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【NJKF】国崇、ルンピニーランカーを撃破!来年3月にタイトル戦

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2013/12/08(日)UP

ニュージャパンキックボクシング連盟/拳之会
「NJKF2013 8th」
2013年12月8日(日)岡山・山陽ハイツ体育館

▼メインイベント(第9試合) ルンピニースタジアムランキング査定試合 スーパーバンタム級 3分5R
○国崇(拳之会/ISKA世界ムエタイ・フェザー級暫定王者、WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級王者)
判定2-1 ※50-49、48-50、50-49
●ぺッテェー・ペットジンデーアカデミー(タイ/ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級7位)

 9回目となる拳之会主催興行。今回はタイのルンピニースタジアムから現役ランカーを招き、拳之会のエース、国崇がランキング戦に挑んだ。国崇と対戦したペッテェーは過去にはプロムエタイ協会バンタム級タイトルを獲得した経歴もある強者。

 国崇はこのペッテェーに対し、序盤からジャブやミドルを繰り出していく。ペッテェーは速いステップで間合いを計りながらローやミドルを繰り出し、時折ハイキックも見せる。1R終盤にはペッテェーの右で国崇が尻餅をつく場面も。ロープを背負って国崇の攻撃を誘うペッテェーに対し、「自分でも動けていると感じた」という国崇はジャブを放ち、接近すると得意の左ボディを見せる。

 3R序盤には国崇がジャブから飛び込んでの右フックをヒット。そのまま左ボディも当てていく。このラウンドからペッテェーは組みにくる場面が増え、サイドから組みつくとすかさずバックへ。3R終盤にはミドルの連打も見せる。

 4Rに入ると両者の動きが加速。ミドルを繰り出すペッテェーに対し、国崇はボディ、ジャブの連打からバックキックを見せる。ロープ際でフックからボディとつなぐと、右ヒジをヒット! 場内を大きく沸かせる。これにペッテェーは組みで対処。5Rもミドルやローを出しながら組みにくるペッテェーに国崇はパンチで応戦。

 試合終了のゴングが鳴ると首をひねった国崇だったが、判定は2-1のスプリットで国崇に。これで国崇のルンピニー・ランキング入りが確定することとなった。レフェリーに手を挙げられながら、またペッテェーと健闘をねぎらい合いながらも、国崇はもう一つ納得できていない様子だったが、マイクを取ると「これで来年3月9日、大阪でルンピニーのタイトルマッチをやらせてもらえることが決定しました」と報告。昨年11月の同所での興行ではラジャダムナンのランキング戦に勝ち、2月のタイトルマッチの権利を掴んだ国崇が、今度は同様にルンピニーのタイトルマッチに臨む。

 試合後のコメントでは「取ったという実感はなくて、負けたと思いました。ローを蹴られた本数も多かったし。1Rから動きはよかったんですが、動けすぎて怖いぐらいで。ただ、1Rにカウンターを打った時に拳がバキッと言ってしまって(大会後、右拳の骨折が判明)。相手はうまかったですね。『行くぞ!』と思ったところで止められて。パンチも強かったし。ただタイトルマッチに向けては、こんなチャンスは滅多にないんで気持ちを切り替えていきます。次はムエタイの判定には注意しながら、でも倒して勝つという拳之会のスタイルを変えるつもりは微塵もないんで、磨きをかけていきたいですね」と語った国崇。ラジャダムナン、ルンピニーの両スタジアムでランキング入りしたのは日本人で初、また両方のタイトルマッチを経験するのも日本人初となるだけに、快挙に期待したい。


 


▼第7試合 60kg契約 3分3R ※ヒジあり
○北野克樹(誠至会)
判定3-0 ※30-28、30-27、30-28
●ゴンガンワン・ソォーサムムアンチャイ(タイ)

 今年の3月にプロデビューしたばかりの大阪のホープ、北野が4戦目にして初のヒジあり、初のタイ人戦に挑んだ。15歳ながら80戦以上を経験しているというゴンガンワンを相手に、序盤から積極的に蹴りを繰り出していった北野は、3Rに右ハイでダウンを奪って判定勝ち。

「タイ人とやれるってことで気合いも入って、今までで一番練習しました。初めて当たったタイ人はミドルも強かったですが、絶対負けないという気持ちで闘って、いつものように倒してやるという気持ちでハイも狙ってました。目標は東京でWBC王座を獲ることです。自信はあります!」と力強くコメントした。


 

▼セミファイナル(第8試合) 70kg契約 3分3R ※ヒジあり
○櫻井 博(多田ジム)
判定2-0 ※28-28、29-28、29-28
●白神武央(拳之会/NJKFスーパーウェルター級4位)

▼第6試合 59kg契約 3分3R
○拳剛(誠剛館)
判定3-0 ※30-27、30-26、30-27
●乙宏(拳之会)

▼第5試合 48kg契約 2分3R
○吉野楓香(闘神塾)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-29
●勝山舞子(拳之会)

▼第4試合 バンタム級 3分3R
△勇治(ナックルズジム)
ドロー 判定1-1 ※30-29、28-29、29-29
△大西 健(武勇会)

▼第3試合 60kg契約 3分3R
○木村吉光(勇健塾)※デビュー戦
KO 3R45秒 ※右ストレート
●西川翔貴(岡山ジム水島道場)

▼第2試合 フライ級 3分3R
○宇田尚沙(武勇会
判定2-0 ※29-29、30-29、30-28
●行成 薫(拳之会)

▼第1試合 バンタム級 3分3R
○玖村修平(拳聖会)※デビュー戦
判定3-0 ※三者とも30-29
●西田京介(勇健塾)

▼アマチュア第4試合 60kg契約 -60kgアマチュア西日本代表決定戦 3分2R
○里見賢寛(多田ジム)
TKO 2R2分33秒
●藤原 良(BOSSジム)

▼アマチュア第3試合 48kg契約 2分2R
○廣田 悠(岡山ジム水島道場)
延長判定2-0 ※10-10、10-9、10-9
●藤澤ノリ(拳之会)

▼アマチュア第2試合 63kg契約 2分2R
○恵利友喜(武心会)
判定3-0 ※20-18、20-19、20-19
●畑 祐真(拳之会)

▼アマチュア第1試合 50kg契約 2分2R
○木山泰希(ナックルズジム)
判定2-0 ※20-20、20-19、20-19
●小田武司(拳之会)

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