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【Krush】卜部がダウンの応酬制して王座返り咲き

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2014/11/09(日)UP

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▲卜部(右)が右ハイキックで先制のダウンを奪い、3Rはダウンの応酬に

グッドルーザー
「Krush.47」
2014年11月9日(日)東京・後楽園ホール

▼第9試合 メインイベント 第4代Krush -60kg級王座決定戦 3分3R延長1R
○卜部弘嵩(チームドラゴン/初代Krush -60kg級王者、ISKA世界スーパー・ライト級王者)
判定3-0 ※28-27、27-26、28-26
●島野浩太朗(菅原道場/Krush -60kg WILDRUSH League 2014優勝)
※卜部が第4代王座に就く。

 第3代Krush-60kg級王者・大月晴明(キックスターズマスクマン)が怪我のため王座を返上。大月への挑戦が決まっていた卜部とWILDRUSHリーグで優勝してタイトル挑戦権を獲得していた島野による王座決定戦が行われた。 

 1R、蹴りを主体に前へ出る島野。卜部は蹴り足を捌きながら左ジャブ、さらに右ハイを繰り出すも、島野の前進は止まらない。しかし島野が右をヒットさせると、卜部はコーナーを背にして誘い込み、相手のパンチが大振りになったところで右ハイでダウンを奪う。

 2Rはダウンを挽回しようと島野が攻めこみ、卜部も下がりながら左ジャブ、左フックを返す。島野も卜部の左に右を被せていくが、ハッキリとしたダメージを与えるまでには至らない。

 3Rも同様の展開が続いたが、ロープ際で島野の右フックが卜部のアゴを捉えダウン。島野は立ち上がった卜部に猛攻、スタンディングダウンを宣告されてもおかしくない状態だったが、ここで卜部がパンチで迎え撃ち、右フックでダウンを奪い返す。

 再開後、島野は幾度となく卜部をロープやコーナーに詰めるが、逆転ならず。卜部が1度、島野が2度というダウンの数が判定にそのまま反映され、卜部が-60kg級王者に返り咲いた。

 これでKrushとISKAの2冠王となった卜部は、試合後「1月18日にK-1があります。ISKAとKrushのベルトを持っているので、出て当然だと思っています」と、K-1 -60kg初代王座決定トーナメント出場をアピールした。

 


▲山本(左)が左の蹴りを蹴り分けてペースを握った

▼第8試合 セミファイナル Krush -60kg Fight 3分3R延長1R
○山本真弘(藤原ジム/IT’S SHOWTIME世界 -61kg級王者)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●青津潤平(K-1 GYM EBISU小比類巻道場)

 山本は当時ヨーロッパ最大の団体だった『IT’S SHOWTIME』の世界61kg級王座を獲得するなど、日本人トップ選手として活躍。しかし、4年5カ月ぶりのKrush参戦となった8月大会では卜部弘嵩に僅差の判定で敗れており、今回は再起戦となる。対戦相手の青津は40戦近いキャリアを持ち、その中でKO負けは1度しかない打たれ強さとタフネスを誇る。 

 1R、山本がパンチから左ロー、ミドル、三日月蹴りを繰り出す。さらに距離ができると左ストレート。青津の攻撃はブロッキングかスウェーでディフェンスし、右フックを当てて下がらせ、ロープに追い込み左ハイを打ち込んでいく。

 2R、左の蹴りをロー、ミドル、ハイと打ち分ける山本。青津もパンチを出していくが、山本も右フックと左ストレートを打ち返し、相手と距離ができれば蹴りを放つ。試合のペースは山本が握るも、青津にもダメージはない。

 3R、山本は右フックと蹴りを主体に攻めて出る。青津もコーナーに詰められるがパンチを打ち返し、それ以上攻め込ませない。山本が奥足へのローをヒットさせ、さらに右フックが青津の顔面を捉える。
ダウンこそ奪えなかったが、山本が終始試合のペースを握り、3-0の判定勝ちを収めた。

 

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