【戦場】スーパー高校生が二冠王・若山を撃破

2014/09/28（日）UP
（最終更新：2014/10/06 18:15）

eFightの試合動画 試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

DRAGON GYM
「大震災復興チャリティーイベント戦場13」
2014年9月28日（日）宮城・サンフェスタ102

▼メインイベント（第7試合）　51.5kg契約　3分5R　※ヒジあり
○福田海斗（キング・ムエ）
判定2－1
●若山龍嗣（DRAGON GYM/PK-1スーパーフライ級王者、DBSスーパーフライ級王者、前J-NETWORKスーパーフライ級王者）

　タイでPK－1のタイトルを獲った2冠王の若山とタイのメジャースタジアムを主戦場とする“スーパー高校生”福田の激突。

　1R、パンチからのローで仕掛けていく若山に対し、ガードを固めてミドルを返す福田。若山のローが当たり始めると、福田は首相撲からのヒザ。ここで福田が若山のまぶたをヒジでカット。若山は流血は少ないものの血が目に入り苦しい立ち上がりに。

　2R、福田は組み付いて傷口を押さえつけてのヒザ攻撃。投げられたり崩されたりはないもののヒザの攻防では福田が優勢。3Rに入り、流血が収まり視界が開けてきた若山がパンチで反撃するが、福田は前に出て距離を潰し首相撲からのヒザ。パワーと体力で勝る若山だが首相撲のテクニックでは福田が一枚上。しかしタフな若山は福田のヒザをもらいながらもパンチを返し会場を沸かせる。

　4R、前に出てくる福田に対し若山の右ストレートが炸裂し、福田は後ろに吹っ飛びダウン。すぐさま倒しにいく若山だが福田は必死に組み付いてヒザ。完全に生き返った若山がパンチで見せ場をつくるが、福田のしつこい首相撲に流れを変えることができない。

　最終R、若山の左ストレートが何度も当たり、ワンツーで福田の顔がはねあがると会場のボルテージは最高潮に。パワフルにパンチで攻める若山にKOの期待がかかったが、福田は冷静に組み付いてヒザで対抗し試合終了。最後まで自分のスタイルを貫き通した福田が判定勝ちした。

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▼セミファイナル（第6試合）　DBS初代フェザー級王者決定トーナメント準決勝戦　3分3R延長1R　※ヒジあり
○ダイナマイト柿崎（DRAGON湯沢/RKAフェザー級王者）
TKO　2R2分22秒　※ヒジによるカットでドクターストップ　
●小野寺紘也（DRAGON/DBSフェザー級3位）
※柿崎が決勝戦進出

　1R、左ミドルをタイミング良く決めて素早く動き回る小野寺。時おり重いパンチ連打を返す柿崎だが、小野寺のスピードについていけない印象。

　2Rに入りスピーディーな左ミドルが冴えて試合の流れを引き寄せた小野寺だったが、激闘をくぐり抜けている柿崎は甘くはなかった。動きの早い小野寺に対し、柿崎はパンチ連打ではなく縦ヒジのカウンター一閃。この一発で小野寺のこめかみをザックリと切り裂きTKO勝ち。柿崎はこれで4試合連続KO勝ちで決勝戦進出を決めた。

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▼第5試合　DBS初代フェザー級王者決定トーナメント準決勝戦　3分3R延長1R　※ヒジあり
○作田良典（GET OVER/DBSフェザー級4位）
判定3－0
●白岩義也（DRAGON石巻/DBSフェザー級2位）
※作田が決勝戦に進出

　1Rはパンチからローで攻める白岩に対し、左ミドルと首相撲で対抗する作田という展開。このラウンドは白岩のローが決まっていたが、2Rに入ると長身の作田の首相撲が徐々に白岩を苦しめ試合の流れを引き寄せる。

　3R、気持ちを入れ替えてパンチで攻める白岩だったが、作田は冷静に受け返し、白岩は試合の流れを変えることは出来なかった。結果は3ー0で作田の判定勝ち。作田がトーナメント決勝戦進出を決めた。

▼第4試合　DBSスーパーバンタム級タイトル次期挑戦者決定戦　3分3R延長1R　※ヒジあり
○カズ☆仲村（真樹ジムオキナワ/元KOSスーパーバンタム級暫定王者）
判定3－0
●沙斗流（ラビカラ/DBSスーパーバンタム級4位）
※仲村がタイトル挑戦権を獲得

　1R、沙斗流の3発のヒジが顔面を直撃。仲村は目を腫らし鼻を切られ苦しい立ち上がり。しかしここから気合いを入れ直した仲村が首相撲からの投げで流れを変える。2Rは仲村の左ハイや左ストレートと沙斗流のパンチが何度も交差し激しい打撃戦に。

　3Rに入ると首相撲からの投げで沙斗流がスタミナ切れ。失速した沙斗流に対し、声を出しながらの仲村の左の攻撃が目立つようになる。結果は気持ちで勝った仲村が3ー0で判定勝ち。これで仲村は12月7日『戦場14』で裕喜の持つDBSタイトルへの挑戦が決定した。

▼第3試合　ヘビー級　3分3R
○岩本義弘（ドスティ/DBSスーパーミドル級3位）
KO　1R2分22秒
●霜田拓悠（DRAGON/DBSアマチュアヘビー級王者）

▼第2試合　DBSフェザー級ランキング戦　3分3R
○成澤　龍（SRC/DBSフェザー級7位）
判定2－0
●山本　渡（中川サイルーン道場/DBSライト級7位）

▼第1試合　DBS45kg級王者決定戦　2分2R
○阿部晴翔（DRAGON）
判定2－0
●赤羽根　烈（フリー）
※阿部が新王者に

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▽Aリーグ28

　会場の都合で試合数を限定したアマチュア大会Aリーグ28は、年末のアマチュア王者決定トーナメントを意識してか大人の活躍が目立った。荒々しい試合が多かったが、パワーと勢いが感じられ期待できる新人も現れた。

▼第16試合
○平塚温大（DRAGON 石巻）
TKO　1R1分30秒　※セコンドからタオル投入
●丹大亮（DRAGON 湯沢）

▼第15試合
○安藤新一（DRAGON秋田）
判定3－0
●瀬戸大期（DRAGON）

▼第14試合
○叶野豪（SRC）
判定3－0
●近江亮太郎（ドスティ）

▼第13試合　
○高橋　魁（DRAGON湯沢）
判定3－0
●阿部雅貴（DRAGON 湯沢）

▼第12試合
○松岡優太（DRAGON）
TKO　1R0分58秒　※タオル投入
●山田航平（DRAGON ）

▼第11試合
○中村剛志（DRAGON）
KO　2R1分29秒
●小杉陽（DRAGON）

▼第10試合
○野口泰秀（DRAGON）
判定3－0
●久保博史（武現塾）

▼第9試合　
○阿部温羽（DRAGON）
判定3－0
●渡辺恵太（ドスティ）

▼第8試合　
○村上公平（DRAGON）
判定2－1
●井上幸和（DRAGON）

▼第7試合　
○高橋　慶（DRAGON大仙）
判定3－0
●清水直人

▼第6試合　
△山田俊治（DRAGON湯沢）
ドロー
△樋口智広（フラッシュジム）

▼第5試合
○安藤新一（DRAGON秋田）
判定3－0
●ブラウン・ニール（DRAGON）

▼第4試合　
○佐藤圭吾（闘鶏）
判定3－0
●近江亮太郎（ドスティ）

▼第3試合　
○平塚啓人（DRAGON）
判定3－0
●丹　大亮（DRAGON 湯沢）

▼第2試合
○松岡涼太（DRAGON）
KO　1R1分27秒
●山田航平（DRAGON 湯沢）
　
▼第1試合
○平塚琉記也（DRAGON石巻）
判定3－0
●小杉　陽（DRAGON）