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【ムエタイ】福田海斗、石井一成が本場タイでKO

2014/05/05(月)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

「スック・ワンギントーン」
2014年5月5日(月・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアム

▲4R、ヒザ蹴りの連打で逆転勝ちした福田海斗(左)

▼第2試合 117ポンド契約(53kg) 3分5R
○カイト・ウォーワンチャイ(=福田海斗/キング・ムエ)
TKO 4R
●パーンペット・シットクルーパック(タイ)  

 第1試合の石井一成に続き、第2試合に出場した福田。メイン前の第2試合という試合順からもわかるように、タイ関係者からの期待も大きい。この日は福田にとってほぼ減量なしの117ポンド契約。当日朝の計量も1回目で楽々とクリアしたのに対し、パーンペットは3回目の計量でクリア。このような場合、体格の大きい選手のほうが賭け率が高くなる場合が多いが、試合前賭け率は2-1で福田のリード。過去の試合から、福田が後半のヒザ勝負に強いことをギャンブラーたちは知っているようだ。  

 序盤、お互い単発のロー、ミドルで牽制し合う。が、体格差からパーンペットの1発1発が重い。ダメージこそないものの、時折パーンペットのローキックで福田はバランスを崩す。2R終了時では、まだ賭け率3-2で福田のリード。  

 3R、福田は得意のヒザ勝負に持ち込みたいところだが、入り際にうまくミドルキックを合わされてしまう。それでも構わず組んでいくが、今度はパーンペットのコカし技で尻餅をついてしまう。この重要なラウンドでコカされることは大きなマイナス。さらに強烈な前蹴り、そしてミドルキックで福田はポイントを奪われてしまう。ただ、福田の執拗な前進、首相撲でパーンペットもかなりスタミナをロスしているようだ。このラウンド終了時で、賭け率3-1と初めてパーンペットがリードする。

 そして4R、ここが勝負!とばかりにさらに福田は前進する。時折ヒジも混ぜ圧力をかける。一方、パーンペットは組んでは不利と首相撲に付き合わないよう、退がりながらミドルキック。しかし、なおも前進を止めない福田は縦ヒジをクリーンヒット、首相撲につかまえる。パーンペットはよりスタミナをロスしていき、徐々に動きが鈍っていく。逆に福田の動きは加速し、ヒザの連打! 中盤でとうとう賭け率をひっくり返す。  

 そして、パーンペットがたまらず退がったところへ、福田が左足フェイントからの右ヒザ一閃! もんどりうって倒れるパーンペット、そのまま起き上がることができず担架で運ばれ、福田の見事な逆転KO勝利となった。

 見事な逆転勝利に多くのギャンブラーが「よくやったぞ!」と福田の激闘を称えた。とあるギャンブラーは「外国人選手はみんなパンチとローキックだけだろ?カイトみたいに、ヒザやヒジでポイントを獲れる選手はいないよ。カイトなら後半に強いから賭けることができるのさ」と、福田の強さを語ってくれた。  同興行のプロモーター・キントーン氏は、次回興行へのオファーも検討しているとし、さらに試合順を上げて、第3試合・第4試合での出場も視野に入れているとのこと。次回の福田の出場が待たれる。

写真・情報提供=ムエサイアム


 

▲石井(左)は右ローキックでダメージを与えてTKO勝ち

▼第1試合 103ポンド契約(46.7kg) 3分5R
○イッセイ・ウォーワンチャイ(=石井一成/Exindecon GYM JAPAN)
TKO 4R
●マカームペット・ルークマカームアン(タイ)

 キックボクシングで数々のジュニアタイトルを獲得し、テレビ番組やCM出演も果たした石井一成が、タイ・ラジャダムナンスタジアムに参戦した。石井は今春高校に入学し、3月に国内プロデビューを果たしたばかり。プロ戦績はタイでの試合も合わせて3勝(2KO)無敗。

 ジュニア時代も含めて今回でタイ9戦目(過去5勝3敗1分)となる石井は、ムエタイ2大殿堂のひとつラジャダムナンスタジアムのプロモーター、ギントーン氏からの期待も大きい。

 1Rから、石井は高めのミドルキックからローキックという流れでマカームペットにダメージを蓄積させる。

 3Rに入り、石井のローでの優勢が明らかになってくると、マカームペットは首相撲勝負に持ち込む。これまでの石井であれば、首相撲勝負では力で対処しようとし、相手に出鼻を挫かれる場面もあったが、今回は後ろに下がって横に回り、そこからのヒザ蹴りを多数決めた。

 ただ一発を当てるのではなく、こうした流れの中で的確に技を決める事がムエタイの判定では評価されることが多く、この石井の試合運びは関係者からも好評。リング脇で待機していたジャッジ陣からも「なかなか出来る日本人じゃないか!」と感心されるほどであった。

 4R、マカームペットは石井の右ローで足を引きずりはじめ、石井はここから左ローも蹴り込み多数ヒットさせる。試合は一方的なものとなり、見かねたレフェリーがマカームペットの挽回不能と判断し、試合をストップ。石井のTKO勝利となった。

 伸び盛りの石井の実力を見込んだギントーンプロモーターは、すぐに次の試合を提示。過去に、このマカームペットを2RでKOした強豪と早ければ7月にもラジャダムナンで対戦させるという。石井は高校在学中にタイで王者になることを目標に掲げており、その目標へ向けてまた一歩を踏み出した。

写真・情報提供=シンラパムエタイ/早田寛 

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