2014/04/29（火）UP
（最終更新：2014/05/15 17:07）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲巨輝（右）が右ストレートでダウンを奪った

▼第8試合　RISEスーパーライト級次期挑戦者決定トーナメント決勝戦　3分3R無制限延長R
○巨輝（TARGET/RISEスーパーライト級4位、元NKB二階級王者）
判定3-0　※30-26、30-27、30-27
●テヨン（キングジム/NJKFスーパーライト級王者、RISEスーパーライト級6位）
※巨輝が次期王座挑戦権を獲得。

　左右田泰臣が保持するスーパーライト級王座への挑戦を懸けたトーナメントの決勝戦。テヨンは1回戦で菱川晋作のアウトボクシングを強打で粉砕、対する巨輝もCAZ JANJIRAを強烈な右フックでKOしての決勝進出だ。

　1R、巨輝がパンチで先手を取る。テヨンは相手の右ハイをスウェーでかわすが、パンチを次々ともらい、自身の強打を繰り出すことができない。左右のストレート、フックの回転を増す巨輝が、右ストレートでダウンを奪う。立ち上がったテヨンにストレートを浴びせ続ける巨輝がペースを握った。

　2R、パンチをもらい続けるテヨンは、巨輝の左右のハイをスウェーでかわせる時もあれば、ガードの上からでも喰らってしまう場面が増える。巨輝はパンチとハイだけでなく、左ミドルもヒットするように。テヨンの右わき腹が大きく腫れ上がり、さらにテヨンはパンチを受けて顔面も腫れる。

　3R、セコンドの指示通りローを連打していくテヨン。しかし巨輝は下がらず、ストレート、フック、ミドル、ハイと手を休めず。倒しきることはできなかったが巨輝がフルマークの判定で勝利した。

　試合後マイクを握った巨輝が、「（RISE参戦から）4年、ようやくここまで来ました」とベルトへの想いを語ると、リングサイドで試合を見ていた王者・左右田がベルトを持ってリングイン。「僕も（挑戦失敗など）苦しんで獲得したベルトを守る」と宣言し、巨輝と熱い握手を交わした。

▲郷州（右）が強烈な右ストレートをダウンを奪った

▼第7試合　－61.0kg契約　3分3R延長1R
○郷州力（PHOENIX/RISEスーパーフェザー級4位）
TKO　2R2分47秒　※レフェリーストップ
●スコーピオン謙太（WATANABE GYM）

　1R、スコーピオンがパンチを上下に打ち分ける。郷州は相手の攻撃をブロックしながら前進。パンチでプレッシャーをかけ、右クロスカウンターでダウンを奪う。

　再開後、スコーピオンとの距離を詰めると、右ストレートと細かいヒザ蹴り。セコンドがローの指示を出すと、郷州はすぐさまローでスコーピオンの体勢を崩し、右ストレートで追撃する。

　2R、右ストレートをもらい続けるスコーピオンは鼻から出血。計3度のドクターチェックが入り、その都度試合は再開されるも一方的な展開に。

　郷州が右ストレートで2度目のダウンを奪い、立ち上がったスコーピオンへさらに右ストレート。ロープ際に下がった相手に連打を浴びせると、レフェリーがスタンディングダウンを取り、そのまま試合をストップした。

▲小宮山（右）は顔面へ前蹴りを突き刺す

▼第6試合　フェザー級　3分3R延長1R
○小宮山夕介（TARGET/RISEフェザー級10位、2013年RISING ROOKIES CUPフェザー級優勝）
判定3-0　※29-27、29-26、30-27
●池野　翔（TenCloverGym/J-NETWORK2012スーパーバンタム級新人王）

　1R開始早々、小宮山の右前蹴りが池野の顔面を捕える。さらに前蹴りと左ストレートがヒット。池野は足を使いながら、小宮山の蹴りはカットするも、顔面への攻撃をもらい続ける。特に小宮山は左ストレートに冴えを見せる。

　2R、小宮山の右ハイで池野がダウン。以降も小宮山の右ハイが当たり、池野はダメージを与えるヒットはない。小宮山は池野をコーナーに詰め、ヒザ蹴りを織り交ぜながらパンチのラッシュを浴びせ、左ストレートでダウンを追加する。

　3R、やや疲労が見える両者。体を預けてのホールディングが多くなり、レフェリーが両者にイエローカードを提示。池野は足を使って大きくリングを回り、捕まえきれない小宮山は体力を消耗。しかし池野も逆転できるほどのダメージを与えることはできず試合終了。

　2度ダウンを奪ったポイント差で小宮山が判定勝利を収めた。

▼第5試合　フェザー級次期挑戦者決定トーナメント準決勝2　3分3R延長1R
○金城　悠（シルバーウルフ/RISEフェザー級6位）
延長R　判定3-0　※三者とも10-9
●北薗翔大（田畑ジム/RISEフェザー級5位、初代LEGENDフェザー級王者）
※金城が決勝戦へ進出。

▼第4試合　フェザー級次期挑戦者決定トーナメント準決勝1　3分3R延長1R
○花田元誓（リアルディール/RISEスーパーフェザー級1位）
判定3-0　※30-28、29-28、29-28
●石橋真幸（名古屋JKF/RISEスーパーフェザー級4位）
※花田が決勝戦へ進出。

▼第3試合　RISEスーパーライト級次期挑戦者決定トーナメント準決勝　3分3R延長1R
○テヨン（キングジム/NJKFスーパーライト級王者、RISEスーパーライト級6位）
TKO　2R2分24秒
●菱川晋作（正道会館/前ACCELライト級王者）
※テヨンが決勝戦へ進出。

▼第2試合　RISEスーパーライト級次期挑戦者決定トーナメント準決勝　3分3R延長1R
○巨輝（TARGET/RISEスーパーライト級4位、元NKB二階級王者）
KO　3R1分10秒
●CAZ JANJIRA（JANJIRA GYM/J-NETWORKウェルター級6位）
※巨輝が決勝戦へ進出。

▼第1試合　スーパーフェザー級　3分3R
○野辺広大（1-siam gym）
TKO　2R2分8秒
●ACHI（TARGET）