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【MAX MUAYTHAI】ブアカーオ勝利、佐藤嘉洋「完敗です」

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2013/10/06(日)UP

eFightの「M-1ムエタイチャレンジ」特集
藤原ジム4人衆のガチンコ総当り戦スパーリング、神村エリカにウィラサクレック会長がヒジ打ちを直伝、腕を折る強いミドルキックを蹴る方法、ムエタイの首相撲テクニックなどの動画に加えて出場選手インタビュー多数

MAX MUAY THAI JAPAN 実行委員会
「MAX MUAYTHAI WORLD CHAMPION 2013 JAPAN」
2013年10月6日(日)宮城・ゼビオアリーナ

▲ブアカーオ(左)が佐藤(右)との4度目の対決を制した

▼第5試合 MAX ULTIMATE 70kg契約 3分3R
○ブアカーオ・バンチャメーク(旧名ポー.プラムック/タイ/K-1 WORLD MAX 2004&2006世界トーナメント王者)
判定3-0 ※30-27、30-28、30-28
●佐藤嘉洋(名古屋JKF/K-1 WORLD MAX 2006&2007日本トーナメント王者)

 ブアカーオと佐藤はこれまでに3度対戦しており、ブアカーオの2勝1敗。最後に戦った2008年7月のK-1 MAXではブアカーオが3RでKO負けを喫しており、これはブアカーオにとっては選手キャリアの中で唯一のKO負けとなった。ブアカーオのリベンジか、佐藤の連勝か?

 1R、佐藤が右ローを出すと、ブアカーオは前蹴りで佐藤との距離をとる。佐藤は得意の首相撲からのヒザ蹴りに持ち込もうとするが、ブアカーオは簡単に佐藤をコカしてしまう。

 組んでも佐藤は何度もマットに転ばされてしまいペースを握れない。

 佐藤はボディ狙いでストレートを出すも、ブアカーオは怯むことなく左ミドル、パンチを返していく。

 2R、ブアカーオは1Rとは違いアグレッシブに攻める。左ミドル、左ハイをガンガン当てていくと、佐藤もミドルを返す。佐藤は距離を詰めるが、ブアカーオが組んでは佐藤を何度もコカしていき、完全に主導権を握る。

 3R、佐藤のプレッシャーの前に、若干ブアカーオは失速を見せるもののミドルを蹴ってはすぐに組み付いて着実にポイントを奪う。

 佐藤はパンチで攻めるが、ブアカーオはショートの左フックを当てて譲らない攻防となり、フルマークの判定でブアカーオが勝利。試合後には、元K-1プロデューサー・石井和義がリングに上がり、ブアカーオを祝福した。

▲ブアカーオ(左)を祝福する元K-1プロデューサー・石井和義(左)

 敗れた佐藤は「完敗です。ブアカーオはスタミナに問題があると思っていたが、崩しでやられてしまいました。今後ムエタイでやっていくのであれば、崩しに対して違う作戦を考えないと一生追いつけません。今回ブアカーオに勝って本調子のブアカーオとタイでやることを考えていましたが、勝てないですね」とコメントした。


▲4人トーナメントはタイのジンリートーン(右)がサルバドール(左)を破って優勝

▼メインイベント(第6試合) 4Manトーナメント決勝戦 3分3R
○ジンリートーン・シートラーンフェリー(タイ)
判定3-0 ※三者とも30-28
●ディラン・サルバドール(フランス)
※ジンリートーンが優勝。

 一回戦でアレスサンドロを破ったジンリートーンと大和に勝ったサルバドールが決勝戦を争った。ジンリートーンはルンピニースタジアムや7チャンネルスタジアムで活躍中。

 一方、サルバドールは19歳の若さでサイヨークをKOし、今年3月には、日本で旋風を巻き起こしているゲーオ・フェアテックス(タイ)から勝利している。

 1R、右ミドルのジンリートーンに対し、サルバドールがパンチで前に出る。接近戦ではジンリートーンがヒジを見せサルバドールの額をカット。流血させる。

 2R、ジンリートーンが右ミドルを何発も当てて距離をとると、サルバドールが一気に距離を詰めて左ストレート。ジンリートーンの首を跳ね上がらせたが、ジンリートーンはすぐに蹴り返す。サルバドールの出血がひどくドクターチェックが入った。

 3R、接近戦を仕掛けるサルバドールがパンチとヒジの連打を見せるが、ジンリートーンは巧みに首相撲を仕掛けてはペースを握らせない。ジンリートーンが判定勝ちし、トーナメントを制覇した。



▼第8試合 MAX ULTIMATE 58kg契約 3分3R
○森井洋介(藤原ジム/元WPMF日本フェザー級王者、元WBCムエタイ日本フェザー級王者
KO 2R
●ムンファン・ポー.ポンサワン(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定フライ級王者)

 当初、森井はムエタイ界で人気のKOファイター、ナーカー・ゲーオサムリット(タイ)と対戦予定だったが欠場。代替選手としてムンファンが出場した。ムンファンは元ラジャダムナンスタジアム認定フライ級王者の27歳。戦績は55戦36勝(18KO)10敗9分。日本では2012年11月11日のK-SPIRITで邦博にTKO勝ち、その2週間後の新日本キックのリングでは拳士朗に判定勝ちしている。

 1Rから森井がムンファンをロープ際に追い込み、左右フックとローで棒立ちにさせる。ムンファンはディフェンスに徹しながら、すかさずKO狙いの左ハイを返していく。2Rも森井のほぼ一方的な攻撃に。ムンファンの左ミドルに対して森井が左フックを合わせると、ムンファンがバッタリと倒れて立ち上がれず。森井のKO勝利となった。

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