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【シュートボクシング】怪物くんが破壊神の剛腕を封じ、トーナメント優勝宣言

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2013/09/23(月)UP

シュートボクシング協会
「SHOOT BOXING2013 act.4」
2013年9月23日(月・祝)東京・後楽園ホール

▲ボーウィー(右)との打ち合いを制した鈴木博昭(左)

▼メインイベント(第7試合) SBエキスパートクラスルール 68.0kg契約 3分3R無制限延長R
○鈴木博昭(ストライキングジムAres/SB日本ライト級王者)
判定3-0 ※30-28、29-28、30-29
●ボーウィー・ソーウドムソン(タイ/ワンソンチャイ・ボクシングプロモーション/元WMC世界ウェルター級王者)

“SBの怪物くん”こと鈴木と“破壊神”ボーウィーの初対決。ボーウィーはムエタイで数々のタイトルを獲得し、2009年9月4日からSBに参戦。アンディ・サワーをはじめとするトップファイターとの壮絶な打ち合いでファンを喜ばせてきた。鈴木はそのボーウィーと対戦するのが夢だったという。

 1R、強いローの蹴り合いから組んで来たボーウィーに鈴木が首投げをきめてシュートポイントを獲得。ボーウィーは右ミドルと右ボディを重く叩き込む。

 2R、ボーウィーの前進を前蹴りで止める鈴木。構わずボーウィーがパンチで入ってくると鈴木も左フック。ガードを固めて蹴る鈴木は一本背負いを放つが失敗。

 3R、ガッチリとガードを固めての前蹴り連発で近付けさせない鈴木に、ボーウィーは強引に間合いを詰めてパンチを放つ。ボディを攻めるボーウィーには鈴木が投げで応戦、左フックから蹴りにつなぐが、ボーウィーに足を持たれて崩される。

 鈴木の得意技ハイキックは空を切り、ボーウィーも逆転の一発を入れることは出来ず。鈴木が剛腕を前蹴りで封じ、シュートポイントの差で判定勝ちした。

 鈴木はマイクを持ち、「やっぱり圧力が強くてボーウィーは最高です。今回は68kgでやらせてもらいましたが、両国国技館大会で行われる65kgトーナメントは俺が出なくて誰が出るんだって感じなので、俺がしっかり優勝します」と、トーナメント優勝宣言を行った。


▲ルード(左)を1RKOで下したMASAYA(右)が念願のタイトル獲得

▼セミファイナル(第6試合) SB日本スーパーライト級王座決定戦 65kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分5R無制限延長R
○MASAYA(シーザージム/SB日本スーパーライト級1位)
KO 1R2分20秒 ※左フック
●ルード(ブルーホース/SB日本スーパーライト級2位)
※MASAYAが新王座に就く。

 空位のSB日本スーパーライト級王座を懸け、同級1位のMASAYAと同級3位のルードが激突。MASAYAはパンチと左ミドルキック、投げも得意としている、SBの次世代を担うと目されている若手ファイターだ。対するルードは威力のあるパンチのコンビネーションを得意とし、関係者から「高いポテンシャルを秘めている」と評価されている。

 1Rから激しくパンチで打ち合う両者。ルードは顔面にパンチを集めての左ボディブロー、MASAYAも同じ技を返すが、ルードはそこに左フックを合わせて来る。

 MASAYAは左ミドルを混ぜながら右ストレート、左フック。両者が真正面から打ち合う中、MASAYAの左フックでルードがバッタリと倒れる。ルードはそのまま立ち上がることが出来ず、MASAYAがKOでベルトを腰に巻いた。

 マイクを持ったMASAYAは、「ルード選手は素晴らしい選手で正直、最初は危なかったので運よくKOで勝たせてもらえました。11月16日の両国国技館大会で65kgトーナメントがありますけれど、僕をぜひ出させてください。僕、まだまだ全然ですけれど、もっと練習して世界に通用するような選手になるのでよろしくお願いします」と、トーナメントへの参戦をアピール。そして、「最後に、お母さん、いつもありがとう!」と母親にお礼を述べた。

 試合後、シーザー武志SB協会会長は「私が格闘技を始めて41年目ですが、MASAYAは今まで見てきた中で一番練習している選手。頑張った選手は結果が出ます」と、MASAYAを称えた。

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