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【パンクラス】川村亮、引退の高橋義生を秒殺KO

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2013/09/29(日)UP

 


▼第14試合 スペシャルワンマッチ フェザー級 5分3R
△マルロン・サンドロ(ブラジル/第2代フェザー級キング・オブ・パンクラス)
ドロー 判定0-0 ※三者とも30-30
△内村洋次郎(イングラム/パンクラスフェザー級3位)

 1R、オーソドックス構えのサンドロ、サウスポーの内村。内村が左ローキック、サンドロは右ハイキックを返す。

 サンドロの最初のタックルは凌いだ内村だが、徐々にコーナーに詰まり、内村の左ミドル打ち終わりにサンドロが組みつきテイクダン。抱きつく内村に、サンドロがボディ、頭と打ち分けるもブレーク。内村は左ミドルからバックブロー。防ぐサンドロは組みつく。3者10-10イーブン。

 2R、内村は遠い間合いから左ロー。組みつくサンドロは投げからテイクダウン。

 ロープ際で尻まで立つ内村にサンドロは肩固めの形で寝かせ、インサイドからパウンド狙いも内村は足で距離を作り、立ち上がると左ミドル! サンドロもカウンターを狙う。2Rも3者10-10。

 3R、右フック、右跳びヒザを繰り出し、コーナーに詰めて組みつくサンドロ。突き放す内村は左前蹴り見せる。コーナーで低い両足タックル入るサンドロ。抜け出した内村は左ミドル。サンドロは右フックから両足タックルで押し込むと、内村はコーナーを背に尻立ちする。残り30秒、組みついたサンドロがサバ折りからアタックしテイクダウンするが、内村もすぐに立ち上がり、ゴング。ともに決定打に欠きドローに終わった。


 


▼第13試合 ミドル級 5分2R
○ジョーダン・カリー(アメリカ)
TKO 1R5分
●大山峻護(おおやま・しゅんご/フリー/Road FC初代ミドル級王者) 

 1R、サウスポー構えの大山が組みつくとカリーはクリンチしながらアッパー。大山は右フックから組みつき、強引に引き込むと下から腕がらみ。

 腕を抜いたカリーはがぶりからバックにつき、マウントポジションへ。しかしリバースした大山は膝十字からアンクルホールドへ! 足を抜いて脱出したカリーはマウントから残り10秒で肩固めを狙う。 大山の腕に反応無いまま、レフェリーは止めず1R終了のゴング。

 ゴングが聞こえなかったか、大山の失神した姿を見たレフェリーがカリーの勝ちと判断。しかし、審判団から梅木氏が「試合ストップコールはゴング後のため、後日ビデオ確認した上で、ラウンド終了時に大山が戦闘可能だったか判断し、裁定を下す」とのこと。パンクラスからのアナウンスは「裁定保留」となった。なお、1Rまでの採点は10-9×3でカリー。後日、映像での検証の結果、終了前に大山が失神したと判断され、カリーの1R5分でのTKO勝ちとなった。


 


▼第12試合 ライト級 ワールドスラム開幕戦(世界トーナメント一回戦) 5分3R
○北岡 悟(LOTUS世田谷/IMPACT GYM/DEEPライト級王者)
TKO 1R1分19秒 ※レフェリーストップ
●ドム・オグラーディー(アメリカ/チーム エクストリーム/世界選抜)
※北岡がトーナメント準決勝に進出 

 オーグラーディーは初回計量で2.8kgオーバー、再計量時も3.9kgオーバーの為、公式ルールにより北岡の勝利時のみ、公式記録となる。

 1R、サウスポー構えの北岡は片足タックルから組み付く。オーグラディーもコーナーに押し込むが、北岡はコーナーを背にしながらギロチンチョークの体勢へ! そのまま引き込んで極めるとオーグラディーは失神! 1分19秒、フロントチョークで北岡が秒殺勝利した。

 試合後、リング上でマイクを持った北岡は「帰ってきたぜ! パンクラス20周年おめでとうございます。たくさんのスポンサーのおかげでこのリングが続いています。自分がいない間も頑張った川村社長、そして出してくれたDEEP佐伯代表に感謝します。皆さん、決勝トーナメントで僕を見たいですよね。でもDEEPのタイトルを持ったままだと日程的に無理です。僕はファンの声を第一に考えたい。それと条件面で決めます。ずっとパンクラスに残っていた2人に感謝したい。僕はDREAMでもパンクラスで戦っていた。真剣勝負のプロレスがパンクラスだ!」と叫んで、リングを後にした。


 


▼第11試合 バンタム級 ワールドスラム開幕戦(世界トーナメント一回戦) 5分3R
○金原正徳(パラエストラ八王子/初代戦極フェザー級王者)
KO 1R21秒
●ジョー・ピアソン(アメリカ/チーム エクストリーム/世界選抜)
※金原がトーナメント準決勝に進出 

 前蹴りから前に出るピアソン。これをしっかり見切る金原はピアソンの攻撃をかわし左フック! あごを打ち抜かれたピアソンは前のめりにダウン。すぐにレフェリーが間に入って終了。バンタム級1回戦を貫禄の秒殺で勝利した金原は、「一言だけ。かわいい後輩の高橋BANCHOがこの後ベルトを獲るからよろしく」と、ジム後輩の王座挑戦にエールを送った。


 


▼第10試合 ミドル級次期タイトル挑戦者決定戦 5分3R
○安西信昌(TEAM CLIMB/ミドル級3位)
KO 1R2分30秒
●ウィル・ノーランド(AKA/ミドル級1位)
※安西がタイトル挑戦権を獲得  

  川村亮が保持する王座挑戦権を懸けて、初来日でKEI山宮を倒したノーランドと、パンクラス4戦無敗の安西が激突。

 1R、長身から器用に右アッパーを突くノーランド。安西がタックルに入ると、凌ぐノーランドの頭をがぶり引き落とすが、ノーランドは立ち上がる。安西は大きな右フックから左、さらにロープに詰めながら、右フック!  ノーランドがダウン。安西はパウンドラッシュし、KO勝利した。


 


▼第9試合 ライト級 ワールドスラム開幕戦(世界トーナメント一回戦) 5分3R
○ボグダン・クリスティア(オランダ/アメリカントップチーム/世界選抜)
判定3-0 ※29-29(マスト:ボグダン)、30-29、29-29(マスト:ボグダン)
●佐々木信治(総合格闘技道場BURST/修斗環太平洋ウェルター級王者/日本選抜)
※ボグダンがトーナメント準決勝に進出

 1R、佐々木は低めのガードから左ジャブを突く。ボグダンはワンツーから右ミドル、右ローと手数を出す。ボグダンが組みつき、佐々木に尻持ちつかせたところでゴング。3者10-10のイーブン。

 2R、左ボディを突くボグダン。さらに左ミドル。しかし佐々木の左ジャブでボグダンが大量に鼻血を出す。ドクターチェック後、再開。

 組みつくボグダンに佐々木は差し返しヒザ!  再び組みついたボグダンは大腰!  これを潰した佐々木が上からパウンドでゴング。10-10が1名。10-9佐々木が2名。

 3R、ボグダンは右フックから左ボディ!  佐々木は左回りもボグダンの左フックがヒット! 

 ダウンした佐々木に対し、ボグダンがギロチンチョークを仕掛ける。これを外した佐々木がバックに回るとボグダンも立つ。佐々木が左前蹴り。共に左ジャブを当て判定へ。ジャッジ2名はドロー、1名はボグダンを支持しドローだったが、トーナメントのためにどちらかに優劣を付けないといけないマスト判定でボグダンが勝利し、準決勝に進出した。

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