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【ONE FC】空手家・鈴木信達が世界王座を獲得

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2014/03/14(金)UP

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上からパンチを打ち込む鈴木

ONE FIGHTING CHAMPIONSHIP
「ONE FC ~WAR OF NATIONS~」
2014年3月14日(金・現地時間)マレーシア・スタジアムネガラ

▼ONE FC世界ウェルター級王座決定戦 5分5R
○鈴木信達(ハイブリッドファイター)
判定3-0
●ブロック・ラーソン(アメリカ)
※鈴木が初代王座に就く。

“戦う行政書士”こと鈴木がアジア最大のMMA(総合格闘技)イベント「ONE Fighting Championship」(通称ONE FC)の初代世界ウェルター級王者となった。

 クアラルンプールで開催された大会のメインイベントに出場した鈴木。本来なら11月大会で同王座決定戦を行う予定だったが、対戦相手の欠場によりタイトルマッチは延期、その代わりとしてノンタイトル戦で組まれた試合も対戦相手が医療検査をクリア出来ず、中止になるというハプニングに見舞われた過去がある。

 ようやく訪れた仕切り直しのタイトルマッチ。3Rまでは互角の攻防となったが、4Rになるとローキック、三日月蹴りなどバックボーンである空手の蹴りを中心に戦っていた鈴木に対し、ラーソンはややバテ気味。何度も鈴木を寝技に引き込もうとするが、鈴木は徹底して寝技を避け、スタンドを要求した。

 最終5Rもラーソンはテイクダウンを狙うが寝技に持ち込むことは出来ず、逆に鈴木は自ら下になるラーソンへ上からパンチを見舞った。勝敗は判定にもつれ込み、鈴木が3-0で勝利。初代世界ウェルター級王座のベルトを腰に巻いた。

 これにより、ONE FCはライト級王者・青木真也、フェザー級王者・大石幸史、そしてウェルター級王者・鈴木と日本人ファイターが3階級を制覇したことになった。

(photo=ONE FC)

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