【シュートボクシング】立ち技最強の牙城守った！“怪物くん”鈴木が優勝
▼第10試合 スペシャルワンマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○RENA（及川道場/Girls S-cup2009・2010・2012優勝）
判定3－0 ※三者とも30－29
●メイリー・ウォン.ポーマス（タイ/ムエタイ女子フライ級王者）
SBの女子エースRENAがGROUND ZEROに登場。ムエタイ女子フライ級王者というメイリーと対戦した。
1R、距離を取って右ロー、左右のミドルを蹴るメイリ－。RENAはプレッシャーをかけて右ストレートから左ボディ、メイリ－の蹴り足をキャッチして右ストレートを当てる。
2R、ここもメイリ－が距離を取って右ロー前に出て組みつくRENAだが、そこから展開はなく、ブレイクとなる。残り1分、RENAが右ストレートを当てて前進、メイリ－をロープに詰めて左ボディを当てる。
なお、2Rのインターバル中にメイリ－が前日計量をオーバー、本来なら減点＆グローブハンデとなるところをRENA陣営の同条件で試合をしたいという希望で、ハンデなしの試合で行われていることがアナウンスされた。
3R、右ローを蹴って前に出るRENA。左フックを当てて右ストレート、組みつくメイリーの顔面にパンチをまとめる。しかしその後はクリンチ→ブレイクという展開が続き、試合終了。判定は1ポイント差でRENAが勝利した。
▼第9試合 スペシャルワンマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○弘中邦佳（マスタージャパン/修斗世界ウェルター級王者）
KO 2R2分 ※右ストレート
●ボーウィー・ソーウドムソン（タイ/元WMC世界ウェルター級王者）
“ムエタイの破壊神”の異名を持つボーウィーと現役修斗世界王者・弘中による異次元対決。
1R、じりじりとプレッシャーをかけていくボーウィー。弘中は距離を取りながら右ストレート、左フックを狙い、胴タックルで組みつくと持ち上げてテイクダウンする。ボーウィーも右ストレートで飛び込んで左フックを強振。しかし組みついた弘中が投げてシュートポイントを奪う。
2R、ジャブを突いて前に出ていくボーウィー。弘中も左フックを返し、右ストレートをヒットさせる。ボーウィーは組みつこうとする弘中にヒザ蹴りから右フック。下がる弘中に左右の連打をまとめる。しかし弘中が右ストレートを当ててボーウィーの動きを止めると、右ストレートを連打。これでボーウィーがばったりと倒れ、弘中がボーウィーからKO勝利を収めた。
▲日菜太が初トライの首投げでシュートポイントを獲得した
▼第8試合 スペシャルワンマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○日菜太（クロスポイント吉祥寺/REBELS70kg級王者）
判定3－0 ※三者とも29－28、
●ジョシュ・ジョンシー（カナダ/EFC世界ウェルター級王者）
今年3度目のSB参戦となる日菜太がアンディ・サワー率いるチーム・サワーのジョンシーと対戦した。
1R、サウスポーの日菜太に対し、ジョンシーが顔面前蹴り。右フックと右ハイキックで前に出る。日菜太も左のヒザ蹴りと左のローを返し、首相撲からヒザ蹴りへ。日菜太が左ミドルを蹴ると、ジョンシーはインローを合わせて日菜太を転倒させる。
2R、右ストレートで前に出るジョンシー。パンチを返す日菜太は首相撲からのヒザ蹴りに持ち込むと、投げでシュートポイントを奪う。ジョンシーも右のパンチとローで前に出続けるが、日菜太はローとミドルを蹴って、左ストレートで応戦する。
3R、ジョンシーが右ストレートで前に出ていく。日菜太は左ミドルを的確に当てて左ハイキック、首相撲からヒザ蹴り・投げも狙う。手数の減ったジョンシーに対し、日菜太は確実にローを効かせ、組みヒザと左ミドルで攻め込む。
試合はシュートポイントを奪った日菜太の判定勝利。「アンディ・サワーにリベンジしたくて、それまで負けないので応援よろしくお願いします！」とサワーへのリベンジを宣言した。
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