左ハイキック。ムアンポンはバッタリと倒れ、立ち上がる様子はなく、レフェリーが試合をストップした。一戸が悲願の世界王座に就いた。


▼第9試合 トリプルメインイベント2 WPMF日本フェザー級王者決定戦 3分5R
○長嶋大樹(ONE’S GOAL/WPMF日本フェザー級2位)
判定3-0 ※50-47、50-47、50-46
●梅原ユウジ(STRUGGLE/WPMF日本フェザー級1位)
※長嶋が新王座に就く。

▼第8試合 トリプルメインイベント1 WPMF日本スーパーバンタム級王者決定戦 3分5R
○鷹大(WSRフェアテックス蕨ジム/WPMF日本スーパーバンタム級2位)
判定3-0 ※50-47、50-46、50-46
●渡辺優太(エイワスポーツジム/WPMF日本スーパーバンタム級3位)
※鷹大が新王座に就く。

▼第7試合 WPMF日本ウェルター級 3分5R
○コンフェー・エスジム(タイ/エスジム)
判定3-0 ※50-47、50-48、50-47
●田中秀弥(RIKIX/WPMF日本ウェルター級2位)

▼第6試合 WPMFルール スーパーライト級 3分3R延長1R
○ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/WSRフェアテックスジム)
判定3-0 ※三者とも30-27
●田中秀和(橋本道場/WPMF日本スーパーライト級王者)

▼第5試合 WPMF日本スーパーライト級次期挑戦者決定トーナメント決勝戦 3分3R延長1R
○野呂瀬博之(STRUGGLE)
判定3-0 ※三者とも30-29
●大石駿介(OISHI GYM)

▼第4試合 日タイ国際戦高校生対決 WPMF日本フライ級 3分3R 
○隼也ウィラサクレック(WSRフェアテックス三ノ輪ジム)
判定3-0 ※29-27、29-28、29-28
●ブアキーオ・ソーウォントン(タイ)

▼第3試合 WPMF日本スーパーライト級 3分3R
○貴雅(WSRフェアテックス蕨)
vs
●川又恭平(大誠塾)

▼第2試合 WPMF日本スーパーライト級 3分3R
△JYO(大誠塾)
ドロー 判定1-0 ※29-28、29-29、29-29
△マサ佐藤(真樹ジムオキナワ)

▼第1試合 54kg契約 3分3R
○秀和ラジャサクレック(ラジャサクレック)
TKO 1R2分42秒
●羽月カズヒロ(トライエクス)

▼オープニングファイト WPMF日本スーパーライト級 3分3R
○長谷川健(RIKIX)
判定3-0 ※30-28、30-29、30-29
●加納良矩(WSRフェアテックス天王台)

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