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【K-1】無敵ゲーオがK-1世界トーナメントをも制す

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2014/11/03(月)UP

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▲左右田泰臣(右)を破り、K-1世界トーナメントで優勝したゲーオ(中央)

K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2014 ~-65kg初代王座決定トーナメント~」
2014年11月3日(月・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館
観衆=4,150人(超満員札止め) 

▼メインイベント(第12試合) K-1 WORLD GP -65kg初代王座決定トーナメント決勝戦 3分3R延長1R
○ゲーオ・フェアテックス(タイ/FAIRTEX/WPMF世界スーパーライト級王者、元ルンピニースタジアム認定フェザー級王者、元WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者)
判定2-0 ※29-29、30-28、30-29
●左右田泰臣(シルバーウルフ/前RISEスーパーライト級王者)
※ゲーオが初代王者に

 山崎秀晃、久保優太を下してきたゲーオと、木村“フィリップ”ミノル、HIROYAを破った左右田が決勝戦で激突。

 1R開始のゴングと同時に、ゲーオは前蹴りで左右田を突き飛ばす。前に出てくる左右田に対し、ゲーオは左ボディストレート、ヒザ蹴り、左ストレートで距離を取る。

 2R、変わらず左右田がプレッシャーをかけると、ゲーオは左ボディストレート2連発。接近戦を仕掛ける左右田にゲーオはヒザ蹴りの連打で優位に立つ。

 3R、ゲーオが前蹴りで突き放すも、左右田の前進は止まらない。ゲーオの組み付きが目立ち、レフェリーから警告を受ける。

 左右田の圧力でゲーオも次第に疲れを見せるが、距離を取っては左のミドル&ハイ、テンカオを当てていく。左右田はパンチ連打を見せたものの、ゲーオが判定2-0で勝利しK-1 WORLD GP -65kg初代王座を獲得した。

 ゲーオは先月24日に父が亡くなったことで練習も十分できず、70~80%の仕上がりだったという。マイクを握ると「優勝を父に捧げたい」とアピール。来年1月18日同所ではK-1 WORLD GP -60kg初代王座決定トーナメントが行われることが決定しており、「オファーがあれば出たい」とコメントした。

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☆【コラム】無敵ゲーオ、強さの理由と対策方法とは?
☆【関連動画】左右田が元ムエタイ王者からダウンを奪って勝利

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▼第9試合 K-1 WORLD GP -65kg初代王座決定トーナメント 準決勝第2試合
○ゲーオ・フェアテックス(タイ/FAIRTEX/WPMF世界スーパーライト級王者、元ルンピニースタジアム認定フェザー級王者、元WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者) 
KO 2R1分52秒
●久保優太(Fighting Kairos/K-1 WORLD MAX 2011 -63kg日本王者、初代Krush -67kg級王者、GLORY -65kg SLAM王者、ISKA世界ライト・ウェルター級王者、WPMO世界スーパーフェザー級王者)
※ゲーオが決勝戦に進出

 ゲーオ、久保ともにサウスポー。1R開始のゴングと同時にゲーオが超高速の左ハイを出し、場内はどよめく。久保はローを散らしながら右のブラジリアンキックを見せ、ゲーオもお返しとばかりに右ハイ。お互いに様子を窺うように攻撃を出し合う。

 2Rになると、パンチ主体の攻めに出た久保が距離を詰めると打ち合いに。ゲーオの右フックがクリーンヒットし、久保はダウン! ゲーオが衝撃的なKO勝ちで決勝戦に駒を進めた。

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