2013/12/01（日）UP
（最終更新：2013/12/05 13:34）

MSJキックボクシングジム
「KING OF STRIKERS Round 13」
2013年12日1日（日）福岡・スカラエスパシオ
レポート＆写真：MSJキックボクシングジム

▼ダブルメインイベント（第9試合）　KOSインターコンチネンタル・スーパーバンタム級王者決定戦　3分5R延長1R
〇永椎太陽（MSJ/J-NETWORK3位）
KO　2R　※3ノックダウン
●チェ・ソンキュ（韓国/CMA KOREA）
※永椎が初代王者に就く

　永椎はJ-NETWORKのランカーとして第一線で活躍しながら、KING OF STRIKERSのプロモーターとして活動中。

　1R、永椎はチェのローをカット、ミドルなどはスウェーで避け、距離をはかりながら、接近戦ではアッパー、ヒジ打ちを浴びせる。このラウンドは静かな立ち上がりとなる。

　2R、永椎は右ハイを浴びせ、チェが組んでも首相撲で返す。さらにロープに詰めてから、パンチ、ヒジ、ヒザ蹴りを浴びせてダウンを奪う。チェは立ち上がるが、その後も永椎が怒涛のラッシュを浴びせると立て続けにダウンを奪う。

　3ノックダウンでKO勝利した永椎はKOSインターコンチネンタル・スーパーバンタム級のベルトを獲得。そして、来年37歳となる永椎は次に上がるKING OF STRIKERSでの試合をラストマッチにするとコメントした。なお、福岡の情報番組CUBEにて、永椎の私生活から選手、プロモーターとしての密着したドキュメンタリー番組を12月7日（土）に放送予定。

▼ダブルメインイベント(第8試合）　スーパーフライ級　3分3R　※ヒジあり
〇萬田千晴（九州比山ジム）
KO　3R
●ソン・チュホ（韓国/CMA KOREA）

　1R、萬田が強烈な右ローを浴びせると、ソンも組んでヒザ蹴りを返す。打ち合いではパワフルな萬田が優勢で、ソンもミドル、パンチを返すが、萬田のフックに押される展開となる。打ち合いで絶対の自信のある萬田はガードを下げるなどし、主導権を握る。

　2R、萬田が左右のローを浴びせ、ソンもミドルなどを返すが、ほぼ萬田が一方的な展開。ローを浴びせスリップダウンをしたソンを踏もうとする萬田の行為に対して、レフェリーはイエローカードで注意を与える。

　3R、萬田のローが効いており、ソンはクリンチで凌ごうとする。萬田がソンのクリンチに対して投げを出してしまう。ここでレフェリーがソンに組み付き、萬田へは投げで両者にイエローカードを与える。萬田がパンチ、ローでダメージを与えてから、ラストはコーナーに詰めてからのラッシュを浴びせダウンを奪う。同時に試合終了のゴングが鳴り、レフェリーがカウントを取るが、ソンはダメージが大きく試合は終了。KOで萬田が勝利を収めた。