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【BOM】カノンスックが技術で小よく大を制す

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2014/07/06(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲カノンスック(左)が体格差をテクニックで補い、高(右)に勝利

BOMプロモーション
「M-FIGHT The Battle of Muaythai V」
2014年7月6日(日)東京・ディファ有明

▼第14試合 ダブルメインイベント第2試合 WPMFルール 64kg契約 3分5R ○カノンスック・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/WPMF世界スーパーライト級暫定王者)
判定3-0 ※49-48、50-46、49-48
●高 修満(こう・すまん/エイワスポーツジム/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級6位)

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 カノンスックは2005年に初来日して以来、M-1(M-FIGHTの以前の名称)のタイ人エースとして活躍。2012年11月にヤスユキに敗れて以降は連勝している。対する高は50戦を越えるベテランファイター。試合は2013年4月以来、約1年3カ月ぶりとなった。

 1R、両者の身長差は17cmもあるが(階級はカノンスックが2階級下)、背の低いカノンスックが首相撲で高を3度転倒させる。高が右ミドルで快音を響かせれば、カノンスックも重い右ミドルを返す。

 2R、カノンスックは高のミドルをキャッチしてのパンチ、足払い。高が首相撲に来ると、太ももにヒザ蹴りを入れて意識を下に向かせ、顔面へヒジを放つ。

 3Rになると高もヒジを狙う。パンチ、蹴りともに両者の手数が増え、カノンスックはこのラウンドも首相撲で高を転倒させてマットに叩きつける。

 4R、右ストレートと左右ミドルで攻めようとする高に、カノンスックは組み付いて首相撲で何度も転倒させる。左ミドルも放つカノンスック。高も必死に前へ出るが転倒させられてしまう。

 5R、前に出る高だがやはりカノンスックの首相撲に捕まってしまう。小兵のカノンスックが首相撲、足払いのテクニックで何度も鮮やかに高を転倒させ、試合終了間際には左ハイキックで高の腰が砕ける。最大4ポイントもの差をつけてカノンスックが勝利した。

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▲極真館の世界大会準優勝・遊佐(右)がプロデビュー戦を勝利で飾った

▼スペシャルマッチ BOM特別ルール 66.00kg契約 3分3R
○遊佐真介(TEAM SAMURAI/2012極真館全世界ウェイト制空手道選手権大会72kg以下級準優勝)※デビュー戦 
判定3-0 ※30-28、30-28、30-29
●郡司 光(池袋BLUE DOG GYM)

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 遊佐は極真館の真剣勝負ルール(オープンフィンガーグローブ着用により顔面突きを認めたルール)で、2012年に開催された全世界ウェイト制空手道選手権大会で準優勝を果たしている空手家。今回がプロデビュー戦となる。

 1Rは遊佐が左右ローで主導権を握り、郡司の振り回す左右フックをかわしてパンチを入れる。

 2R、右ハイキックと左右ストレートをヒットさせた遊佐に、郡司は間合いを詰めての左右フック。思い切り振り回す郡司のフックに、遊佐はクリンチを多用する。

 3R、再びローを蹴ってペースを取り戻した遊佐は、右のパンチで郡司のアゴを何度も跳ね上げ、判定勝ちでデビュー戦を白星で飾った。
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▲引藤(右)の強烈な左ストレートが決まる

▼第13試合 ダブルメインイベント第1試合 WPMFウェルター級 3分5R
○引藤伸哉(ONE’s GOAL/WPMF日本ウェルター級4位)
判定2-1 ※49-48、48-49、50-48
●レック・エイワスポーツ(タイ/エイワスポーツジム)

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 4月大会で行われた挑戦者決定戦で勝利し、WPMF日本ウェルター級王座への挑戦が決まっている引藤が、前哨戦としてムエタイ戦士と対戦。前哨戦と言えどもレックは過去に王者・田中秀弥から勝利を収めており、危険な相手だ。

 1R、レックは重い右ロー、引藤はそこへ右フックを狙う。引藤のパンチをもらうとレックも猛然とパンチを繰り出し、コーナーでヒジ打ち。

 2R、引藤の左ストレートがクリーンヒットし、引藤はすかさず飛びヒザ蹴りを繰り出すが、勢いあまってリングの外へ出てしまう。その後もパワフルなパンチで攻める引藤。レックもハイキックで応戦。

 3R、レックは首相撲を多用するが、引藤も組み負けずに両者激しくもつれる。離れると引藤がパンチとローで優勢に。レックはヒジを繰り出す。

 4R、引藤は前蹴りと左ストレート、レックは首相撲に持ち込もうと強引に組み付いてくる。それを振りほどく引藤。後半になるとレックは明らかに疲れが見えるが、引藤も攻めきれない。

 5R、引藤がロープに詰めてのパンチとロー、レックは首相撲に持ち込む。パンチで前に出ようとする引藤だが、レックに捕まって決定打を繰り出すことが出来ず、判定2-1で引藤が勝利を収めた。
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