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【全空連】香川敗退の波乱の中、荒賀が3年ぶりの優勝

2014/12/08(月)UP

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荒賀龍太郎の足技が冴える。団体戦決勝では上段回し蹴りで一本を奪った

全日本空手道連盟主催
「内閣総理大臣杯 第42回全日本空手道選手権大会」
2014年12月7日(日)東京・日本武道館

近藤の後ろ回し蹴りが香川の顔面を捉え大逆転の一本!

 準々決勝、昨年優勝の香川幸允(かがわ・ひでよし)が突きでポイントを重ね、2-0で勝負がつくと思われた試合終了10秒間際、香川の頭部に近藤大地の後ろ回し蹴りが決まり、一本! ここで3ポイントの大逆転劇。

 残り10秒、急いで取り返そうと香川はあらゆる技を連打するも上段突きをうまく合わせられ、ここでも1ポイント近藤に挙がる。結果4-2で近藤が香川を破る大金星を挙げた。

 このルールは顔面や腹部への突き蹴りによる寸止め(当たった場合、衝撃度の高さにより注意)で正確に先に入れた方にポイントが入る。掴んでから瞬時に足払いや投げで相手を倒し下段突きを決めてもポイント。

 上段や中段の突きは1ポイント(有効)、中段への蹴りは2ポイント(技あり)、上段への蹴りは3ポイント(一本)、投げからの下段突きは3ポイント(一本)。試合時間が終了した時点で1ポイントでも高い方の勝ちとなるが、8ポイント差がつくと試合時間内でも試合終了となる。

近藤を投げ下段突きを決める荒賀

▼男子組手個人戦 決勝
○荒賀龍太郎(あらが・りゅうたろう/京都府)
ポイント4-0 
●近藤大地(こんどう・だいち/兵庫県)

 4年連続で決勝へ進出した荒賀は、準々決勝で香川を破って初の決勝に駒を進めた近藤と対戦。

 試合開始当初、間合いを計りお互い見合う展開だったが、1分半過ぎ荒賀が左の突きで間合いを詰め、掴んで投げ倒してからの腹部へ突きを決めまずは一本(3ポイント)を先制。

近藤はサソリ蹴りを出すもポイントに至らず

 近藤も後ろ回し蹴り、上段回し蹴りと連続して出すが荒賀はかわす。中盤にも荒賀の中段突きが決まり1ポイント。近藤も突きやサソリ蹴りで対抗するが、荒賀にわずかなところでかわされポイントに至らず、4-0で荒賀が3年ぶり3回目の優勝を果たした。

 優勝後の荒賀は「先月の世界大会では準優勝で悔しい思いをしたので、この大会こそはと頑張った。次の世界大会は必ず優勝します」と宣言した。

上段突きを決める染谷(右)

▼女子組手個人戦 決勝
○染谷香予(そめや・かよ/前年度優勝)
ポイント 2-2 判定5-0 
※ポイント引き分けのため5人の審判による判定決着
●植草 歩(うえくさ・あゆみ/学生連盟)

 二連覇がかかる染谷に、世界大学選手権-68kg級優勝の植草歩が挑む。植草は準々決勝で、染谷の妹で先月の世界大会ー61kg級3位になった染谷真有美を判定で下している。

 試合開始早々、植草の上段突きの4連打、染谷もカウンターの突きで返すが突きが浅くポイントに至らず。1分過ぎ、染谷の上段突きが決まりポイント1。試合再開後、植草が横蹴りから間合いを詰めてきたところに、染谷が放った上段蹴りが植草の頭部に触れるも場外でポイントにならず。

突きの連打でポイントを奪い返した植草

 試合再開後すぐに植草が上段突きの連打を放ちここで植草にポイント1でイーブン。残り1分、お互いポイントを取ろうと突きや投げの攻め合いになるがポイントに至らず、3分が経過。

 ポイントは引き分けのため5人の審判による判定5-0で染谷が2連覇を飾った。

 接戦を制した染谷は「先月の世界大会で二連覇を目標にやってきたんですが、結果が出せなかった。でも諦めないでやってきたことが今回の勝利につながったんだと思います」と感涙しながらコメントした。

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